神奈川県では、インフルエンザの定点当たり報告数が第 4週に1.81と流行の目安となる1を超え、過去5シーズンと比べて一番遅い流行開始となりました。その後、第7週で定点当たり10.95と注意報レベル(定点当たり10)を超え、第8週に相模原市で警報レベル(定点当たり30)を超えたのをはじめとして増加を続け、 第11週(3月12日~3月18日)で定点当たり27.97とピークをむかえました 。ピーク時の患者報告数は8,924人でした。神奈川県全体としては警報レベルは超えなかったものの、第11週では秦野 (47.40)、厚木 (42.24)、茅ヶ崎 (32.55)と3つの保健所管内で警報レベルを超えました。ピーク後は春休みになったことも原因してか、急激に減少してきました。神奈川県健康増進課の3月19日現在の神奈川県・集団かぜ発生状況(記者発表資料)によると、欠席者の累計は12,159名、学級閉鎖数は970件でした。
17週(4月23日~4月29日)までの報告数の推移をグラフに示しました。 |