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更新日:2023年11月7日

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各団体からのコメント(下九沢御嶽神社獅子舞保存会より)

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下九沢御嶽神社獅子舞保存会より

秘巻の巻末によれば、文政四年(1821)八月に武蔵国西多摩郡小留浦より、榎本重蔵氏が伝授されたとされ、当時の世話役数名により立ち上げられたといわれています。明治三十七、八年(1904-05)の日露戦争で関係者が戦死したことで中断し、昭和三年(1928)に復活し、昭和五十一年に神奈川県の無形民俗文化財に指定され、現在に至っています。

獅子舞の当日は、午後二時三十分に塚場自治会館を出発し、社前まで行列で、先頭から花万頭、唄歌い、笛吹、花笠の子ども二人(ササラを持つ)、岡崎面、剣獅子、玉獅子、巻獅子の順で進みます。獅子は、このときはまだ素面で、白足袋に下駄履きで牡丹模様の水引を口にくわえています。

獅子は鳥居をくぐる前に太鼓を付け、舞場に向かいます。境内には四方に篠竹を立て、しめ縄を張った土俵が出来ています。その中央に盛り砂が置かれ、幣束が立ててあり、岡崎がその幣束を手にまずお祓い(砂を足でならす)をして、いよいよ舞が始まります。

舞形は足さばきに特色があり、足を引き、腰を落とし、バチを口の側に持っていきます。太鼓のふちを叩きながら首を左右に振り天を仰ぐ仕草が多いのも特徴です。

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