初期公開日:2022年11月29日更新日:2023年10月31日

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AI-OCRの推進に向けた取組

神奈川県は、質の高い県民サービスを提供するため、庁内業務等の効率化に寄与するAI-OCRの導入を推進します。

AI-OCRとは

 AI-OCR(Artificial Intelligence Optical Character Recognition)は、紙に書かれた文字や記号などの情報を、AI(人工知能)を利用して、従来のOCRよりも高い精度で電子データに変換する技術です。

 AI-OCRを導入することで、事務の効率化や職員の負担軽減が期待できます。

AI-OCRのメリット

  • 人よりも大量の帳票を速く正確にデータ化することで、業務の効率化が可能です。
  • 文字等のデータ化を自動で行うことができるため、職員の作業時間を大幅に短縮すると同時に、並行して企画・立案やサービスの質の向上等、真に人手が必要な事柄のために時間を使うことができるようになります。
  • 従来のOCRでは、専用のOCR用紙に印刷された1マス1マスに1文字ずつ記入することが必要でした。また、乱れた文字は読み取ることが難しく、認識できませんでした。AI-OCRでは、読み取る位置を枠で指定でき、AI(人工知能)に学習させることで文字認識率が上がり、かなり乱れた文字や英数字が混じっていても文字として認識されデータ化が可能です。また、専用用紙は不要のため、過去の大量の印刷物のデータ化や、業務システムの導入の準備作業として紙情報をまとめて電子データへ移行することができます。

本県のAI-OCRの取組状況

年度 令和3年度 令和4年度
帳票数(累計) 16帳票 22帳票
削減時間数(累計) 803時間 3,067時間
 

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