県内の温室効果ガス排出量推計結果

掲載日:2021年3月25日

神奈川県地球温暖化対策計画では、2030年度の県内の温室効果ガスの排出量を2013年度比で27%削減することを目指しています。そして、地球温暖化対策の基礎資料とするため、県内の温室効果ガス(注1)の排出量の推計を毎年度実施しており、速報値(注2)として2018年度(平成30年度)の排出量を取りまとめましたので、お知らせします。

(注1)温室効果ガス
地球温暖化対策の推進に関する法律では、次の7種類のガスを温室効果ガスとしています。
二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六ふっ化硫黄(SF6)、三ふっ化窒素(NF3

(注2)速報値の算定
温室効果ガス排出量は、各種統計値に基づいて算定していますが、使用している統計の中に2018年度の値で暫定値のものがあるため速報値としており、今後、その暫定値が更新された際に、改めて推計し直して確定値とします。


1 温室効果ガス排出量

  • 2018年度(平成30年度)の県内の温室効果ガス排出量(速報値)は、7,122万t-CO2(二酸化炭素換算。以下同じ。)である。
  • 前年度(2017年度確定値。以下同じ。)と比べると2.2%減少しており、2013年度と比較すると、11.1%減少している。

表1 県内の温室効果ガス排出量の推移(単位:万t-CO2

区分 2013年度 2017年度(確定値) 2018年度(速報値)
温室効果ガス 排出量 排出量 増減率(%) 排出量 増減率(%)
対2013年度 対2013年度 対前年度

訳 

二酸化炭素 7,718 6,926 △  10.3 6,751 △  12.5 △  2.5

その他ガス

(注3)

290 359 23.7 371 28.0 3.5
合 計 8,009 7,285 △   9.0 7,122 △  11.1 △  2.2

(注3)その他ガス
メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六ふっ化硫黄(SF6)、三ふっ化窒素(NF3

このページの先頭へもどる


2 県内の二酸化炭素排出量

県の地球温暖化対策を進める上では、県内の温室効果ガス排出量の94.8%を占める二酸化炭素の削減が不可欠であることから、二酸化炭素排出量について、さらに詳しく説明します。

(1) 排出量の推移

  • 2018年度の排出量は6,751万t-CO2で、前年度に比べて2.5%(175万t-CO2)減少、2013年度と比較すると12.5%(968万t-CO2)減少している。
  • 2018年度の排出量が前年度と比べて減少したのは、産業部門、家庭部門、業務部門、運輸部門からの排出量が減少したことによる。なお、廃棄物部門からの排出量は増加、エネルギー転換部門からの排出量は微増となっている。
  • 2018年度の排出量を県民1人当たりに換算すると7.35t-CO2で、前年度に比べて2.7%(0.21t-CO2)減少、2013年度と比較すると13.5%(1.14t-CO2)減少している。

※県では「神奈川県地球温暖化対策計画」(平成28年10月改定)において基準年を2013年度と設定していることから、2013年度に対する増減を分析しています。

(2) 部門別排出量

  • 2018年度の排出量の部門別構成比は、産業部門(35.2%)が大きく、次いで業務部門(18.0%)、家庭部門(15.8%)の順になっている。
  • 2013年度と比較すると、業務部門(△26.2%)、家庭部門(△14.8%)、産業部門(△12.0%)、運輸部門(△9.1%)で減少し、エネルギー転換部門(6.2%)、廃棄物部門(11.2%)で増加している。

 

表2 県内の二酸化炭素排出量の部門別比較(単位:万t-CO2

区分 2013年度 2017年度(確定値) 2018年度(速報値)
排出量
(構成比%)
排出量
(構成比%)
増減率(%) 排出量
(構成比%)
増減率(%)
対2013年度 対2013年度 対前年度

エネルギー転換部門

(発電所等)

927 982 5.9 984 6.2 0.3
(12.0) (14.2) (14.6)
産業部門
(製造業、農林水産業、建設業等)
2,703 2,467 △   8.7 2,378 △ 12.0 △  3.6
(35.0) (35.6) (35.2)
家庭部門 1,254 1,102 △ 12.1 1,069 △ 14.8 △  3.1
(16.3) (15.9) (15.8)
業務部門
(サービス関連産業、公的機関等)
1,644 1,255 △ 23.7 1,214 △ 26.2 △  3.2
(21.3) (18.1) (18.0)
運輸部門
(自動車、鉄道、船舶)
1,073 996 △   7.2 975 △   9.1

△  2.1

(13.9) (14.4) (14.4)
廃棄物部門 117 124 6.0 131 11.2 4.9
(1.5) (1.8) (1.9)
合 計 7,718 6,926 △ 10.3 6,751  △ 12.5 △  2.5
(100.0) (100.0) (100.0)

1人当たり

排出量
(t-CO2)

8.50 7.56 △ 11.0 7.35 △ 13.5 △  2.7

※ 部門別排出量は、発電及び熱発生に伴うCO2排出量を各最終消費部門に配分した排出量

このページの先頭へもどる


3 資料のダウンロード

より詳細については、次の資料をダウンロードできます。
 

4 このページでご提供するデータについて

  • 温室効果ガスの排出量は端数処理(万トン単位で四捨五入)をしているため、各表の合計値と内訳が合わないことがあります。また、増減、増減率、構成比等は万トン以下の端数を含めて計算しているため、表中の数値を用いた計算と合致しない場合があります。同様に、四捨五入の関係で構成比の合計が100%にならない場合があります。
  • 推計に当たっては、推計方法の精度向上に努めており、毎年度必要な見直しを行っています。

このページの先頭へもどる


5 関連リンク

このページの先頭へもどる

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。