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令和7年9月18日発行

神奈川県 インフルエンザ情報(1)36週

神奈川県の第36週のインフルエンザの定点当たり報告数は、0.39でした。
2025年第36週(2025年9月1日~9月7日)から、インフルエンザの2025/26シーズンが始まりました。インフルエンザ施設別発生状況調査では、インフルエンザウイルスAH3亜型、インフルエンザウイルスAH1亜型が検出されています。感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、咳が出るときはマスクをするなどの咳エチケットを心がけましょう。また、体調不良のときは無理せず身体を休めましょう。
予防接種は発症予防、重症化予防に有効です。効果が現れるまで約2週間かかるといわれているため本格的な流行に入る前の接種をご検討ください。

インフルエンザは、県内約250か所の定点医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。

[1]年別・週別報告数の状況

5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
31週 32週 33週 34週 35週 36週
7月28日
~8月3日
8月4日
~8月10日
8月11日
~8月17日
8月18日
~8月24日
8月25日
~8月31日
9月1日
~9月7日
全国 0.30 0.30 0.28 0.31 0.35 0.50
全県 0.50 0.52 0.22 0.31 0.50 0.39
県域注2 0.42 0.29 0.24 0.36 0.32 0.37
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計
全県 1 - 2 - 1 -

注1:神奈川県全県とは、横浜市、川崎市、相模原市を含む神奈川県全域のことを指します。
注2:県域とは、神奈川県内の市町村のうち、横浜市、川崎市、相模原市を除いた地域です。

[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2025年第34週~2025年第36週)

2025年第36週は、20~29歳、80歳以上で前週に比べて定点当たり報告数が増加しました。

(9歳以下 全県 再掲)

[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2025年第34週~2025年第36週)

川崎市、茅ヶ崎市、平塚保健福祉事務所秦野センター、小田原保健福祉事務所、厚木保健福祉事務所大和センターで前週に比べて定点当たり報告数が増加しました。

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[4]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分)

インフルエンザ施設別発生状況調査では、4集団15例中1集団5例からAH1亜型が、3集団7例からAH3亜型が検出されています(9月17日時点)。

注:神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査

参考ページ

<全国のインフルエンザ情報>

<インフルエンザに関すること>

<神奈川県の感染症の発生状況>