更新日:2026年8月10日
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神奈川DWATでは、平時から多くの訓練の機会を設けて、県内外で発災した時に速やかに動けるよう、チーム員登録者の支援スキル向上、体制の強化に努めています。これまでの神奈川DWATの研修・訓練実施についてご紹介します。


平時においても、災害時においても、保健・医療・福祉分野で連携した支援が求められています。また福祉分野は、高齢・障害・児童等支援の対象は様々であり、それぞれの専門性を活かしながら、包括的な支援を行う必要があります。そこで、様々な分野の施設・実際の支援、避難訓練・BCPの策定等の災害対策の取組について学び、平時からの理解を深めるとともに、大規模災害時に効果的に連携した福祉支援を実施することを目的とし、かながわ災害福祉広域支援ネットワーク主催の施設見学・研修会を初めて開催しました。
第1回の見学・研修会では、神奈川DWATチーム員で、神奈川県理学療法士会災害対策部に所属する社会医療法人社団三思会管理部法人災害対策BCP担当課長の中橋真弓氏を講師として、東名厚木病院で実施しました。まず病棟の中を見学した後、屋外に設置されている「非常用発電機」「井戸を活用した給水システム」「止水板」といった、病院における災害対策の設備を見学させていただきました。そして三思会記念ホールにて「災害医療」の考え方、同法人及び法人内の病院・社会福祉施設の災害対策の取組についてお話をお伺いしました。
当日は、かながわ災害福祉広域支援ネットワーク構成団体の社会福祉施設で勤務する職員や、神奈川DWATチーム員登録者、県厚木保健福祉事務所・厚木市職員など約30名が参加し、参加者全員の自己紹介や情報交換も行いました。互いの顔の見える関係を築くとともに、それぞれ自分自身の所属、業務における災害対策に活かせる内容となりました。




令和6年10月に実施した神奈川DWAT能登半島地震派遣報告会で、現地で活動を行ったチーム員から「平時のうちに発災を想定したロールプレイ訓練を実施した方が良い」との声があったことをきっかけに、令和7年12月神奈川DWAT事務局主催によるロールプレイ訓練を初めて実施しました。
今回は、神奈川DWAT事務局が主催し、埼玉県・千葉県・東京都・山梨県・静岡県の災害福祉支援ネットワーク事務局・DWATチーム員登録者も参加した合同のロールプレイ訓練を、神奈川県社会福祉センターを会場として開催しました。
まず初めに全体でオリエンテーション、ラジオ体操を行ったあと、大規模地震発生1週間後の一般避難所に初めて訪問したという想定で、各都県のDWATチーム員登録者が高齢者・障がい者・乳幼児親子などの被災者役に対して、アセスメント(聞き取りによる心身の状態の把握)の訓練を行いました。ロールプレイ後には、参加者間で振り返りを行い、実災害時にDWATがどんな対応をすべきか、みんなで一緒に考える訓練になりました。
今回、厚生労働省職員、全国社会福祉協議会災害福祉支援ネットワーク中央センター職員、静岡DWATアドバイザーを務める神奈川県立保健福祉大学鈴木俊文教授らの学識者や、県庁の防災・災害医療部署の職員なども訓練を見学し、訓練参加者と見学者を合わせて約110名となりました。自治体を越えて「顔の見える関係性」を構築するとともに、様々な方に神奈川DWATの取組を知っていただく機会にもなりました。

横浜市金沢区自助連絡協議会主催「自助カナ区民総会みんなのひなん」にて、神奈川DWATのブース出展を行いました。災害時における対応や、災害に備えた平時の行動等、ブースを訪れた方の相談事項に対し、神奈川DWATチーム員がアドバイスを行いました。そのほか神奈川DWATの普及啓発、児童向けには、DWATについてのクイズ・グッズ配布を実施しました。
出展されている企業・団体の皆さまの取組をお伺いするなど、災害への備えに関する情報・意見交換も実施しました。


茅ヶ崎市・寒川町と福祉避難所の協定を結んでいる県立茅ケ崎支援学校の福祉避難所機材組立訓練を見学しました。
まず福祉避難所開設までの流れや、防災物品の保管場所と品目の確認を動画及び校内見学で行った後、実際に避難所設営に必要な機材(ベッド、トイレ、パーテーション、テント)の組立を行いました。ベッドの使用感を実際に体験して学ぶこともできました。

