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更新日:2023年10月31日
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神奈川県の友好交流先である韓国・京畿道を身近に感じていただくため、平成23(2011)年度京畿道派遣中の職員(篠崎健一)から、京畿道の取組み、魅力的な観光情報等の現地レポートを順次紹介してまいります。
今回は京畿道内の主な観光地について、お伝えします。
まずは、前回もご紹介しました世界文化遺産の「水原華城」です。ソウルに宿泊されている方はツアーバスなどでいらっしゃるか、地下鉄や国鉄を使って水原駅まで来てから、バスやタクシーで八達門(南側の門)へ行き、そこから徒歩で見学される方が多いようです。
水原華城の外周は全長約5キロあり、高低差もかなりあるため、一周歩くには3時間程度かかります。
そこで、体力に自信がない方、時間がない方には、華城列車がお勧めです(雨天運休)。列車に乗って解説(日本語あり)を聞きながら、八達山、華西門、長安門、華虹門、錬武台を約30分で見ることができます。
ただ、ここで注意です!
10時から17時過ぎまでの間、1時間に2本程度運行されていますが、土日、祝祭日はかなり込むので、1時間以上前にチケットを買わなければ、満席で乗れないこともあります。
最終地の錬武台では、「国弓の射的」を体験されてはいかがでしょうか。私も体験してみましたが、実際やってみると、見た目以上に難しいです。(写真は私ではありません)
自分のペースで気ままに観光するほかには、水原駅から出ている半日のバスシティツアーに参加して、見学される方もいます。(一人11,000ウォン)
京畿道には、水原華城のほかに代表的な観光地として、「韓国民俗村」があります。
「韓国民俗村」は龍仁(ヨンイン)市にあり、ソウルからバスやタクシーで約1時間、水原駅からは40分程度で行くことができます。ここでは、朝鮮時代後期の民家や役所、漢方薬屋などが再現され、昔の生活様式を垣間見ることができます。こうした家屋などを見学できるほか、定期的に農楽や綱渡り、馬上武芸などの公演(雨天中止)が行われ、韓国文化を楽しみながら知ることもできます。
海外からの観光客も多く訪れますが、家族連れや子どもたちの学習の場としても利用されているようです。韓国時代劇ドラマのロケ地としても有名です。
また、同市にある「エバーランド」は、韓国の代表的なテーマパークです。
ここは、遊園地あり、サファリパークあり、ウォーターパークの「カリビアンベイ」ありで、日本のディズニーリゾートを凌ぐほどの大きなテーマパークです。
このほかにも、歴史的な観光地として、水原市の隣の華城市には「隆陵・健陵」(※1)が、麗州郡には「世宗大王陵」(※2)などがあり、日本語による解説もしてもらえます。
ソウルから近く、日帰りできる観光地なので、ぜひ一度お越しになって、韓国の歴史、文化に触れてみてください。
なお、京畿道庁の日本語版ホームページの観光情報はこちらをご覧ください。
(http://japanese.gg.go.kr/renewal/tourism/attractions/historic.htm)
※1 隆陵は水原華城を築城した正祖大王の実父とその妃の合葬陵・健陵は正祖大王と妃の合葬陵
※2 ハングルを作った世宗大王と王妃の合葬陵
国際交流・協力グループ
電話 045-210-3755
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