写真で見る！「黒岩日記」 2022年10月13日

令和4年10月13日（木曜）オンライン版 黒岩知事と県民との対話の広場 「女性のスポーツを語る」

　本日は、私が県民の皆様の声を直接伺う「オンライン版 黒岩知事と県民との対話の広場」を、「女性のスポーツを語る」というテーマで開催しました。
　昨年度から始めているZoomを活用したオンライン開催での4回目となります。

　まず、日本女子プロサッカーリーグ〔WEリーグ〕初代チェア 岡島喜久子氏から、WEリーグの理念や取組のお話と、女性の障壁として例えられる「ガラスの天井」、女性がなかなか上に行けない透明なバリアを破っていこうという内容の動画をお見せいただきました。
　試合会場に託児所を設けたり、WEリーグの選手のセカンドキャリアも考慮した体制づくりなどのお話を伺い、私からは、トップアスリートの頑張りを広げていくことについて語りました。

　次に、城下町スポーツクラブ クラブマネジャー 野田ひろみ氏にお話を伺いました。総合型地域スポーツクラブでの指導経験から、子ども達のスポーツ環境の現状と課題、また、「ご近所スポーツ」として地域で気軽に参加できるクラブとしての思いを伺いました。私からは、町や公園でボール遊びなどがしづらくなっている現状などについて語りました。

　続いて、AWAKE鎌倉ヨガスタジオを主宰し、神奈川ME-BYO STYLE アンバサダーでもある橋本はづき氏にお話を伺いました。ヨガインストラクターとして、なかなか時間がとれない女性への指導で大切にしていることなどを伺いました。また、体調が良くないと感じている女性に対して、健康や美容などの観点での働きかけをすることがとても大切だということがわかりました。

　そして、(株)カーブスジャパン 取締役副社長である田島陽子氏にお話を伺いました。40代以上の女性や、あまり運動してこられなかった方への働きかけの仕方、実際にどのように運動の輪が広がっているのかについてご説明をいただきました。また、私からは2015年にカーブスが設置した「未病センター」第1号の紹介をし、買い物ついでのような気軽さで、100円程度の負担で健康チェックができることについても語りました。

　最後に、運動部で活躍する女子高校生からお話を伺いました。バスケットボールを小学1年生で始めて、中学・高校ではバスケ部のキャプテンを務めたことや、スポーツが大好きになった理由は幼い頃から身体を動かし、その楽しさを知ることができたからだと教えていただきました。また、スポーツに関心のない友人も、一緒に観戦すると関心をもってくれたことなどのお話を伺いました。

　後半ではZoomから参加された県民の皆さんとも数多くの意見交換を行い、どうしたら多くの女性が運動できるか、現状や課題などを話し合いました。
　今回も皆さんと対話をすることができ、大変有意義に思います。いただいた生の声をしっかり受け止めて、今後、県として出来ることを考えていきたいと思います。

このページの所管所属は政策局 知事室です。