更新日:2023年7月24日

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逗子高等学校C棟

営繕工事のあゆみ改修工事に関するページ

本施設は、耐震診断で「大規模な補強を必要とする」とされたことから、耐震補強改修を行うとともに、老朽化対策として外壁改修、屋上防水改修を行いました。
耐震補強改修については、本施設は特別教室で構成され、耐震補強ブレースを設置する室内の南側窓面に実験台などの什器が多数あったことから、内装撤去が必要となる従来の内付ブレースでは工期、工事費共に増大することが考えられたため、屋外からブレース設置が可能な外付工法を選択し、増幅機構付油圧制震ブレース工法により補強することにしました。
この制震ブレースは圧迫感が少ない小径の鋼管を用いたものであり、採光、通風への影響が少なく、教室環境に配慮したデザインとなっています。
また、本施設は谷戸に位置し、工事エリアを広く確保することができない状況でしたが、この制震ブレースの「分割運搬等が可能」、「軽量なので工事等で扱い易い」という特長を最大限に生かすことで、限られた工事エリア内での耐震補強改修を可能にしました。

所在地 逗子市池子4-1025
工事区分 改修及び耐震補強工事
構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上4階
建築面積 623.46平方メートル
延床面積 2,293.88平方メートル
工期 平成23年3月30日から平成23年12月15日
工事費総額 173,333千円
設計監理 株式会社東和設計
(現:いわた環境計画株式会社)
施工

建築 株式会社関東建築施工

 

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