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更新日:2021年6月24日

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あなたも里親になりませんか

里親へのインタビュー

みまもる目。さしだす手。                                あなたを必要している子どもがいます。ご存じですか、里親制度。

 親に代わって子どもを育てる家庭のことを、児童福祉法で「里親」と呼びます。里親制度とは親の病気や離婚、虐待などさまざまな事情により家庭で生活できなくなった子どものためにあたたかい愛情と理解をもって育てていただき、子どもの福祉を保障しようとする制度です。子育てを通じてできる社会貢献「里親」を考えてみませんか。

里親の西川さんへのインタビュー

里親に登録しようと思ったきっかけは何ですか。

 子どもに恵まれず、不妊治療をしたが、結果はでませんでした。妻が何とか子どもが欲しいとの思いで、インターネットで里親制度のことを知り、厚木児童相談所に連絡し、話を聞いたのがきっかけです。

現在の家族構成を教えてください。

 現在の家族構成 里父:西川博之、里母:西川和美、長男(養子縁組):西川剛志、里子:Aちゃん、一時委託:B君です。

里親になって、印象に残っている出来事はどんなことですか。

 はじめて子どもの委託を受け、足で蹴って乗る車のおもちゃを買ったとき、その車から落ちてけがをさせてしまいました。病院に急行し、検査をした結果、異常が無く擦り傷ですんで安心しました。

里親の魅力はどんなところにありますか。

 里親になれば子どもを育てられるご縁をいただけます。とても大変なことではありますが、学ぶことがたくさんあります。それが自分の人格を高めることになるのだと思います。私たち夫婦のように子どもに恵まれずに悩んでいる方々には特に「里親になりませんか」とお願いしたいです。あなたの愛情を持つ子どもたちがたくさんいます。

nisikawa

(内容は平成26年取材当時のもの)

 里親Q&A

養育費は出ますか?

 養育費として、生活費、学校教育費、進学支度費、医療費、里親手当などが公費で支給されます。

夏休みなどの期間中だけでもできるのですか?

 週末や夏休みなどの短期間、児童養護施設などの子どもを一時的に家庭生活を体験させる自治体の制度があります。

 

 里親制度に関心を持っていただいた皆さまへ

企業・団体の皆さま

 県では、広く県民に里親制度を普及啓発し、里親家庭への理解を深めていただくことが、里親養育をしやすい・里親子が暮らしやすい地域づくりにつながると考え、里親制度の普及推進にご協力いただける企業・団体を募集しています。

  • ホームページ、SNS、発行物等の広報媒体を活用した、一般向けの普及啓発(県ホームページへのリンク掲載など)
  • 社内報や社内イントラ等、社員・職員向け周知媒体での里親制度の紹介 

 などにご協力いただける場合は、県子ども家庭課へご連絡ください。

県民の皆さま

 様々な事情により家庭で暮らせなくなった子どもたちが、大人との安定した関係の中で、できるだけ家庭に近い環境で養育されることは、その成長にとってとても大切です。
 しかしながら、神奈川県における里親数は十分とは言えず、里親として活動いただける方を募集しています。

  • 「子どもの福祉のために何かしたい」
  • 「子どもを育てたい」

 という気持ちをお持ちで、里親制度に少しでも興味・関心を持っていただいた方は、お住まいの地域の児童相談所または「里親センターひこばえ」へお問い合わせください。(横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市にお住まいの方は、各市へお問い合わせください。)