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更新日:2024年3月29日

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第29回「黒岩知事と県民の”対話の広場”Live神奈川」開催結果(その2)

令和5年11月1日(水曜)に開催された、第29回黒岩知事と県民との"対話の広場"Live神奈川の実施結果についてご覧いただけます。

実施結果

(前半へ)

 

司会

それでは、ここからは黒岩知事に進行をお任せいたします。
ここで意見交換時においてお願いがございます。
ご発言は、挙手の上、知事の指名を受けた方にお願いいたします。
円滑な運営のため、本日のテーマと異なる趣旨のご発言はご遠慮くださいますようお願いいたします。
また、なるべく多くの方にご発言をいただきたく、恐縮ですが発言は1分以内でお願いいたします。
皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは知事よろしくお願いいたします。

知事

はい、ありがとうございました。
実に素晴らしい活動ですよね。聞いていてわくわくしましたね。
こういうこと実際にやってらっしゃる方がいらっしゃるということね。本当になんか力強いな心強いなと思いましたけどね。
森さんも言葉ですごく残ってるのは、子供産んだ時の言葉にならない不安っていうかね。
我々この少子化対策どうするかっていう中でね、うーん、なんでこの少子化の流れに歯止めはかかんないのかな。

私が思ったのは、やっぱ「不安」かなって思ってて、なんか子供産むことに対する不安。
それとか、ちゃんと育てられるかなって、お金大丈夫かなって不安とか。
特に女性の場合キャリアと両立できるかなって不安とか、なんかそんな不安がいっぱいある。
その不安を取り除くということが大事なのかなって。

私はなんとなく思っているんですけども、その中でどうやって取り除けばいいのかなって言った中で、僕は森さんのやっていらっしゃることが、なるほどこうやって不安って取り除いていくのかなっていうことをすごく感じましたね。
だからもう1つ言葉ですごく残ったのはね、みんなが関わるプラットフォームを作りましょうっていうか、こういうなんか活動なんかヒントになるものあったんですか。

何か私がちょっとまず聞いていいですか。マイクありますか。

森様

えっとそうですね。でもカフェを作るってことが最初にあったので、カフェって食べ物を作り、いろんな小物を作り、みんなが関わりしろがあるので、そうするといろんな人の力が出せる。カフェも1つのプラットフォームなので、そうやってみんなが汗かいてやるっていうことがやっぱすごく大事なんだろうなっていうのは、その1つ前で今やってる事業のカフェが1つヒントになってはいると思います。

知事

さっきの話もありましたよね学生時代に50台のバスですか。

森様

50人を2台のバスにです。

知事

50人を2台のバスか25人ずつですか。
50人を新潟までつれていったすごい企画力ですね。学生時代からね。
それは原点になってて、そういうプラットフォームを作るということですね。
いや素晴らしい活動だな。
これ、本当に不安を取り除くっていうのはこういうことがあんのかなっていうことをね。非常に教えていただきましたねえ。

それから船長さん池田さん。なんで船長さんって言うんですか。

池田様

はい。私たちの団体コロンブスっていう名前がついてるんですけど、大航海時代に活動したコロンブスさんのように団体を船に見立てていまして、代表のこと船長って呼んだり、副代表のことを副船長って呼んだり、メンバーのことを船員っていう言い方をしたり、エンタメ性をちょっと取り入れながらメンバーも楽しみながら所属できるような団体作りを目指しています。

知事

今日ね、高校生たちもいっぱい来てますからね、結構刺激されたんじゃないですかね。
ここいいなと思ったのは、自分が何するかっていうところがはっきりしてますよね。みんながやっぱりやりたくて集まってきてるっていうその流れを作ってんですね。

これなんかやりたくなるっていう、そういうみんなを集めてくるし、なんかこうヒントっていうか、なんか、なんでそうやってみんな集まってくるんですかね。どうやって皆さん人が集まってくんのかな。

池田様

難しい質問ですけど、僕たち結構楽しいっていう団体の見せ方をしていて、もちろん今日メンバーも来てるんですけど、あのインスタ映えとかインスタで若者は結構インスタがメインなツールになってますので、インスタで拡散をして楽しいのを、雰囲気を見せて僕たちのイベントに参加してもらうっていうのを作ってます。

知事

楽しさを訴えているんですね。楽しいことやりましょうって言って、楽しいことが実は社会の役に立つんだっていうそんなことですね。
役に立ったらまた楽しくなっちゃうみたいなそういう流れですよね。
いやなんかとてもこう心が温かくなるようね。そんなお2人のねプレゼンテーションでありましたけど、さあこれを受けて皆さんと共にですね議論をしていきたいと思いますけども。私はこんなことやっているんですというアピールでもいいし、質問でもいいし、いろんなことこのテーマに限ってですね、どんどん意見をお伺いしていきたいと思います。ここから先はシナリオはありませんので、シナリオの唯一のシナリオは8時までということになりますんで行きたいと思います。それでは参ります。はいどうぞ。

参加者1

大和市に住んでます。大和さんちのお家ではありません。
NPO法人ブラービというところで私理事長を務めておりまして、また県の方では協働推進協議会の公募委員を務めさせていただいております。そんな関係があるもんですから、神奈川県の協働型社会実現に向けた施策というのは結構聞いているつもりでいます。理解もしているつもりでいます。

