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初期公開日:2025年3月28日更新日:2025年3月28日
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緊急輸送道路,道路啓開
緊急輸送道路とは、地震等の大規模災害発生直後から救助活動人員や物資等の緊急輸送を円滑かつ確実に行うための道路であり、神奈川県内の緊急輸送道路は、国や政令市、高速道路会社など、県内の各道路管理者等で組織する神奈川県緊急輸送道路ネットワーク協議会で指定しています。
詳しくは、神奈川県の緊急輸送道路のページへ(別ページへリンク)
協議会を組織する各道路管理者では、大地震に備え、緊急輸送道路上の橋りょうの耐震補強や斜面の土砂崩落対策などを進めています。
協議会では、災害発生時に、各道路管理者がそれぞれ管理する緊急輸送道路の被害状況などをいち早くとりまとめ、どの道路を優先して、通行できるようにする(道路啓開※する)かを調整し実行する仕組み、いわゆる神奈川版の「道路啓開計画」を、緊急輸送道路管理マニュアルとして平成11年3月に策定しています。
こうしたなか、令和6年1月に能登半島地震が発生し、多くの道路が寸断したことを踏まえ、神奈川県内で大地震で災害が発生したときに、より迅速に道路啓開を行い、緊急輸送道路のネットワーク機能を確保できるよう、優先して啓開する道路を事前に選定しておくなど、マニュアルの内容を充実する改定を行いました。
(出典:国土交通省資料より)
神奈川県緊急輸送道路管理マニュアル(改定概要)(PDF:2,372KB)
神奈川県緊急輸送道路管理マニュアル(全文)(PDF:4,011KB)
「道路啓開」とは、緊急車両の通行のため、がれき処理を行い、簡易な段差修正等により、救命・救援ルートを確保することです。
大規模災害発生時においては、応急復旧を実施する前に人命救助を最優先とした救命・救援ルートを確保するための道路啓開が重要となります。
(出典:国土交通省ホームぺージより)