更新日:2024年3月14日

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大学連携事業|平成30年度 採択事業・提案概要一覧

大学連携事業において、平成30年度に採択した事業を紹介します。

平成30年度 採択事業・提案概要一覧

平成30年度は、「未病を改善する」取組みをテーマに事業を募集し、
審査の結果、4件の事業を採択しました

小田原短期大学

中高年層の未病改善を目的とした食育プログラムの開発と実践 ~好ましい食習慣の定着を促す食育教材の開発とその使用~

小田原短大1

未病改善を学べる教材を開発し、健康イベントにおいて好ましい食習慣の定着を促す食育を展開する。

小田原短期大学 事業レポート

小田原短大2

参加者が楽しみながら未病の改善に取り組めるよう「食育スゴロク」を開発。
8月26日にイトーヨーカドー小田原店の「ハッピーライフフェア」に参加し、スゴロクを活用した食育活動を実施しました。

小田原短大3

8月の実施結果を踏まえ改善点を盛り込んだ「食育スゴロク」を、再び2月17日の「ハッピーライフフェア」で披露しました。
ご参加いただいた方の9割以上に「新しい発見や経験があった」と感じていただくことができ、参加者の「学び」につながったことを実感しました。

小田原短大4

今後も大学祭はもちろん、子どもイベントや健康イベントなどで「食育スゴロク」を活用し、好ましい食習慣の定着を促す食育の展開を目指していきます。

記載の情報はすべて取材当時(平成30年)のものです。

東海大学 健康学部

健康を学ぶ学生が提案するME-BYO改善のための科学的根拠に基づく食の提案プロジェクト

東海大健康1

ME-BYO改善のために県産品を利用した科学的根拠に基づく献立開発を行う。また住民を対象にした食育イベントを開催する。

東海大学健康学部 事業レポート

東海大健康2

本プロジェクトの推進にあたり、「ビオトピア」視察や栄養に関する勉強会を開催。また県産品調査のために小田原百貨店や小田原漁港の見学を行いました。その結果、開発する献立は鯵をメインに使う事にしました。
その後、4日間にわたる献立の実食試験に学生が参加し、トッピングする野菜は「蒸し野菜」が有効であるという結果と、食育の「まごわやさしい」(注釈)食品も取り入れて試作品を完成させました。

(注釈)「まごわやさしい」 栄養のバランスが良くなると言われている食材の頭文字
  • 「ま」…大豆・大豆製品
  • 「ご」…ごまなどの種実類
  • 「わ」…わかめなどの海藻類
  • 「や」…野菜
  • 「さ」…魚などの魚介類
  • 「し」…しいたけなどのきのこ類
  • 「い」…いも類

 

東海大健康3

2月25日に小田原百貨店大雄山店で行った食育イベントでは、試作を重ねた献立の試食販売を行い、作製した弁当「鯵のロコモコ丼」を完売しました。
さらにイベント当日には開発献立の紹介や体組成測定、貧血チェック、栄養アドバイスを行い、低栄養を予防するための食の重要性など「食でME-BYO改善」をアピールできました。

東海大健康4

塩分控え目ですが、調理方法や食感を工夫して満足感を高める献立に仕上げたことにより、試食販売で得られたアンケートでは8割の方から「美味しい」との回答をいただきました。
今後も、このような献立の開発・販売を目指し、大学と小田原百貨店とのコラボレーションを進めていく予定です。

記載の情報はすべて取材当時(平成30年)のものです。

東京農業大学

発酵を活かした地域住民のやりがいづくりによる未病改善プロジェクト

東京農大1

「発酵」を暮らしに取り入れることによる未病改善について講座を実施した後地域住民が主体となり発酵特産物の開発を行う。

東京農業大学 事業レポート

東京農大2

地域住民に「発酵」を日々の暮らしに取り入れることを楽しく、また専門的に学べる講座を実施。講座で得た知識を基に、地域住民が主体となって発酵特産物の開発や発酵を活かした体験プログラムの開発を行いました。

東京農大3

1月19日に開発した発酵特産物や発酵体験プログラム活用したモニターツアーを実施。地域住民が主体となって、ツアー参加者に発酵の美味しさや効果を伝え、日々の暮らしに取り入れてもらうことを目指した「おもてなし」を行いました。

東京農大4

モニターツアー参加者には発酵特産物、発酵体験プログラムとも大変好評で、主体となった地域住民のやりがいにもつながりました。今後もイベント開催期間を中心に、瀬戸屋敷で発酵特産物、発酵体験プログラムの提供をしていく予定です。

記載の情報はすべて取材当時(平成30年)のものです。

東海大学 観光学部

農村体験および地産食体験を通した社会参加による未病改善事業

東海大観光1

大井町相和地区の「相和もりあげ協議会」に参加し、地区の活動と里山としての魅力を発信し、住む人も訪れる人も未病改善が図られる取り組みにつなげる。

東海大学観光学部 事業レポート

東海大観光2

9月と10月の2回にわたり、フィールドワークを実施。大井町の担当者や地区活動リーダーと意見交換を行いました。また収穫体験・制作体験や農村民泊を実体験し、教育旅行・研修旅行の受入れに適した体験作りを検討しました。

東海大観光3

フィールドワークでの実体験などを総括して、11月2日、3日の学園祭「建学祭」で発表。みかん石鹸作りの実演や、地元食材を利用した豚汁の提供などで延べ535人を動員し、大井町相和地区の体験観光イメージの拡散に寄与しました。

東海大観光4

事業の総括として、相和地区の食材を使った食の提案や同地区の里山での活動を織り込んだ6つの農村体験プランを提案しました。日帰り体験を手始めに、地域外からの体験希望者を受け入れる経験値を増やし、運営オペレーションの整備を進める必要性を共有しました。

記載の情報はすべて取材当時(平成30年)のものです。

 

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