ただ協働事業というと、今日のお二方の2団体様の例はまた違ったと思うんですけれども、どうしても困ってる人を助けるとか課題解決型というようなイメージがあるような気がするんですね。私たちは音楽を通して、より豊かな生活をお届けするということをテーマで取り組んでおりまして、困り事の解決策ではなく、より豊かな生活、心豊かな神奈川県を作る、そういう取り組みもご理解をいただいているところとは十分承知しているつもりではありますが、改めて知事のご意見をお聞かせいただければ嬉しいと思います。

知事

ちょっとお伺いしていいですか。より豊かな生活のため具体的にどんな活動されてるのですか。

参加者1

プロの音楽家を介護施設ですとか、幼稚園等に派遣するという活動をしています。2021年の11月にNPO法人を立ち上げたんですけれども、すぐコロナになってしまいまして実質派遣することが全くできない状態だったんです。
けれどもやっと今年初めて「サ高住」って言うんですか、サービス付き高齢者向け住宅に行って訪問コンサートというプロの音楽家を介護が必要な方の生活の場に赴かせて音楽会を開きました。

知事

プロの音楽を派遣したらお金がかかりますよね。

参加者1

はい。

知事

それはどうされてるんですか。

参加者1

そこが1番のネックで、プロ自体も活動に理解してくれてるので、かなり相場よりは安いギャラで理解してもらってます。あとNPO法人を立ち上げるために今日一緒に立ち上げてくれたメンバーの会費。それから多少ですがスポンサー企業からの寄付、そういうもので賄っています。

知事

とても素晴らしい活動だと思いますね。ただ最初おっしゃったその課題解決型ではなくてより豊かな生活をというお話をされましたけどでも、お話を聞いてると十分課題解決に繋がってんじゃないのかなって思いますよね。そんなことないですか。
色んな施設に行って皆さん励まして音楽聞いて元気になってって言ったら十分課題解決っていうか。役に立ってるっていうか。

参加者1

はい。設立趣意書を作る中で何が困ってることか解決していくのかっていうようなところが書くところがあったんですけれども、私たちは豊かな音楽が届いていないということが課題だと捉えて、それを届けるんだという活動をやってますので、そういう意味でやっぱり課題解決ではあるとは思ってはいます。
けれど解決型ではなく豊かな方という方をより強調していきたいなと思っています。

知事

ああ素晴らしいですね、こういう活動をやっぱり皆さんでね支援していきたいですよね。はい他にどうぞ。

参加者2

本日は貴重なお時間いただきありがとうございます、私は学生団体ニューコロンブスの卒業生です。
えっと林(森)さんに1つご質問があります。

私は学生時代に中学校と小学校の教育現場で勤務というかボランティアということをしていた中で不登校の学生さんだったりとか、教室になかなか行くことが難しい学生さんだったりとかに出会ったり、あと現在は発達障害があるお子様の指導員として勤務しているんですけれど、そういうお子様に出会う中で街の中にそのようなコミュニティがあることはとてもいいなっていう風に思いました。

そこの繋がりっていうところがやっぱ自分で出向かないといけないっていう部分だったりとかで、すごく難しいこともあるかなっていう風に思うんですけれど、その学校と地域をつなげる役割っていうところの難しさをそのようなコミュニティがすごくポイントになってくるのかなって思うので、そこに対して少しお話聞きたいなって思うんですけれど、学校と地域との間になるっていうところで、思いを聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。

知事

はいありがとうございます。森さんに対してですか。

参加者2

あ、そうですはい。

森様

ありがとうございます。そうですね。
まず学校が全てじゃないっていうところの前提に社会が立ってみんなが考えるっていうことだと思います。
子供たちにとって、自分にとって、今居場所がある、学びたいものがワクワクして学べる、それができるっていうことはどうやったらっていうところって言った時に、学校がしんどい時にはいろんな選択肢があるといいなという風に思います。
その選択肢って言った時に、今選択肢がすごく少ないっていうのは課題だと思うのですが、例えばこまちカフェでも初めは親の会をずっと何年もやっていたのですが、やっぱりその親の会の中で子供が行く場所がすごく少ないっていう声を受けて月に1回夕方から夜にかけて子供たちが集まる場をやっています。
そうすると子供が学校に行っているとか行ってないとかあんまり関係なく、まず行けるっていうことと、親が安心して行ける場所っていうことを知って聞いたりしているのでまず安心して出向けて、かつ何かプログラムがあるわけじゃなくて本当に何していてもいい、自分がやりたいことをやっていて大人がすごく楽しんで卓球とかやっていたりするのですね。
その楽しんでいる様子を見て時々ちらりとそこに見に行ったり参加したりっていう誰かに何かを強制されない場を、大人が方向的の場を色々作っていくってことが前のお話で言うと行きたい場所が増えることになるでしょうし、それはどんな場でも不定期でも定期でもいろんな人たちが作っていけるのではと思います。
そこの情報がどう届くかですけど、先ほどインスタって話がありましたけどやっぱり若者が見ている媒体にそれ載せていかないと意味がないと思うのでそこが1つポイントなのかなというのは思いました。

