| 第12号（平成30年2月15日発行） |
神奈川県衛生研究所 |
神奈川県 インフルエンザ情報（12）
インフルエンザ流行警報が発令されています！
現在、インフルエンザの患者報告数が増加しています。
神奈川県では、平成30年 第3週（1月15日～1月21日）にインフルエンザの定点当たり報告数が「54.49」となり、流行警報レベル（定点当たり30）を超えました。
今週の定点当たり報告数は「47.85」となり、先週（66.31）より減少していますが、引き続き流行警報レベル（30）を超えています。
保健所別報告数では、小田原保健福祉事務所足柄上センター以外の県内全ての保健所管内で流行警報レベル（30）を超えています。
インフルエンザは、感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを直接吸い込んだり、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れたりすることによって感染し、一般的な風邪より症状が重くなります。手洗い・うがい、くしゃみ・咳エチケットを心がけ、感染を予防しましょう。小児や高齢者の重症化や合併症を防ぐためには、インフルエンザワクチンの接種が有効です。
また、発熱があり、せきやのどの痛み、全身の倦怠感などの症状がみられる場合は、インフルエンザを疑って早めに医療機関を受診しましょう。症状がある間は十分に休養をとり、脱水予防のため水分補給を心がけることも大切です。
インフルエンザは、県内346ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、１定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
【県内インフルエンザ報告数状況（シーズン別）】
【保健所別インフルエンザ報告状況】
| 第5週(1/29～2/4） | 第6週(2/5～2/11） | |
 |
 |
 |
| 機関名 | 所管市町村一覧 |
|---|---|
| 平塚保健福祉事務所 | 平塚市・大磯町・二宮町 |
| 秦野センター | 秦野市・伊勢原市 |
| 鎌倉保健福祉事務所 | 鎌倉市・逗子市・葉山町 |
| 三崎センター | 三浦市 |
| 小田原保健福祉事務所 | 小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町 |
| 足柄上センター | 南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町 |
| 厚木保健福祉事務所 | 厚木市・海老名市・座間市・愛川町・清川村 |
| 大和センター | 大和市・綾瀬市 |
参考ページ
＜神奈川県のインフルエンザ情報＞
＜全国のインフルエンザ情報＞ ＜インフルエンザに関すること＞