神奈川DWATチーム員候補者が、災害発生時にDWATとして避難所等に派遣され、活動するのに必要な知識等を学ぶことを目的とした神奈川DWAT登録研修をオンラインで実施し、約100名の神奈川DWATチーム員候補者が参加しました。
講師として神奈川DWAT先遣隊及びリーダー候補者を招き、DWATの基本事項や、能登半島地震での被災地支援活動、平時の活動についてお伝えしたほか、避難所における福祉ニーズについて参加者それぞれに考えてもらう演習を実施しました。


平塚市主催の災害時の要配慮者への支援訓練に、参加しました。
午前の部は、市の福祉避難所となる学校・施設の教職員が参加した福祉避難所の設営・開設訓練で間仕切りテントや段ボールベッドを組立て、レイアウト図のとおりに避難所を開設し、福祉避難所への避難者の受付、各テントへの案内の流れを確認しました。また、停電時を想定した電気自動車からの給電のデモンストレーションも見学しました。
午後の部では、一般避難所を想定して、発災後の「フェーズ」ごとの流れの確認を行いました。発災半日後の「フェーズ」では、全体状況の把握や災害医療の基本原則でもある「CSCA」の確立が大切であることを確認しました。次に発災から2~3日後の「フェーズ」として、平塚市保健師が被災者役に聞き取りを行い、被災者健康相談票の記録作成、保健福祉的トリアージの判定を行いました。最後に、発災から3~5日後の「フェーズ」として、DWATが平塚市保健活動班本部に到着、市本部から各避難所にDWATが巡回する旨を無線で連絡、DWATが一般避難所に到着して避難所運営者から引継ぎを受けるという支援に入るまでの流れを確認しました。その後、保健師より記録や対面で引継ぎを受けてから、DWATが被災者役に聞き取りを行いました。
今回の訓練を通じて、発災時には「フェーズ」を意識すること、被災者の負担を少しでも減らすために、市職員や避難所運営者、各支援チームでの連携をすることが重要であることを参加者間で確認することができました。
| 研修・訓練名 | 日程 | 受講対象者 |
| かながわ災害福祉広域支援ネットワーク 第1回施設見学・研修会(東名厚木病院) | 6月2日(火曜日) | かながわ災害福祉広域支援ネットワーク構成団体会員、神奈川DWATチーム員登録者 |
| 近隣都県DWAT合同ロールプレイ訓練 | 6月24日(水曜日) | 神奈川DWATチーム員登録者 近隣都県DWATチーム員登録者 |
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神奈川DWAT実動訓練(横浜市金沢区自助連絡協議会主催自助カナ区民総会みんなのひなん) |
7月4日 (土曜日) |
神奈川DWATチーム員登録者 |
| 令和8年度県立茅ケ崎支援学校福祉避難所機材組立訓練 |
7月16日 (木曜日) |
神奈川DWATチーム員登録者 |
| 神奈川DWAT登録研修 | 7月29日(水曜日) | 神奈川DWATチーム員候補者 |
| 神奈川DWAT実動訓練(平塚市福祉避難所設営・開設・運営訓練) | 8月7日(金曜日) | 神奈川DWATチーム員登録者 |
| 神奈川DWAT情報伝達訓練(予定) | 8月中旬 | 神奈川DWATチーム員登録者、協力法人等 |
| 神奈川DWAT実動訓練(ビッグレスキューかながわ)(予定) |
9月1日 |
神奈川DWATチーム員登録者 |
| 神奈川DWATステップアップ研修(予定) | 秋頃 | 神奈川DWATチーム員登録者 |
| かながわ災害福祉広域支援ネットワーク公開講座(予定) | 冬頃 | 災害時の福祉支援に関心のある方、福祉施設・事業所の職員 |
| 神奈川DWATロールプレイ訓練(予定) | 冬頃 | 神奈川DWATチーム員登録者 |
| 神奈川DWATスキルアップ研修(予定) | 冬頃 | 神奈川DWATチーム員登録者 |
| 神奈川DWAT本部訓練(予定) | 調整中 | 神奈川県職員、神奈川県社会福祉協議会職員、神奈川DWAT先遣隊・チームリーダー候補者 |
注釈 研修・訓練は日程が決まり次第、更新します。研修・訓練終了後は実施結果を県ホームページでお知らせします。その他、神奈川DWATチーム員登録者が、市町村や職能団体等が実施する研修や勉強会等に講師やファシリテーターなどとして招かれています。
これまでの研修・訓練の実施結果は令和2年度~令和7年度までの研修・訓練についてのページをご覧ください。
災害福祉グループ
電話:045-210-1111(代表)
内線:4809
ファクシミリ:045-210-8874
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