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更新日:2024年6月3日
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住宅の省エネルギー化についての情報を掲載しているページです。
県内の工務店等が実施した、断熱性・気密性・日射遮蔽性能を高める省エネリフォームの事例を集めた「住宅の省エネリフォーム事例集」を作成しました。
補助制度やリフォームでの留意事項なども紹介していますので、現在のお住まいのリフォームの際に、ぜひご活用ください。
「住宅の省エネリフォーム事例集2019」(PDF:4,924KB)
家庭では、部屋の照明や食事の調理、お風呂など、いろいろな場面で電気やガス等のエネルギーを使用しています。そのエネルギー消費のうち、約4分の1を冷暖房が占めています。
住宅の断熱性能や日射遮蔽性能、気密性能を高めることで、冷暖房が効きやすくなり、家庭の省エネルギー化につながります。そのような省エネルギー性能が高い住宅を、「省エネルギー住宅」と呼びます。
省エネルギー住宅には、快適な暮らしにつながるメリットがいろいろあり、お財布にも健康にも、さらには地球にも優しい住宅といえます。
夏の冷房時、外から入る熱の約70%が窓から入ってきます。また、冬の暖房時には、外に逃げる熱の半分以上が窓から出て行きます。家の断熱性能を高めることで、部屋の中の冷暖房の効率がよくなります。
検討するなら、比較的簡単で効果の高い窓の断熱がおすすめです。
(出典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会)
複層ガラスや樹脂製のサッシにすることで、断熱性能が高まります。
現在ある窓の内側に窓を追加するなど、二重窓の設置は比較的簡単に施工できる方法もあります。
床、外壁、天井又は屋根など、住宅の外側に接する部分に断熱材を使用し、室内の冷暖房で温めた(冷やした)空気を外へ逃がさず、また、外の寒い(暑い)空気を室内に入れないことが大切です。
断熱のほか、夏は、日光からの熱を室内に入れないように「遮熱」を行うことも大切です。
窓の外によしずやすだれ、グリーンカーテンなどを設置し、室内に熱を入れない工夫をしましょう。
複層ガラスや高効率給湯器等が設置された物件や、省エネルギー性能が表示された物件を選ぶと、経済性や快適性が期待できます。賃貸住宅を選ぶ際には、省エネルギー性能にも注目してみてください。
このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。