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第332号

令和2年8月21日発行
病原体検出は令和2年6月分

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表1 病原体検出状況(保健所等別)―令和2年6月

<検出状況>

  • 6月の病原体検出数は合計30件、細菌は14件、ウイルス・リケッチアは16件であった。
  • 病原体定点等の医療機関からの検査では、小児科定点から細菌が3件検出された。
  • 保健所等別の病原体検出状況は表1のとおりである。

表2 病原細菌検出状況(臨床診断別)―令和2年6月

  • レジオネラ症患者2検体中1検体からLAMP法でレジオネラ属菌が検出された(分離培養は不検出)。
  • A群溶血性レンサ球菌咽頭炎患者2検体中1検体からG群溶血性レンサ球菌が検出された。
  • 感染性胃腸炎患者2検体中2検体から腸管凝集性大腸菌が検出され、そのうち1検体はその他の大腸菌も検出された。
  • 食中毒様事例(有症苦情含む)では、22検体中9検体からサルモネラ O7群が検出された。

表3 病原細菌検出状況(月別)―令和元年6月~令和2年6月

 

表4 ウイルス・リケッチア検出状況(臨床診断別)―令和2年6月

  • 無菌性髄膜炎患者1例2検体中1検体(血清)からヒトヘルペスウイルス6が検出された。
  • 新型コロナウイルス感染症疑い例調査では、437検体中14検体から新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が検出された。
  • 食中毒様胃腸炎調査では、14検体について検査を実施したところ、1検体からノロウイルスが検出された。

表5 ウイルス・リケッチア検出状況(月別)-令和元年6月~令和2年6月

 

表6 食品・環境由来の病原細菌検出状況―令和2年6月


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