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令和8年7月7日発行

神奈川県 手足口病情報(1)26週

手足口病は、コクサッキーウイルスA6,A10,A16、エンテロウイルスA71等が主な原因のウイルス感染症です。主として、水疱の内容物や唾液、よだれに含まれるウイルスが手やおもちゃなどを介して口や目などの粘膜から入って感染します(接触感染)。また、便と一緒に排出されたウイルスが口に入ることでも感染します(糞口感染)。口腔内のウイルスが飛沫感染することもあります。主な症状として、手や足、口の中に水疱性の発疹が出現します。口の中が痛くて、十分に水分摂取ができない場合は、脱水症になることがあるので、こまめな水分補給が大切です。また、エンテロウイルスA71による手足口病は、中枢神経合併症(髄膜炎や脳炎など)を起こす頻度がコクサッキーウイルスA群による手足口病より高いことが知られています。コクサッキーウイルスA6による手足口病の場合は、水疱が大きく、出現範囲も広いため、水痘(みずぼうそう)と見間違えられることがあります。コクサッキーウイルスA6による手足口病では、治ったあとに、爪がはがれることがあります(爪甲脱落症)。
本感染症には予防接種や有効な治療法が無く、症状を和らげる対症療法のみとなります。予防には石鹸による手洗いを励行します。また、治癒後もしばらく便中にウイルスが排出されるため、排便後やおむつ交換後は手洗いをしっかりと行い、タオルの共用を避けることが大切です。

[1] 年別及び週別の定点当たり報告数の推移

5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
21週 22週 23週 24週 25週 26週
5月18日
~5月24日
5月25日
~5月31日
6月1日
~6月7日
6月8日
~6月14日
6月15日
~6月21日
6月22日
~6月28日
全国 0.98 1.41 1.98 2.75 3.40 4.61
神奈川県 0.57 0.83 0.97 1.61 2.59 4.59
県域* 0.24 0.70 0.78 1.57 2.78 5.07
*県域とは、神奈川県内の市町村のうち横浜市、川崎市、相模原市を除いた地域です。

[2] 保健所管轄地域別の流行状況

25週(6月15日~6月21日)   26週(6月22日~6月28日)

[3] 年齢階級別報告数の推移

[4] 参考リンク(2026年7月3日アクセス)