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更新日:2024年6月27日
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神奈川県におけるニホンジカの保護管理について掲載しています。
神奈川県には丹沢山地を中心にニホンジカ(以下、「シカ」と言います。)が生息しています。シカは古来より日本に生息している動物ですが、近年は生息密度の高まりや生息地の拡大によって、自然植生の衰退や農林業被害など、さまざまな問題が生じています。県ではシカ問題解決のため、神奈川県シカ管理計画を定めるなど、さまざまな対策に取り組んでいます。
シカとはどうような動物なのでしょうか。また、もともと日本に暮らしていたシカが問題になるようになったのはなぜでしょうか。
神奈川県のシカについてはこちら。
県ではシカ問題解決のため計画を策定し、管理捕獲、被害防除対策、生息環境管理、モニタリングなどの事業に取り組んでいます。
計画の詳細は環境農政局緑政部自然環境保全課のページへ。
管理捕獲シカによる自然植生の衰退・劣化を軽減し、かつシカを安定した頭数で管理することを目標に、シカと植生の状況などを検証しながら計画的な捕獲を実施しています。管理捕獲について。 |
被害防除対策人工林や農作物の採食など、シカによる人間生活への影響も広がっています。そこでシカ柵の設置などを行い、被害軽減に努めています。 |
生息環境整備適切な防除対策をした上で造林や森林整備などを行い、人工林の間伐や混交林化、複層林化等を行っています。また、丹沢の主稜線部を中心に植生保護柵の設置をしています。 |
モニタリング植生やシカの生息状況を見極め、事業の評価や修正をするために必要な調査(モニタリング)を実施しています。 |
シカの生態から問題発生の経緯、保護管理計画について紹介したパンフレット「ニホンジカのこと、もっと知ってください(PDF:3,076KB)」を掲載しています。
神奈川県ニホンジカ管理計画について(環境農政局緑政部自然環境保全課のページ)
鳥獣被害対策について(かながわ鳥獣被害対策支援センターのページ)
神奈川県猟友会の管理捕獲活動について(公益社団法人神奈川県猟友会のページ)(別ウィンドウで開きます)
このページの所管所属は 自然環境保全センターです。