知事

はい。ありがとうございます。池田さんはこれどう思いますか。学校と地域を結びつけるには、どんなことが大事と思いますか。

池田様

はい、学校と地域を結びつけることを僕たちの団体が担っているかなと思っていて、学校と地域を結ぶ活動していて、学校とはまた別の臨時の組織として動いているので、家でもない塾でもない、違う学校の生徒と繋がる場を提供できているのかなと思っています。

知事

こういう話の中で学校の人たちがいっぱいいますけどね、どうですか結構刺激されたのではないですか。高校生も来てくれていますよね。では、「私にちょっと言わせてほしい」って人はいますか。

参加者3

横浜市の緑園都市から来ました。
僕は6人兄弟っていうこともあって少子化についてよく考えたりすることもあるのですけれど、なんで子供が増えないのかなって考えた時にやっぱ黒岩さんがおっしゃっていたとおりに子育てに不安がやっぱある母親が多いのかなって思っていまして、それを解消するためにはやっぱり池田さんが言っていたように、子育てをより楽しく見せることが大事と思っていまして、そういったところに対して横浜、神奈川県として何かやっているのかなというのを質問したいです。これは1つ提案なのですが、6人兄弟を育てている僕の母親に何が子育てそんなに楽しいのかってよく聞いた時にやっぱりママ友との繋がりともう1つは自分の子供の成長、何を学校でやっているとかが聞けるのがやっぱり1番楽しいって言っていて。
そこでやって欲しいのは、よりママ友との繋がりを増やす活動をする会場を開いたり、小学校でこういうことやったよということを母親に対して日記書かせたり、小学校での日常生活の写真を母親に送ってほしいみたいな。
送ってあげるとより今後の母親も子育てはこんな楽しいのかと思って少子化も減っていくのかなって考えたりしています。

知事

6人兄弟ですか。すごいですねこれ。ママ友って言葉はさっき森さんの提案にも出てきましたよね。
ママ友の存在はどうですか。そういう中で楽しさを共有していくっていうことは大事ですかね。

森様

すごく大事で、ただその難しさが自分と価値観とか深いところで思いを共有できる人を見つける、そこの人と出会うっていうことが仕事とかいろんなコミュニティが外れてポンっと地域に入った時でもこんなに難しいのかっていうぐらい難しくて。
でもそうした時に私が思うにはその何か動き始める、さっき見た私の場合は1つ活動に参加することによって、たわいもない話をするのが意外に私は苦手なのですが、これ作ろうよとかってやっている時にどうするどうするってアイデアを出していると、文化祭じゃないですけど何かが深まる、そうするとちょっと預け合うということがすごくしやすくなる。だからその信頼関係を深めていくためにもいろんな参加の余白を街中で作っていくと結果的に仲良くなっていった、ママ友が増えていったみたいなことは増えるのかななんていうのは思います。しかも世代が広いのがいいですね。色々ありだよって言ってもらえると不安がなくなるなと思います。

知事

よく県が何をやっているのかっていう中で聞かれましたけど、子供を育てることの楽しさというのはやっぱりもっともっとアピールすべきだという声はよく聞きますよね。
我々もそういうのをなるべく伝えようとはしているのですが、しかし不安の方が大きいっていうのはどうもあるみたいですよね。
でも考えてみたら、私の母も5人兄弟でした。昔は5人6人兄弟なんて別に珍しいことじゃなかったですね。
ところが今そうじゃないでしょ。なんでなのかっていうか、よく今子供産むと不安がいっぱいの中で、お金がいっぱいかかるよねっていう話がありますよね。
ではその当時、5人も6人も産んでいた時っていうのは、当たり前に産んでいた時っていうのは、日本はそんなに豊かだったのですかって。そうじゃないですよね。
でもそうじゃないのにどんどん子供産んでいたって何なのかと思うと、実は今日のお話の中にヒントがあるのではって実は思います。
僕の小さい時のことを考えてみて、やっぱりもっと近所が濃密な関係だったんですよね。
うちの母親もよく昼間全然うちにいない人で、どこ行ったのかと思うと、隣の近所のうちへ行ってペチャペチャ話していて。そういう血を引いてうちの弟なんかも、ちっちゃい時に朝起きたらうちの弟いないんですよ。まだ赤ちゃん、ちょっとハイハイして歩けるぐらいになったぐらいでいなくて、どこ行ったんだと思ったら隣の部屋で、隣のうちで寝ていたとかね。
今じゃ考えられないでしょ。
これは要するにコミュニティですよね。だからコミュニティがもっともっと濃密な関係であって。
だから子供を産み育てる時に地域みんなで見ていたっていう感覚、それとか親と一緒に住んでいる人もたくさんいたしね。
おじいちゃんおばあちゃんがみてあげるよって言って、じゃああんた遊びなさいよって言った、ちょっと息抜きしなさいよみたいなこともあっただろうし、そういったことはふわっと消えているから、だからみんな今核家族でみんなバラバラになっていて、隣に誰が住んでいるかも知らないっていう状況、結構あるじゃないですか。
そうすると本当にみんなが孤立しちゃって、だからポツンといるから、それは子供が熱だした、さあどうするっていった時に、もう不安しかないですよね。
パッと相談できる人もいないっていう。
だから、コミュニティをこう、もう1回再生していくっていうのがすごく大事なことだなと思っていて、森さんのやっている活動とか、まさに池田さんがやっていらっしゃる活動、「繋いでいく」というキーワード、いっぱいあったじゃないですか。
繋いでいくっていうか、繋いでいくって、何が目指しているのかって言ったらコミュニティを作っていくっていう仕掛けを作っていくっていうことをやっていらっしゃるじゃないかなって私は思いましたけどね。
そうじゃないですか、池田さんいかがですか。

