写真で見る!「黒岩日記」-令和4年5月6日
更新日:2024年5月22日
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横浜市庁舎において開催された、第44回県・横浜・川崎・相模原四首長懇談会に出席しました。この会議は、県と指定都市が、共通の諸課題に対し、より効果的に問題を解決するため、昭和50年に設置されたもので、今回は約4年ぶりの開催となりました。
会議では、「持続可能な行政運営に向けた県と指定都市の役割分担について」をテーマに、指定都市が提唱し、法制度化を目指す「特別自治市構想」等に関する率直な意見交換を行いました。
この構想は、指定都市が、市域内の県税も賦課徴収し、市域内の県の事務を全て処理するつまり、県から独立することを目指すものです。
3市長からは、特別区設置制度(いわゆる都構想)と同様に、法制度化する必要性の説明がありました。
県としては、構想が仮に実現した場合、県内全域における行政サービスが大幅に低下し、県民生活に大きな影響を及ぼすおそれがあることから、住民目線から見て法制度化することは妥当でないと考えています。
そのため、私からは、今後とも指定都市との間で、現行制度のもと、一層の協調連携の取組を推進していきたいとの考えを伝えました。
こうした、4県市の考え方を相互に確認した上で、今後も、県と指定都市の課題を共有し、住民目線で解決を図っていくため、トップレベルでの協議を行っていくことで合意しました。
本日の会議を踏まえて、様々な行政課題等について、引き続き協調連携して取り組んでいきたいと考えています。
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