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初期公開日:2023年5月8日更新日:2024年7月9日
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河川の整備について
流域面積が200平方キロメートルを超える大河川について(相模川、酒匂川)については、100年または150年に1度の降雨に対応できるよう、主に堤防や護岸の整備を進めています。
相模川では、川幅が狭く治水上のネックになっている箇所の拡幅や堤防の整備、河床の掘削などを進めており、酒匂川では、護岸の整備などを進めています。
相模川の堤防整備(海老名市)
酒匂川の護岸整備(南足柄市)
中小河川については、当面4~10年に一度の降雨(概ね時間雨量50~60ミリメートル)に対応できるよう、河道や洪水調節施設の整備を進めており、平成22年に「都市河川重点整備計画(新セイフティリバー)」を策定し、中小河川のうち、特に過去の大雨で水害が発生した河川や、都市化の進展が著しい地域を流れる18河川について重点的に河道や遊水地などの整備を進めています。
引地川下土棚遊水地の整備(藤沢市)
金目川の河道整備(平塚市)
境川風間遊水地の整備(相模原市)
引地川の護岸整備(大和市)
恩田川新規遊水地の整備(横浜市)
柏尾川新規遊水地の整備(横浜市)
河川は、身近な自然とふれあえる貴重な公共空間であり、人々に安らぎや潤いを与える場所であるため、河川の環境を整備・保全するとともに、自然とのふれあいの場としてだけでなく、環境学習の場や人々の交流の場としても利用できるよう、治水対策とともに、地元市町村や地域の方々と連携を図り、自然環境や社会環境、景観や水質、親水などに配慮した、人と自然にやさしい川づくりに取り組んでいます。
永池川の河道整備(海老名市)
小出川の河道整備(茅ヶ崎市)
河川の整備は川幅を拡げる改修が基本となりますが、都市化が進展している地域などでは、川幅を拡げることが困難となる場合があります。
そのため、このような地域では、遊水地等の洪水調節施設を整備し、出水時に河川の水を一時的に貯留することで、下流域の浸水被害の低減を図っています。
現在、主な河川整備箇所(遊水地の整備や流路のボトルネック箇所の鉄道橋架替)として、県内6箇所で事業を実施しています。
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部河港課です。