池田様

はい、まさにコミュニティを作るっていうのが結構大事になってきていて、これからの時代、携帯というか3Dの世界になっていくっていうのは言われているのですが、その中でやっぱり人間同士で話すというかちゃんとコミュニケーションを取るっていうのが、これからの時代結構大切になっているかなと思っていて、メンバーの中にも不登校だった子とかいますが、やっぱり僕たちの団体に入ってコミュニケーションを取ることで僕たちの環境問題に興味を持ってくれたりだとか、話すことが好きになってくれたりしたメンバーもいるので、やはり地域を作っていくっていうのは大切だなと思っています。

知事

はい、ありがとうございます。さあ高校生の皆さん、どうですか。
もっともたくさん来て、はいどうぞ。

参加者4

こんにちは。川崎市麻生区から来ています。
僕は聖光学院でインターアクトクラブっていうボランティアクラブのようなものに所属していまして、そこの活動の一環で1回年次大会っていうのを、いろんな学校のボランティアクラブが一堂に会して意見交換などを行うような場所に出席させていただきました。
その際、いろんなインターアクターっていうクラブで所属している人のことをそう言うんですが、その人たちと意見交換をした時に、池田さんが言っていた通りに、ボランティア活動がめちゃめちゃ楽しかった、社会人になっても続けていきたいっていうようなことを皆さんおっしゃっていたんです。
ですが、他の活動で子供食堂へのボランティアに行った時には社会人の方の参加があまりなくて、社会人になると個人的にボランティア活動を続けていくのっていうのは難しくなってしまうのかなっていう風に思いました。
そこでなんですけど、森さんなどに質問させていただきたいのが、社会人になった時にボランティアをさせていただく時に、どのような感じでボランティアの方々を集めたのかっていうのを少しお聞きしたいです。

知事

はい、いかがですか。

森様

はい、今先ほどお話したみたいに、たくさんの方のボランティアの方がいて、毎月登録会をしているんですよ。ほとんど毎月登録にいらっしゃいます、誰かしらが。
1番若くて10代中学生から80代まで、全世代いるんです。
けれども、1つキーワードはボランティアってなんかやることが見つかっていないと登録しちゃいけないようなイメージを皆さんは持っていますけど、私たちは逆のメッセージを出していて、何をしたいか分からない、でも何をしたいか探したいからボランティアしたいっていう方こそぜひウェルカムっていう風にやっていて。
そうすると仕事している方も仕事してない方も、仕事っていう軸の中の私、役割を持った私以外の自分を見つけていきたいっていうのがすごくあって、ボランティア登録とか2時間かけてやるんですけど、自分自身は本当に何を見つけていきたいのかなみたいなことを深堀りしたり、団体のことを知ってもらったりするってことをしています。
もちろんカフェに通ってお客さんからボランティアになる方もいますが、意外に1回も見たことない方も登録するので、結構そういう方が探してるのかなと思い、そういうメッセージング。
あと池田さんとも近いんですが、結構インスタとかTwitterでもそうですけど、行きたいって思ってもらわない限りは本当に限られた人たちだけの活動になる。
なんかいいことしているとかじゃなくて、なんか面白そうとか楽しそう、美味しそうっていう、そこをいかにちゃんと伝えていくかは結構大事で、頭でっかちにボランティア登録じゃなくて、なんか面白そうだから行ってみるっていう、そこの感覚を一緒に作ってくのが大事なポイントなのかなとは思います。

知事

ありがとうございます。やっぱり社会人になってからも、今本当にいろんな働き方改革なんかでも、あまり残業するなと言っていますから時間ができた時にやっぱりボランティア、地域のボランティア、そういうのもある。
それと今人生100歳時代っていうね、今までのライフプランっていうと若い時皆さんみたいに勉強して就職して働きますよね。でも60歳定年なの今までは60歳以降はもう老後って言っていたので、今1番問題だったのは60歳まで一生懸命働いて、企業人みたいもうな企業戦士みたいな、働いてきた人がポンと引退してって地域に戻って、地域との繋がり全くないって言ってっていうのですごく寂しくなっちゃうっていう。
そんなことよく聞いていましたね。だから、100歳まであるのだから60歳終わっても100歳まで生きて、40年もある。
どうするか言った時に、じゃあもう引退したことを踏まえて地域と関わっているっていうか。
その時にボランティアもやっていると会社辞めても地域と繋がりがあるよっていうか、こういう流れを作っていかないという話をよく我々しているんですが、社会人になってからもボランティア続ける。とっても大事なことですね。
はい、他いかがですか。はいどうぞ。

