初期公開日:2023年11月8日更新日:2023年12月27日

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行政DXアイデアソン

県のDX推進の取組の一環として、官と民が一堂に集い、行政課題の解決に向けた、新たなデジタルサービスのアイデアを共創するアイデアソンを開催しました。民間視点が入ることで、利用者目線のアイデアが多く出されました。今回のアイデアソンを検証し、新たなデジタルサービスのアイデアを共創する手法を検討していきます。(アイデアソンとは、アイデアとマラソンを掛け合わせて造られた造語です。)

第1回結果概要

開催日時

令和5年9月8日(金曜日)13時00分から17時10分

開催場所

神奈川県庁新庁舎5階B会議室

参加人数

25名 7チーム(民間11名、県職員14名)

テーマ

子育て支援 × テクノロジー


「子ども・子育て支援」の次の課題について、テクノロジーを活用した解決策を議論しました。

  1. 子育て関係の行政手続きの効率化
    今後、県が実装予定のLINE子育てパーソナルサポート(注釈)を入口にして、子育て関係の行政手続きをスマホでできるようにしたい。
    (注釈)LINE子育てパーソナルサポートとは、子育て支援施設や店舗を探す機能、支援情報・窓口を探す機能、支援情報のプッシュ配信機能を有する(予定)LINE公式アカウントのこと
  2. 保育所等の監査事務の効率化
    保育所等の監査事務をデジタル化により効率化することで、保育所側・県側双方の負担を減らしたい。
  3. ファシリテーターの効率化
    子どもの意見を聴取するために使用するチャット内、オンライン会議内等で、危険な発言の削除・修正や、発言を促す役割であるファシリテーターの機能をデジタル化し、効率化したい。

当日の様子

黒岩知事からのあいさつ

県では、「県民目線のデジタル行政でやさしい社会を実現」することを目指しており、参加者の皆さんのアイデアに期待している旨、激励のあいさつ

知事

テーマの説明

子ども・子育て支援施策を所管している、福祉子どもみらい局子どもみらい部次世代育成課からアイデアソンの上記3つのテーマについて説明

次世代

ワークショップ

  • 民間で新事業を検討する際に活用される手法を用いて、チームごとに議論
  • サービスを受ける者(組織)は誰か、それらが抱える課題は何か、課題の解決策(サービス)としてどのようなものがあるか及び、解決策のコスト構造等について、付せんで各々の考えを記載し、順に検討することで県民目線(利用者目線)のアイデアを短時間で生み出す

ワークショップ2

当日の様子1

プレゼンテーション

ワークシートを用いてアイデアを出し、その後発表資料をまとめ、その場で各チームによるプレゼンテーションを実施

プレゼンテーション1

プレゼンテーション2

審査・講評

  • 江口CIO兼CDO(情報統括責任者兼データ統括責任者)、デジタル行政担当局長、DX推進アドバイザーが審査員となり、7チームのプレゼンテーションに関して、質問・審査を実施
  • 江口CIO兼CDOから講評

審査・講評

結果

最優秀賞 アイデア名「きいてよ」 テーマ3

自由に発言できるチャットで、子ども達が等しく参加でき、声を出せる、声を出さなくてもリアクション(いいね等)できる
補足:チャットに、AI(発言に対するコンプライアンス判断や発言のとりまとめ)を組み込み、ファシリテーター業務を効率化

表彰1

優秀賞 アイデア名「お助けカンサくん」 テーマ2

回答フォームに入力するだけで、監査資料を簡単に作れるシステムを構築し、監査資料作成を効率化

表彰2

特別賞 アイデア名「LINE児童手当申請」 テーマ1

LINEを使い、一問一答形式で簡単入力・申請できるシステムを構築し、手当がもらえる手続きから効率化

表彰3

当日参加の皆様

当日の様子2

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