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更新日:2024年11月5日
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8月10日「健康ハートの日」にちなんで、神奈川県庁本庁舎をライトアップしています。
心臓病は、本県の死亡原因の第2位 13,107人(14.6%)となっています。(令和3年「人口動態統計」による。)
また、全国の心臓病患者(約306万人)のうち約19%が20~64歳で、生活習慣に原因があるケースも多くみられ、高齢者だけでなく、若者や働き盛りの壮年層にとっても無視できない病気です。
日本心臓財団では、国民の予防意識の向上が不可欠であると考え、8月10日を「健康ハートの日」と定め、日本循環器協会、日本循環器学会、日本AED財団と協同して、8月10日を「健康ハートの日」として心臓病の予防啓発活動をを行っています。
本県においても生活習慣の改善による心臓病の予防と心臓病に関する理解を高めることを目的として、毎年、県庁本庁舎を「健康ハートの日」にシンボルカラーである赤にライトアップしています。
令和6年8月10日(土曜日) 18時30分~20時30分
神奈川県庁本庁舎
今年の「健康ハートの日」のテーマは「心は脚と結ばれています。脚は第2の心臓、歩いてますか?」です。
脚力、特にふくらはぎの筋力には、静脈を刺激することで血液を心臓へ送り返すポンプとしての役割があります。この「第2の心臓」を鍛える方法として歩くことが大切となります。また歩くことは心臓をはじめとする身体の健康維持にも有用です。
スニーカーを履いて軽やかに踏み出す一歩が、心臓へのやさしさにつながるのです。
心臓病とは、心臓に生じる病気のことです。心臓病自体は1つの病名ではなく、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)・心不全・不整脈・弁膜症など「心臓の病気の総称」として用いられます。
心疾患を原因として死亡する人は、がんに次いで2番目に多いです。
心臓の血管が狭くなったり(狭心症)、血管が詰まったり(心筋梗塞)することで心臓から十分な血液を送り出せなくなる、または完全に途絶えてしまう病気です。
※コレステロールが堆積することで血管内にできるコブをプラークといいます。
虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症など)で最も特徴的なのは、脂汗が出るほどの激しい痛みです。症状が30分以上続くので、しばしば恐怖感や不安感を伴います。痛む場所は、主に胸の中央部から胸全体にかけてですが、左胸から顎のあたり、左肩から左腕にかけて広がる場合もあります。このため、心臓からくる痛みと思わず、胃痛や歯痛などと勘違いする人もいます。
狭心症の主な症状 | 心筋梗塞の主な症状 |
・締め付けるような胸の痛み(数分から15分程度) | ・強烈な胸の痛み |
・腕・肩・歯・みぞおちの痛み(心臓以外の痛み) | ・動悸、息切れ、冷や汗 |
・痛みが30分以上長時間続く |
原因は心臓の病気によって大きく異なります。
例えば、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症など)では、高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満などの生活習慣病や喫煙習慣などによって生じる動脈硬化が原因とされています。また、ストレスや疲れ、睡眠不足なども発症の引き金になるともされています。
「一無」 ・無煙、禁煙のすすめ
「二少」 ・小食、食事は腹八分目に
・小酒、アルコールは少量をたしなみ、ほどほどに
「三多」 ・多動、今より10分多く体を動かそう
・多休、しっかり休養~こころとからだのリフレッシュ
・多接、多くの人、事、物に接してイキイキした生活を
脳と心臓のことででお困りの方へ
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課です。