第6号(平成29年1月4日発行)

神奈川県衛生研究所

神奈川県 インフルエンザ情報(6)

インフルエンザ流行注意報が発令されました!

神奈川県では、第46週(11月14日~11月20日)にインフルエンザの定点当たり報告数が流行開始の目安である1を超えました。
第51週(12月19日~12月25日)のインフルエンザの定点当たりの患者報告数が「11.01」となり、流行注意報レベルの基準となる「10」を超えました。

インフルエンザは、感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを直接吸い込んだり、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れたりすることによって感染し、一般的な風邪より症状が重くなります。小児や高齢者の重症化や合併症を防ぐためには、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。接種希望の方は、お早めにかかりつけの医療機関にご相談ください。また、手洗い・うがい、くしゃみ・咳エチケットを心がけましょう。


インフルエンザは、県内346ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。

【保健所別報告数】

第50週(12/12~12/18)
第51週(12/19~12/25)

警報・注意報について○警報レベルとは大きな流行が発生または継続しつつあることを示し、注意報レベルとは流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、流行の発生後であれば流行が継続していると疑われることを示します。○インフルエンザの注意報レベルは当該保健所における定点当たり報告数が10以上の場合です。警報レベルは当該保健所における定点当たり報告数が30以上で始まり、10未満で終息します。

参考ページ

<全国のインフルエンザ情報> <その他のインフルエンザ関連情報>