更新日:2024年10月16日
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11月17日の世界早産児デーを紹介するホームページです。
世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定され、2011年から世界的な取り組みとして広がってきています。(参考:日本NICU家族会機構・JOINホームページ(別ウィンドウで開きます))
日本で令和5年度に生まれた赤ちゃんの約6%は、妊娠37週未満で生まれた早産の赤ちゃんです。
また、早産などで、2020年(令和2年)に世界で低出生体重児(2,500グラム未満)で産まれた赤ちゃんの数は、ユニセフ(国連児童基金)などの専門家の分析によれば、出生数全体のおよそ7人に1人にあたる1,980万人以上にのぼるとされています。
神奈川県で、令和5年に低出生体重児で産まれた赤ちゃんは約5,200人で、出生数全体の約9パーセントとなっています。
世界早産児デーにあわせて、早産児の問題に関する認識を高めるとともに、早産児の家族が安心して子育てできるよう、様々な活動やイベントなどの取組みが行われています。
県立こども医療センターに受診経験のあるお子さんとご家族の入院中のお写真や、最近のお写真を展示します。
【昨年の神奈川県庁での展示の様子】
ポスター(神奈川県)世界早産児デー(PDF:4,630KB)(別ウィンドウで開きます)
リーフレット(PDF:6,258KB)(別ウィンドウで開きます)
多様性と思いやりを表す紫色に加えて、靴下が並ぶイラストは、世界早産児デーのシンボルとなっています。9足の赤ちゃん靴下の間にある1足の紫色の小さな靴下は、世界中で10人に1人の赤ちゃんが早産で産まれていることを象徴しています。
(参考:日本NICU家族会機構・JOINホームページ(別ウィンドウで開きます))
世界早産児デーのシンボルカラーである紫色を、アクセサリーや洋服などで身に着ける取組みも行われています。
小さく産まれた赤ちゃんである「低出生体重児」のご家族の方(NPO法人pena)が、「世界早産児デー」を通じて低出生体重児のことを広めていくため活動をされており、知事にシンボルカラーの紫色のリトルベビーリボンとマスクを贈ってくださいました。
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康増進課です。