参加者5

同じく聖光学院の、大和市西鶴間から来ました。
池田さんに質問なんですけど、ニューコロンブスはシンガポールでも活動していると先ほど多分おっしゃっていたと思うんですが、シンガポールではどのような活動を行っているんでしょうか。
またシンガポールでもコミュニティとの繋がりも重視しているのでしょうか。

池田様

シンガポールでは活動はしてなくて、シンガポールのメンバーが所属していましてシンガポールに今親御さんの都合で行っているということでそちらの方で所属をして参加してくれているという状態になります。

参加者5

ちょっと追加してもいいですか。今鎌倉で中心に活動を行っているって言っていたと思うんですが、神奈川県全体で他にどのような活動を行っているのでしょうか。

池田様

鎌倉以外にも隣の藤沢市であったり、あとはメンバーが横浜のあざみ野というところにいまして、そちらの方で今ビーチクリーン、ゴミ拾い活動であったり、主にゴミ拾い活動を今行っている状態でこれからどうプロジェクトを展開していこうかというのを考えている最中になります。

知事

他いかがですか。はいどうぞ。

参加者6

横須賀市から来ました。
少子化のことが色々言われていたのでいろんな不安があると言われていまして、もちろんお金がかかるとかいろんな原因があると思うんですが、私はちょっと違ったっていうか、あんまり言われることはないかと思うのですが、食の安全っていうか、やっぱり1番不安なのは子供が生まれた後に子供が健康にスクスク育つかどうかっていうのがやっぱりお母さん方1番っていうかとても心配してらっしゃることで、最近はよくアレルギーになる子供とか小さいのに年を取った人がかかるような病気で亡くなったり、若い子供なのに近眼になったり色々あるのですが、それはもしかしたら食の安全、日本って食品添加物の基準が非常に緩かったり水道、農薬の基準も結構引き下げられて結構みんなが気がつかないうちに結構添加物をたくさん取ったり農薬を体の中に入れていると思います。
ですから、例えば神奈川でも有機農業をしている農家はいらっしゃると思うし、無添加の食品を販売することに力をいれてる業者はいると思うんですね。
ですから、今日もしもこの協働っていうのであれば、例えば神奈川県は有機農業の農家を支援するとかそういった無添加の食品を販売している業者を支援して、先ほど戸塚でいろんなカフェを作っているって森さんもおっしゃっていましたが、そういったところの農家と協働、そういった食の安全を守る、農薬を使わない、そういった農家や業者と協働して安全な食品を使って子供たちにはもちろん、子供たちだけじゃなくて食が安全なら年を取った方ももちろん全員がいいことですが、そういったところから食の安全って神奈川だけではとても無理なことで、もちろん全国でやらなきゃいけないんですが、せめて神奈川だけでもそういった有機や無添加のものを作っているところをバックアップして、神奈川の食は安全ということを全国で出来れば神奈川から食の安全を発信できますし、子育てするお母さんたちも子供の健康っていう1番大事なことに安心感を持って、もちろん他にも色々ありますけども。

知事

ありがとうございました。とっても大事なことだと思います。
ついこの間も私は横浜のある農家見学に行ってきたのですが、神奈川の農業の特色というのは都市農業。要するに結構大都会、そこで作っている。
横浜なんて本当にここに住宅がいっぱいあって、そういう中でそこでやっている農家の方が日本農業賞っていうのを受賞したというので、それで行ってみたらそういったことに一生懸命配慮しながら作っていらっしゃる。そういう生産者っていうのがいて、やっぱり作ったものをすぐ買ってもらう直売所みたいな自分のとこに作っていて、売り方も工夫して、そうやって作り方もやっぱり健康にいいようにと作っていいって。
身土不二って言葉があります。身土不二とは、身体の身に土それがあの2つならずだから人間はその自分が育ったところで、人間は体が育ったところで育った植物を食べるのが一番体にいいという、そういった地産地消という言葉と同じような感じですが。
そういったことをやっているところを我々もしっかりとスポットライトを当てて応援しているということはやっています。
ありがとうございました。どんどん上がりました。どうぞ。

参加者7

横浜市旭区から参りました池田と申します。よろしくお願いいたします。
私はNPO法人の日本サポートマーク普及協会というところの理事長を務めております。
先ほどこまちぷらすの森さんから言葉にならない孤独感、それからコミュニティの大切さというようなお話がありましたけれども、私どもが行っている活動というのは先ほどそのコミュニティの繋がりっていうところで私自身が今うつ病になって6年です。
障害者手帳も今持っているというような状況で、3年前に少しだけ調子が良くなった時にヘルプマークをつけて外に出るようになったんですね。
その時にヘルプマークが知られていないのではないか、つけていても席を譲っていただいたりとか声かけをしていただいたりとかっていうとことが全くなかったので、それに代わるものを何か作ろうというところからサポートマーク普及協会というのを作りました。
サポートマーク普及協会というのはこういったマーク、いろんな障がい者マークっていうのが内閣府の障がい者ページに出ています。
これらの団体さんに全て許可を取った上で、反対にこれは当事者のマークですね。困っている人、それから孤独感に苛まれている人はやっぱり外に出づらいと。
自分は病を持っているので、人に迷惑をかけてはいけない、だから外には出にくいという方が多いんですね。
そこで私たちはこのサポートマーク、反対に助けるよというマークを作りました。
設立から2020年の6月に設立しましたので、そこから3年今経っていますが、約2万人の方にご支援いただいてサポートマークというものを賛助会員様という形で入っていただいて、一口いくらという形でサポートマークというものをお配りしています。
この活動にはピザハットさんが今協力していただいていて、全国540店舗の入り口にこのサポートマークを貼っていただいて、何か困ったことがあったらスタッフに声をかけてくださいというような形で支援をしていただいています。
ヘルプマークっていうのを立ち上げたのが東京都ですよね。
議員さんが人工股関節を入れているっていうところから始まって、ヘルプマークっていうのができたんですけれどもその反対側がないというところが今1番我々病を持っているもの。それから妊婦さん高齢者の方々の辛いところであり誰に助けを求めていいのかわからないというところで、こういった活動をしているので今日は知事と直接お話ができるということで、神奈川県で是非このマークを。

