写真で見る!「黒岩日記」-令和4年5月31日
更新日:2024年5月24日
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本日は、「オンライン版 黒岩知事と県民との対話の広場」を開催し、「子どもと語るコロナ」というテーマで県民の皆様と意見交換をしました。昨年度から始めた、対面(場所:神奈川県庁災害対策本部室)とWeb会議システム(Zoom)を併用した新形式による3回目の開催となります。
まず、国立成育医療研究センター社会医学研究部部長 森崎 菜穂先生から、コロナ禍が子どもたちに与えた影響についてお話をいただきました。長期の外出自粛や学校における生活様式の変化が子どもたちの心身に大きな影響を与えたという現状と、子どもたちをケアする周囲の大人が知っておきたいことや、人と人とのつながりが大切なことを教えていただきました。
次に、県内の認可保育所で保育士をされている菅沼友里さんにお話を伺いました。どうしたら感染者を出さずに保育の質を保っていけるか、現場で様々な工夫をこらしながら、子どもたちを守ろうと奮闘する保育士さんたちのお話に感銘を受けました。
続いて、平塚市こども家庭課で子ども相談支援業務に携わっていらっしゃる香川妙子さんにお話を伺いました。普段から様々な相談を受けている中で、コロナ禍において、新たに直接自宅を訪問し直接話すことで相談者に寄り添う取組を始めたことなどを伺いました。ちょっとしたことを話せる場所が「こころの健康」のためにはとても大切だということがわかりました。
その後、「子ども」の生の声を聞くということで、3名の学生等の方からコロナ禍における学生生活についての感想や現在の心境等についてお話をいただきました。大変な不安・不便さを感じていると思うと同時に、様々な制約がある中で工夫を凝らし、プラスの経験にしていこうという気概を感じることができ、大変心強かったです。県として、皆さんの日常をしっかりサポートしていきたい、と改めて感じました。
最後はゲストの方々とZoom参加者の皆さんとも意見交換を行い、具体的な問題提起やそれを解決するアイデア等を話し合いました。
「子どもと語る」というテーマのとおり、多くの学生さん、いわば「子ども当事者」の皆さんと対話をすることができ、大変有意義に思います。今日聞いた生の声をしっかり意識して、今後、県として出来ることを考えていきたいと思います。
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