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更新日:2025年5月1日
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神奈川県の取り組みを紹介します。
神奈川県は、これまで、急傾斜地のソフト対策として、危険ながけ地などを土砂災害警戒区域に指定し、ホームページなどで周知を図ってきました。
また、大雨により危険が高まった際は、気象台と共同で土砂災害警戒情報を発表するとともに、適切な避難を促すため、緊急速報メールを配信しています。
一方で、雨天時でなくてもがけ崩れは発生することがあるため、普段から住民の方々に、がけ地の危険性を十分に認識していただくことや、がけ地の管理者の方々に、適切な管理をしていただくことが重要です。
そこで県は、3次元点群データを使って、がけ地などの危険性を視覚的に認識できるよう、土砂災害警戒区域図を3Dマップ化し、4月1日から県ホームページにアップしました。
これまで県は平面図に区域を色分けして示した土砂災害警戒区域図を公開してきました。黄色は土砂災害のおそれのある区域で、赤色は建物にも損害が生じるおそれのある区域です。
この区域図を3Dマップ化すると、住宅付近のがけの高さなどをさまざまなアングルから自由に見ることができ、より視認しやすくなります。また、携帯端末からの閲覧も可能なので、今いる場所の危険性がより分かりやすくなります。
今後は、3Dマップを活用しながら、不動産関連団体を対象に、がけ地の危険性や管理上の留意点などの説明会を開催していきます。また、こうした団体を通じてがけ地の管理者に適切な管理を促すとともに、この3Dマップを広く県民の皆さまに周知し、土砂災害による人的被害の防止につなげていきます。
神奈川県土砂災害情報ポータル
https://dosyasaigai.pref.kanagawa.jp/website/kanagawa/gis/index.html
※ 3次元点群データとは…緯度・経度・高さの位置情報を持つ点の群れ
このページの所管所属は文化スポーツ観光局 国際課です。