知事

ちょっと見せてもらっていいですか。サポートマークは、私がサポートしますよっていう。

参加者7

そうです。サポートされるのを楽しみにしている人じゃなくて。サポートマークの映像を映しますから見えますか。

知事

青紫色のね。

参加者7

そうです。私は助けますよ。

知事

これはどこかにバッチを付けているのですか。

参加者7

はい、ここに今こういうような形で付けております。

知事

じゃあその人だったら気軽に助けてって、こんなことに困っていますよって言ってもいいっていうことですか。これは申し訳ない、知らなかったですね。

参加者7

当事者の方はこういうマークがたくさんあります。
でも、反対に助ける側は助けたいという気持ちを持っている方はたくさんいらっしゃると思うんですが、気持ちは見えません。

知事

そうだね。

参加者7

それをお互いに見える化することで助け合いの見える化ができると。

知事

分かりました。これを県でどうやって広めていくか、本当はあれですよね。
そんなものをつけていなくてもみんながサポーターになっていれば一番良いですね。

参加者7

そうです。ですが、実際にこういう病を持っている人間は、例えばパニック発作を起こしたっていうと、もう辛くて声を出せない状況になってしまうので事前にお互いに持っているマークを確認していれば、自分が辛くなった時はあの人に声をかければいいんだと分かっていれば、すごく楽になるのではと。

知事

分かりました。県も広報を工夫してみたいと思います。他はいかがですか。
あ、女性が挙がりました。女子高校生が挙がりましたね。

参加者8

伊勢原市にあります向上学園高等学校から来ました。
自分自身は今、高校1年生なのですが、中学3年生の時から地域のボランティアに興味があって調べてみたりとかしていたのですが、自分の調べ方が悪いのか、なんか自分がしっくり来るボランティアがあまり出てこなくて。
ですが、今日コロンブスさんの方の話を聞いて、すごくいいなと思って。
ちょっと自分でも家に帰ったら調べてみたいなと思ったのですが、自分みたいにやっぱりやってみたいと思って調べてみてもあまり検索で出てこなかったりする人もいるのではと思って。やっぱりインターネット時代ではあるんですが、インターネットで調べても検索に引っかからなかったりすることもあると思うので、小学校とか学校とかで手紙が配られたらこれ何だろうって一旦見ると思うんですよ。
なので、そういう時に時代には逆らってしまうんですが、手紙とかでそういうボランティアがありますよっていうのを配布したら、興味がある人とかどんどん集まるんじゃないかなと思いました。

知事

ニューコロンブスさんに興味を持ったのは、今ここで聞いて興味もったと。いいじゃないですか。
これどうですか、ネットで調べてもうまく出てこないよって。やっぱりそうですかね。

池田様

はい。各自治会に市民活動センターっていう市民活動を支援する団体がありまして、
そこに登録したりしてるので、僕たちは鎌倉と藤沢の方に登録してるんですが。
多分住まれている地域のもしかしたら市民活動センターのホームページを見たら、学生団体があるかもしれないですし。
あとやりたい地域のインスタグラムで検索して、江ノ島周辺でやりたかったら江ノ島ボランティアと調べると結構ヒットするかなと思うので、調べてもらえればいいんじゃないかなと。

知事

検索がうまく出てこないって、若い人は僕らからするとすごく得意だろうなと思っていたのですが、それでも検索しにくいっていうのはこれを検索しやすいものを作るNPOってあるかもしれないね。やってみたらどうですかね。
検索しやすいもの、それをどうやったらできるかってみんなで工夫してやってみたら役立つかもしれないでしょ。
だからニューコロンブスのプロジェクトの1つにしてもらって、みんなで集まってやってみたら面白いんじゃないですかね。
ありがとうございました。
はい。他にいかがですか。はいどうぞ。

参加者9

横浜隼人高等学校のインターアクトクラブに所属しています。
森さんに質問なんですが、今瀬谷区にポカポカプラザという放課後キッズとは別に学習支援や放課後の居場所として活動している場所があるんですが、今そこに子供たちが集まらないという問題がありまして。
森さんはどのようにして学生時代の新潟で行ったカフェに人を呼んだのかを教えていただきたいです。

