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更新日:2024年9月13日
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産業教育フェア
神奈川県の専門学校がわかる専門学科ガイド(表面)(PDF:6,909KB)
神奈川県の専門学校がわかる専門学科ガイド(裏面)(PDF:5,404KB)
このリーフレットでは、卒業した先輩の声、専門学科の魅力や専門学科の「学び」の特色、専門学科の進学率や就職率など、色々な情報を掲載しています。
○県立横須賀工業高等学校 チラシ(PDF:8,234KB)(別ウィンドウで開きます)
「機械科」「電気科」「化学科」に加え、新たに「建設科」を設置しました。
○県立海洋科学高等学校 チラシ(PDF:4,034KB)(別ウィンドウで開きます)
「海洋科学科」を学科改編し、「船舶運航科」「水産食品科」「無線技術科」「生物環境科」を
設置するとともに、単位制から学年制に変更しました。
「農業高校生の甲子園」で最優秀賞(文部科学大臣賞)・優秀賞受賞(令和5年10月25日・26日)
県立相原高等学校 「農業高校生の甲子園」とも呼ばれる、第74回日本学校農業クラブ全国大会熊本大会に関東代表として、畜産科学科2年関和優奈さんが意見発表会分野III(ローマ数字の3)類(ヒューマンサービス:動植物や地域資源の活用に関する意見、地域の食文化や伝統文化の継承に関する意見)に、畜産科学科3年池航平さんが意見発表会分野I(ローマ数字の1)類(生産・流通・経営:農業産物の育成や生産性向上に関する意見、農業生産物の流通や商品に関する意見、農業の経営や機材活動に関する意見)に出場しました。関和優奈さんは、全国で300校以上7万人の農業高校生の頂点である最優秀賞・文部科学大臣賞に輝き、池航平さんも優秀賞を受賞しました。この最優秀賞・文部科学大臣賞受賞は神奈川県では実に15年ぶりの快挙です。
「令和6年度関東地区福祉研究発表会」(令和6年8月27日)
県立二俣川看護福祉高等学校(令和7年4月より県立二俣川高等学校)福祉科の生徒が、佐野日本大学短期大学(栃木県)で開催された、令和6年度関東地区福祉研究発表会の介護技術部門と福祉研究部門の2部門に2年連続で出場しました。
この大会は、関東地区の高等学校で福祉を学ぶ高校生が、学校という枠を越えて学ぶ機会を通して日頃から学習してきた知識や技術を基礎とし、さまざまな視点から自立生活支援の過程や方法を創造し、福祉を深く考察する力や課題発見、研究等のさまざまな能力を育成することを目的として開催されています。
介護技術部門は、各県大会を勝ち抜いた6校と開催権枠1校、前年度最優秀賞枠1校の8校が出場しました。今年度は、選手は利用者情報のみ事前に伝えられ、当日に課題が発表された後、25分間で検討し発表する2段階方式が採用されました。結果は優良賞でしたが、利用者の思いを尊重し、優しく寄り添うコミュニケーションができており、日頃の学習の成果を発揮することができました。
福祉研究部門は、各県大会を勝ち抜いた6校が出場しました。県立二俣川看護福祉高校は、「支え合う地域をつくる~インフォーマルサービスと高校生のつながり~」というテーマで研究を行い、優秀賞を受賞することができました。積極的にフィールドワークを実施し、試行錯誤した研究が目に見える形で評価され、大きな自信となりました。また、他県の高校生の発表を間近で見ることで、今後の学習に向かう意欲も高まっていました。
「スターリングテクノラリーへの挑戦」(令和5年11月18日)
県立平塚工科高等学校 社会部が、11月18日に茨城県立土浦工業高等学校で開催された「スターリングテクノラリー」において、RCクラス(遠隔操作、平坦路で2つのポールの間を2周回(約50m)のタイムを競う)に参加し、1,2,3位を独占するという輝かしい成績を収めました。この大会は、沖縄県や台湾、そして社会人や大学生の参戦もあるレースで、競争も激しい中、素晴らしい結果となりました。今後は人間乗車クラスに参加し、ソーラーカーやエンジンエコランカーで培った経験を活かしていきたいと意気込んでいます。
県立高校では21校に、農業、工業、商業、水産、家庭、看護、福祉、総合産業に関する産業教育系専門学科が設置されています。
農業学習は、実験や実習を通して日々「生命」に向き合い、自然を肌で感じられる学習です。自らの興味・関心や将来の夢に合った学科を選び、3年間で基礎的な知識と技術、地域課題に自ら取り組む力を身につけます。
農業系は、植物の栽培、動物の飼育、食品製造・流通、生活環境などの分野を学ぶ学科があります。
平成30年度より、GAP認証の取得に取り組んでいます。※関連連情報(PDF:58KB)(別ウィンドウで開きます)
「ものづくり」の現場で必要とされる知識や技術・技能などを身につけ、工業と社会の発展に寄与することができる新たな時代のものづくり産業を支える実践的な技術・技能を併せ持った技術者を育成します。
工業系は、機械、電気、建設、化学、デザインに関する学科のほか、工業を総合的に学ぶ総合技術科があります。
ものを生産する人とそれを消費する人とをつなぐ流通をはじめ、マーケティング、簿記、情報処理など様々な業種や職種で役立つ学びを通して、ビジネスで必要となる実践的な力を身につけ、将来の活躍の場を広げます。
商業系は、国際化、情報化に対応したビジネス活動について広く学べる総合ビジネス科を設置しています。
「海・船・魚」を学習素材として、水産業に関することに加え、その生産現場である海洋についての専門的な知識と技術を実践的に学び、各種資格取得を通じ、海のスペシャリストを育てる教育をしています。
水産系学科は、海洋科学高校1校にのみ設置されており、航海・機関、漁業、水産食品、情報通信、生物環境などの分野の学びがあります。
また、海洋科学高校には、県内唯一の「専攻科」が設置されており、大学や専門学校と同様に、さらに専門性を深めるために進学することができます。専攻科では、航海・機関・無線の各難関国家資格の取得を目標とし、修了後は、大型船の船長・機関長・通信長のほか、海上保安庁、水産庁、航空局等の国家公務員として活躍しています。
専門家庭系学科では、衣食住・保育などの生活産業分野のスペシャリストを目指して、人間が生活するために必要な専門的な知識と技術を、科学的な視点から総合的・体験的に学習します。
平成31年度から吉田島高校に「生活科学科」が設置され、2年次からヒューマンサービスコースと食健康コースを選んで学ぶことができます。
人々の命を守り、育むための学びから人としての生き方を考えます。患者さんや医師、看護師などと関わる臨地実習は、人としての生き方を深く考えさせられます。
看護系学科は、二俣川看護福祉高校1校にのみ設置されており、看護の心を育てながら、看護系大学等への進学を目ざしています。
子どもから高齢者まで、また、障害のあるなしに関わらず、すべての人が「しあわせ」な日常生活を送れることについて考えることが、「ふくし」を学ぶということです。
福祉系学科では、社会福祉、介護技術などの実習をとおして総合的・体験的に学び、介護職員初任者研修の修了や介護福祉士の受験資格の取得なども目ざしています。
新たな産業の創出や科学技術の進展に主体的にかかわる創造的な人材の育成を目ざし、社会の変化に柔軟に対応する、産業を総合的に学ぶ専門学科です。
総合産業科は、神奈川総合産業高校1校にのみ設置されており、工学、情報、環境バイオ、科学、リベラルアーツなどの分野の学びがあります。
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