平成28年11月25日発行
神奈川県衛生研究

インフルエンザが流行の開始水準を超えました!

神奈川県内では、第46週(11月14日~11月20日)の、インフルエンザの定点(*) 当たりの患者報告数が「1.31」となり、前週の「0.54」から増加し、流行開始の目安となる「1」を超えました。 2015-2016シーズンは第1週(1月4日から1月10日まで)で流行開始となって おり、1か月ほど早い開始時期となります。
(*)インフルエンザについては、県内346か所の医療機関を定点として指定し、週1回患者数が報告されます。

○ 県内のインフルエンザ発生状況(シーズン別)

インフルエンザの感染経路

インフルエンザは、主にインフルエンザに感染した人の咳やくしゃみを吸い込むことによってうつります。症状出現1日前から、症状出現後5~7日間程度は他人へうつす恐れがあります。

インフルエンザの症状について

突然の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛が現れ、続いて咳や鼻汁などの上気道症状を伴います。子どもでは嘔吐や下痢が比較的多くみられます。通常のかぜと比較して全身症状が強いのが特徴で、通常は約1週間の経過で軽快します。

インフルエンザの予防のために

○ ワクチンの接種
インフルエンザワクチンには、かかった場合の重症化や合併症の発生を予防する効果があると報告されています。ワクチン接種の効果が現れるまでに2週間程度要することから、接種を希望する方はできる限り早く接種しましょう。

○ 咳エチケット
咳やくしゃみが出るときは、人にかからないようにマスクをするなどの「咳エチケット」を徹底しましょう。

○ 手洗い
手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石鹸でこまめに手洗いをしましょう。アルコールによる消毒も効果があります。

○ その他の注意点

  • 乾燥を避けて、適度な湿度を保ちましょう。
  • なるべく人混みへの外出を控えましょう。人混みへの外出時にはマスクを着用しましょう。
  • 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
インフルエンザの症状について

インフルエンザにかかったら

  • 早めに医療機関を受診しましょう。
  • 安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。
参考ページ
 
<全国のインフルエンザ情報> <インフルエンザに関すること>

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