知事

ありがとうございました。

森様

掛け算だと思っていて、学生団体はカフェを作ろうということだけじゃなくてアートで、というのがあったんですよ。そうすると音楽関係の人、写真が好きな人、アート系が好きな人がわっと集まったんです。
多分カフェの一歩手前でなんかそういうアートが好きって人がわっと、やっぱり好きなことに人が動くっていうか。
でも、みんなでカフェを作るっていう共同体験できるっていうことで多分集まったと思うんです。
それは多分こんな、聞いたことないものをやるらしいよって人づて人づてで。
やっぱりアート好きって、それでもう1つ繋がっているので、さきほどの母親の話もありました。
母である前に1人の人でとか、自分が興味あることとか好きなフックがかかるもので、学習支援を全面に出さず入り口はもしかしたら違うところで。
わからないけれど漫画を書いてみるとか。でも、その中でもっと知りたいことが何だろうっていうのがいずれなんか出てくれば、そこを支援するっていうなか入り口出口を変えてみるみたいの1つあるのかな、なんて今お話聞いて思いました。

知事

はい、他にいかがですか。はいどうぞ。

参加者10

私は後期高齢者の年寄りですが、横浜の港北区から参りました。
ボランティア団体を運営する最大のリスクというのは、加入されたボランティアの人が問題のある行動を起こしてそのボランティアが致命的なダメージを受けてしまうということです。
責任者として私は過去30年も港北区においてデイサービスあるいは移動支援のボランティアをやりまして、その活動におけるリスクというものを常に考えながら、そして常に笑顔ここの町に住んでいいなというような最終的な思い、この町が住んでて良かったなというような思いを大切に私は運営してまいりました。
そして直近では横浜の市民自治を考えるというような形、自治の形で全ての人々が幸せになる私たちの生活暮らしを守るのが自治体であるということです。
私たちの生活暮らしを守るのが自治体である。そこで私は黒岩さんにお伺いします。
私たちの生活暮らしを守る自治体の長として、性加害、人権侵害であるということを黒岩さんはマスコミにおられたから十分承知されておりますよね。その性加害、人権侵害をした方が県民から糾弾を。問題があるのではないかと指摘されているあなたは、ボランティア活動に、例えば森さんのところ池田さんのところに参入できると思われますか。
あなたは自身の人権侵害をした人がボランティアとしてできますか。

知事

わかりました。そういう地域を笑顔にされている活動されているのとっても素晴らしいと思いますね。私も一生懸命、そういった流れを応援するように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。たくさんの手が挙がっていますので、ちょっと待ってください。
どうぞ。

参加者11

すみません。ありがとうございました。南区から参りました。
本日のテーマであります協働型社会の実現で、森様より素晴らしい子育てに対する色々な取り込みをなさっているということで、私どもが子育てした頃はおじいちゃんおばあちゃんが同居しておりまして、近所の年寄り、おじさんおばさんたちみんなで子供たちを見ていた時代でございます。
でも今はそういう時代じゃなくなったということを考えまして、頑張っていらっしゃるんだなということを受けまして、本日私がこちらに参った1番の目的は、私は今現在障害者グループホームの世話人支援員として障害者の方たちと向き合っております。黒岩知事が今年の4月に施行されました障害者推進条例(神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~)という素晴らしいのができたんだよっていうことをお話をしまして、障がい者さんたちがわあ、黒岩知事に明日会えるのって言って、1人の利用者様が、障がい者さんが私が勤務しますと毎日私の似顔絵を描いてくれているんですね。
黒岩知事に似顔絵を描くから渡してきてよということで本日預かってきております。それで当事者目線ということで、障がい者さんと会話をなさっている色々なビデオなんかも私も随分見させていただいて、やまゆりの事件から始まりまして素晴らしい条例ができて、皆さんお礼を言いたいということその気持ちを持って、知事の前に本日出席させていただいております。森様が子育てのことでお話しなさいました色々今の現状も分かります。
その協働型社会というところにまだ障がい者さんはなかなか入っていけません。そのまだ以前のところにおります。
現在私たち70歳同級生のグループで障がい者グループホームの開設を目指しておりますが、まず物件1つ探すのにも障がい者グループホームっていうだけでもうほとんど断られます。
なかなか素晴らしい条例ができたんですけれども、本当にそれをなんとか活かせていきたい。黒岩知事が障がい者さんに対するご理解ご尽力、とても感謝しております。
皆様障がい者さんの方たちの思いを今日持ってきました。
子育てとかもちろん協働型っていうことに障がい者さんも是非入っていただけたらば、皆様の理解を少しずつ、仲間にしていただけたらなと思いまして本日このお時間をいただきました。どうもありがとうございました。

知事

似顔絵があるのですか。

参加者11

あります。

知事

ちょっと見せていただけますか、嬉しいです。
自分の似顔絵ってどんなふうになっているのか、似ていますか。そうですか。
ありがとう、上手ですね。ありがとうございます、もらっていいのですか。

