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更新日:2021年8月20日
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神奈川県公立高校の入学者選抜については、平成23年10月に策定した「神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針」に基づき、平成9年度入学者選抜からの理念である「生徒一人ひとりの個性や能力、適性を多面的にとらえ、調査書の評定や学力検査などのいわゆる数値のみではなく、生徒の特性や長所にも着目した選抜」を継承しながら、生徒自らの志願を確かなものとするために、平成24年度入学者選抜までの「前期選抜」「後期選抜」の特性を生かしつつ2つの選抜の機会を一体化して、全課程同日程で「共通選抜」を実施します。また、公立高校における学びの場を幅広く提供するために、夜間の定時制の課程および通信制の課程においては「定通分割選抜」を実施します。
すべての高校の全日制の課程、定時制の課程及び通信制の課程で実施します。
○全日制の課程では、定員の100%を募集します。
○定時制の課程及び通信制の課程では、定員の80%を募集します。
○募集は、各学校の課程、学科別に行い、志願はひとつの課程、学科、コース等に限ります。
○志願変更が期間中に1回できます。
○共通選抜と同日程で連携募集、特別募集及び中途退学者募集を行います。
定時制の課程、通信制の課程で実施します。
○国公私立の高校(高等専門学校も含みます。)に合格している人は志願できません。
○定員の20%を募集します。(共通選抜で募集人員に満たなかった学校はその分を定通分割選抜の募集人員に加えます。)
○募集は、各学校の課程、学科別に行い、志願はひとつの課程、学科、コース等に限ります。
○志願変更が期間中に1回できます。
欠員等があった場合、選抜の終了後、必要に応じて実施します。
「学力検査」と「面接」を共通の検査として実施します。「特色検査」を実施する学校もあります。(クリエイティブスクールでは学力検査は実施しません。)
○「学力検査」は課程ごとに問題が異なります。
○「面接」は、個人面接を実施します。
○「特色検査」は、実技検査及び自己表現検査又はそのいずれかを実施します。
「作文」を実施します。(「学力検査」及び「面接」は実施しません。)
実施したすべての検査と中学校から提出された調査書の評定を活用して選考します。
調査書の評定の扱い
A=(第2学年の9教科の評定の合計)+(第3学年の9教科の評定の合計)×2
※教科ごとの評定合計を一定の範囲(3教科まで、各2倍以内)で重点化する場合があります。
・Aを100点満点に換算した数値を(a)とします。
学力検査の結果の扱い
B=学力検査(3から5教科)の各教科の得点合計
※教科ごとの得点を一定の範囲(2教科まで、各2倍以内)で重点化する場合があります。
・Bを100点満点に換算した数値を(b)とします。
面接の結果の扱い
C=観点ごとの得点合計
・Cを100点満点に換算した数値を(c)とします。
特色検査の結果の扱い
D=観点ごとの得点合計
・Dを100点満点に換算した数値を(d)とします。
第1次選考…次の数値S1により募集人員の90%まで選考します。
合計数値S1の算出式
S1=(a)×f+(b)×g+(c)×h (f、g、hは合計が10となるそれぞれ2以上の整数とし、各学校が定めます。)
※特色検査を実施した場合は、S1’=(a)×f+(b)×g+(c)×h+(d)×i (iは1以上5以下の整数)
資料の整わない者の選考
参考にできる資料に基づいて、第1次選考の合格者と比較して選考します。
第2次選考…「第1次選考」及び「資料の整わない者の選考」において合格となっていない者の中から次の数値S2により募集人員まで選考します。
合計数値S2の算出式
S2=(b)×g'+(c)×h' (g'、h'は合計が10となるそれぞれ2以上の整数とし、各学校が定めます。)
※特色検査を実施した場合は、S2’=(b)×g'+(c)×h'+(d)×i' (i' は1以上5以下の整数)
実施したすべての検査と中学校から提出された調査書の観点別学習状況を資料として総合的選考を実施します。
※資料の整わない者については、参考にできる資料を活用して適正に選考します。
県立横浜国際高校では、国際科および国際科国際バカロレアコースにおいて前記1の選考方法とは異なる選考を行います。
※選考基準の詳細については、令和4年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要(別ウィンドウで開きます)の県立横浜国際高校の箇所(一般募集及び海外帰国生徒特別募集)を参照してください。
※資料の整わない者については、参考にできる資料を活用して適正に選考します。
実施したすべての検査を資料として総合的選考を実施します。ただし、中学校から提出された調査書の観点別学習状況を資料とすることがあります。
※資料の整わない者については、参考にできる資料を活用して適正に選考します。
実施したすべての検査と中学校から提出された調査書を資料として総合的選考を実施します。
※資料の整わない者については、参考にできる資料を活用して適正に選考します。
県内どこからでも志願できます。
それぞれの市内を学区としている学校・学科があります。(ただし、学区のある学校においては、学区外からでも募集定員の一定の割合まで入学できる枠を設けています。)
【横浜市立の高校】
※学区のない学校・学科・コース
【川崎市立の高校】
◎特別募集及び中途退学者募集においては、学区はありません。
ただし、インクルーシブ教育実践推進校特別募集においては、志願に係る通学地域を定めています。
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