初期公開日:2024年8月14日更新日:2024年8月14日
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神奈川県民の皆さんへの南海トラフ地震臨時情報及び台風第7号に関する神奈川県知事からのメッセージ
神奈川県民の皆さん、神奈川県知事の黒岩祐治です。
8月8日、日向灘を震源に発生した地震を受け、国は、大規模地震の発生が平常時と比べて相対的に高まったと判断し、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
これを受け、私から県民の皆さんに、地震発生から1週間を基本に、日ごろからの地震への備えについて、再点検をお願いしました。
8日の地震の発生から、8月15日の17時で1週間が経過します。国は、現時点で、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていないとしています。
このまま推移すれば、地震の発生に注意する期間は、8月15日の17時をもって終了となりますが、それ以降も大規模地震の発生の可能性がなくなるわけではありません。
本県は、南海トラフ地震だけでなく、相模トラフを震源とする地震や、首都直下地震の発生も懸念されていますので、いつ起きてもおかしくない地震への対策は大変重要です。
県民の皆さんには、改めて、家具の固定や、水、食糧、携帯トイレなどの備蓄状況、非常時の持ち出し品、地震発生後の家族との連絡方法など、地震への備えの確認をお願いしたいと思います。
また、警戒が必要な災害は地震だけではありません。これから秋にかけて、台風シーズンがピークになります。今週末には、台風7号が本県をはじめ関東地方に接近することが予想されています。
県民の皆さんには、市町村が公表しているハザードマップを参考に、自宅や事業所、学校などの周辺で、地震による津波、台風に伴う豪雨による洪水や土砂災害の危険がどの程度あるのか、危険が迫った時の避難場所や避難ルートなどを確認してください。
地震や台風など、災害の危険が高まった場合には、気象情報や自治体が出す避難指示など、正しい情報に基づき、適切かつ迅速に避難行動をとっていただくようお願いします。
このページの所管所属はくらし安全防災局 防災部危機管理防災課です。