参加者11

これどうぞそれをぜひ差し上げてほしい。後ろにサインもしてありますので。

知事

ありがとうございます。はいどうぞ。

参加者12

葉山町から来ました。最初の項目の総合計画について、2040年の総合計画についてお伺いしたいのですが、環境の方にちょっと触れさせていただきたいのですが、今年4月から9月にかけて路線バスにおける導入されたEV型のバスで、二酸化炭素の排出をしないEVバスが平塚市と上大岡行きのところに一部導入されているところで、実際に乗ってみたら二酸化炭素の排出も0であるということが明らかになりまして、これは環境にも適してるなという風に思い、神奈川県の全ての市町村の方にEVバスの導入をを促進したいと思っておりますが、神奈川県の職員や県知事としては、これからバスのEV導入の促進についてどのようにお考えであるかをお伺いしたいです。

知事

ありがとうございます。これはとても大事なことでね。カーボンニュートラルを目指していくっていう、これは全世界の、日本全体の約束事にもなっていますから、そのためにはそのEV型バスさんこれからどんどん普及させる、とても大事なことと言いますからしっかりとやっていきたいと思います。ありがとうございました。
だんだん残りも時間少なくなって参りましたが、いかがでしょうか。はいどうぞ。

参加者13

南区の横浜市南区から参りました。
今日どういった内容なのかなと思って意味深だったんですが、森さんと池田さんのお話を聞きましてすごく開けました。
それはなぜかと言いますと、私町内会長を今7年やっているんですね。
その中でも様々な会員の方がいて、高齢者もかなりいます。シングルマザーの方もいるんですね。
そういったところで町会長としてそういった方々にどういったフォローができるのかというのを色々考えていたんですけども、今日は森さんのお話を聞いていいなこれできるなっていうことを感じました。
さらに池田さんは学生をボランティアで、実は私も町内会の活動に学生のボランティア参加をしてもらいたいなっていう風に考えているんですね。
どういう風にしたらいいのかなということが全然分からなかったんですが、今日各学生さんの意見お聞きして、是非ちょっと試してみたいなと思いました。
1つ質問なのですが、森さんの方からお話があった中で確か子育てをいろんなカフェとかでやっていますよね。
そういった中でシングルマザーの方に対しては、どのような形での提案をされているのか。私は思いつくことがなくて、町内ではそういったこともあるんですが、ちょっと教えていただきたいと思いました。

知事

よろしいですか。

森様

そうですね、シングルマザーの方、1つでくくれないとまず思っていて、その中でボランティアで関わってくださっている方もいらっしゃいますし、やっぱりいくつも仕事を掛け持ちして大変な思いされてる方々もいらっしゃいます。私たちの1つのNPOでいろんなことが全部できないという風に思って、他のNPOと一緒に実は組んで私たちの場所を月に1回寄付者の方がそのスペース代を全部出し切ってくださって、フードバンクの方々がそこの場所で1人親の方々向けに食料をお配りするっていう風に、そうやって2つのNPOでそのもう1つNPOの方々が会員制度を設けていて信頼関係を深く結んでいるのでそこと一緒に協働してそういう場を作るっていうことをしています。
そこの食料支援を受けるっていうことはそこでやっていますが、それに代わってやっぱりそこで1杯のお茶を飲む、メニューから選んでお茶を飲む、ほっと一息ついてちょっとした一瞬を持てることが1ヶ月頑張ろうって思えたりするっていう。そういう組み合わせ、元気を貯める、支援するじゃくてこう貯めるみたいなことがすごく大事なのかなっていうのはその方々とコミュニケーション取る中で思うところです。

知事

はい。ありがとうございました。
あっという間に時間が来てしまいましたけど。
みらいをつくる協働、協働の「協」は協力の「協」、働くですね。
協働っていうのはどんなに大事なことかなって、今日私も聞きながら確かにそうだなって、改めて実感をした次第ですね。
やっぱりこの世の中いろんな難しいこともあるし、困難を抱えてる方もいらっしゃる、そんな中でみんな支え合うというのが一番美しいと思うし、この人かわいそうだからなんとかしてあげるとかそうそういう発想じゃなくて、やって楽しいって言って私もそういうことをやったら楽しいって、その人の喜んでる顔を見たら嬉しくなっちゃう、やられてもらった人は嬉しくなっちゃう、こういう「嬉しい」が繋がってくるって話がありましたよね。
そういうのはやっぱりすごく大事なんじゃないのかなって思うんですよね。
こういうのって行政がこうやるんだああやるんだって言ってやってもなかなかそそう手が届かないですけども、こうやってやっている実際やってくださっている方の話を聞いて、きっと多く刺激された方がいっぱいいらっしゃると思うんですね。そういうのがこう広がっていくとそれこそが未来を作る、協働型社会っていうのはこんな形で出来上がってくるんだというモデルを神奈川から見せていきたいなと改めて思った次第でありました。
今日はお2人のゲストもありがとうございました。
お付き合いいただいた皆さんありがとうございました。
これで終わりとさせていただきます。
ありがとうございました。

司会

森様、池田様、そして会場やYouTubeでご視聴の皆様さん本当にありがとうございました。
それでは知事と森様、池田様は先に退出いたします。
皆様拍手でお送りください。本当に今日は素敵なお話をありがとうございました。
ただいまを持ちまして黒岩知事と県民との対話の広場Live神奈川横浜会場を閉会といたします。

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