更新日:2023年6月12日
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神奈川県がん対策推進計画についてご紹介しています。
がんは生涯のうちに2人に1人がかかると推計されており、本県においてもがんは昭和53年に死因の第1位となってから、死亡者数の増加が続き、総死亡者数の約3人に1人が、がんで亡くなっています。
県では、平成17年3月の「がんへの挑戦・10か年戦略」策定、平成20年3月の「神奈川県がん克服条例」制定(議員提案)、平成25年3月の「神奈川県がん対策推進計画」の策定と、がんを取り巻く状況の変化に対応しながら、様々な施策を推進してきました。
今般、平成29年10月に国が新たな「がん対策推進基本計画」を策定したほか、高齢化の進行やがん医療の進歩等による生存率の向上などにより「がんとの共生」が新たな課題としてクローズアップされるなど、がんを取り巻く状況が変化していることを踏まえ、「がんを知り、がんと向き合い、がんの克服を目指す神奈川づくり」という新たな基本理念、基本方針を掲げた「神奈川県がん対策推進計画」を策定し、がん対策をより幅広く進めていくこととしました。
なお、平成29年度までの計画の基本理念である「がんにならない・負けない いのち輝く神奈川づくり」については、新たな計画の3つの柱(がんの未病改善、がん医療の提供、がんとの共生)に引き継いでいきます。
神奈川県がん対策推進審議会において、毎年進捗状況を報告し、評価を受け、計画の進行管理と課題の把握により施策推進に取り組んでいます。
神奈川県におけるがん対策をより効果的に推進するため、「神奈川県がん対策推進審議会」を設置しています。要綱や開催概要等については、以下のページをご覧ください。
(過去の協議会について)
平成17年3月に策定された「がんへの挑戦・10か年戦略」を県民運動として推進するための組織として、同年6月に発足しました。
平成25年3月に「神奈川県がん対策推進計画」が新たに策定されたことを受け、平成25年度からは、本計画を推進するための組織として運営しています。
地域団体、企業関係団体、学校関係団体、保健医療団体及び行政機関等41団体が参加しており、相互の連携を図りながら、がん予防のための普及啓発に取り組んでいます。要綱や構成団体については、以下のページをご覧ください。
「平成29年度大学発・政策提案制度」公開コンペにおいて、横浜市立大学から提案のあった「神奈川県の若年者におけるヘリコバクターピロリ感染症対策のモデル事業」が採択されました。
公開コンペ審査会では「ピロリ菌の除菌だけでは、県との協働には馴染まないが、ピロリ菌感染に対する啓発という部分にも力点を置くのであれば、協働事業として行うことは可能」との意見もあり、県では、「神奈川県がん対策推進計画」(平成30年度~平成35年度)に基づき、「胃がんとピロリ菌に関する理解促進」を進めていきます。 ⇒詳細はこちらへ
平成29年度までの計画である「神奈川県がん対策推進計画」の内容についてご案内します。
計画の進行管理として、神奈川県がん対策推進協議会において行った協議の結果です。
平成24年度までの計画である「がんへの挑戦・10か年戦略」の内容についてご案内します。
平成30年3月に閣議決定された、国の「がん対策推進計画」の概要については、以下のページをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課です。