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更新日:2024年3月14日
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大学連携事業において、平成28年度に採択した事業を紹介します。
平成28年度は、「未病を改善する」取組をテーマに事業を募集し、
審査の結果、3件の事業を採択しました。
未病の認知度の向上のため、「未病いやしの里の駅」で、食・運動・癒しなどを学生が体験し、その模様を映像化。
SNS等で動画を発信する。
東海大学観光学部の岩橋教授のゼミを訪ねると、そこではゼミの学生たちが「食」・「運動」・「癒し(温泉)」の3グループに分かれ、熱い議論をかわしていました。
どこの「未病いやしの里の駅」に取材に行くか?
そこでどんな撮影をするか?
どうすれば魅力を伝えられるか?等々、グループ毎にミーティング中・・・。
「癒し(温泉)」グループの学生の皆さん。取材に行く<湯の駅>が決まった模様。撮影の許可も無事取れて、皆でハイタッチ。
「運動」グループの皆さんは、動物とのふれあいながらの運動をテーマに。
「食」グループでは、県西地域の食材を使ってクッキング動画を撮ろうと計画。
東海大学の学生たちによる県西地域の情報発信動画はかなチャンTV(別ウィンドウで開きます)で見られます。
興味のある方はぜひチェックしてください!
記載の情報はすべて取材当時(平成28年)のものです。
食生活がおろそかになりがちな子育て中の働き盛りの家庭を対象に、簡単で栄養価の高い料理の調理体験やレシピの冊子化等を行う。
“私たちが目指しているのは、「保育」と「食育」を通じて、病気になりにくいカラダづくりをサポートすること。”
そう語ったのは小田原短期大学の稲葉教授。
まさに「未病」の概念に即した考え方です。
小田原短期大学校舎。地域に密着し、小田原の子育て環境を長年にわたり見つめ続けています。
食物栄養学科・保育学科、学科間の交流も深く、「食」と「保育」両方に精通した人材を多く輩出。
学生たちによる子育て支援活動はもちろん・・・
地域の親子を招き、「カンタンにつくれて健康にいい」、子どもたちもよろこぶメニューの調理実習など、地域に密着して積極的に活動中。
手軽につくれて栄養面に優れたタコライス。子どもたちも大よろこびだったそう。
教員とゼミ生による、地域の「子育て支援活動」のさらなる充実を図っていくとのこと。
手軽な健康レシピと食育アドバイスをまとめた冊子も制作予定だそうです。
記載の情報はすべて取材当時(平成28年)のものです。
各種柑橘類から抽出した、高齢者特有疾患への効果が期待される有効成分の機能性を実証する。
横浜薬科大学では、県西地域の特産品である「湘南ゴールド」に含まれる有効成分を研究中。
成熟前の果皮に多く含まれる「レビレチン」という成分が、「認知症」をはじめとして、炎症を抑制するなど多機能な効能を有することを改めて発見したとのこと。
大学内での皮むき作業中の様子。
研究素材となる湘南ゴールドの皮。
“まずは柑橘類の研究を皮切りに、高齢者の方々の「食」の改善や介護職の見直しなど、研究を通じて幅広いヒントを提供し、未病改善をサポートしていきたい。”ということでした。
横浜薬科大学の今後の研究にも期待大です。
記載の情報はすべて取材当時(平成28年)のものです。
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