事業活動温暖化対策計画書 (イオンリテ−ル株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
届出者氏名 イオンリテ−ル株式会社  代表取締役 岡崎 双一
主たる業種 卸売業,小売業  |  中分類;各種商品小売業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 28 年度〜平成 30 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

弊社では、温室効果ガス排出量抑制に向け長期計画的に取り組んでおります。

1.長期計画・・・「イオン温暖化防止宣言」から「イオンエコプロジェクト」へ
  2008年3月に「2012年度の二酸化炭素排出総量を2006年度対比で185万t−CO2削減する」
  という数値目標と具体的な取り組みを「イオン温暖化防止宣言」として発表し、2011年に208万
  t−CO2削減し1年前倒しで完了させました。引き続き「イオンエコプロジェクト」を2012年9月に
  スタートさせました。
  既存店においては、2020年に2010年対比でエネルギー使用量を50%にする計画です。
  新しく設置する事業所については、2005年の従来型店舗と比較して20%以上のCO2を削減した次世
  代エコストア「スマートイオン」の展開をいたします。
2.お客さまとともにCO2を削減する
  @「マイバック持参運動」「マイバスケット持参運動」の継続
  Aリサイクルボックスの設置
3.「トップバリュ共環宣言」商品の提供
  リデュース、リユース、リサイクル、リターナブルの”4R”をコンセプトとするエコロジー商品ブラン
  ドの販売

 以上の基本方針に基づき、省エネ(運用、設備更新)によるエネルギー起源の削減、お客さまとともに進めるCO2の削減に取り組みます。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 27 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 37,700 tCO2 36,569 tCO2 3.00 %
調整後排出係数ベース 37,100 tCO2 35,987 tCO2 3.00 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 0.2034 tCO2/千u×日 0.1973 tCO2/千u×日 3.00 %
調整後排出係数ベース 0.2002 tCO2/千u×日 0.1942 tCO2/千u×日 3.00 %
原単位の指標の種類 延べ床面積×営業日数
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 弊社の主たる事業は、各種商品小売業で、事業所は全て商業施設となっている。エネルギ−使用量は、建物の延べ床面積と営業日数(営業時間だと各店舗ともフロア単位で営業時間を設定しているため、算出が困難なことから営業日数で設定)により大きく変動するため、原単位の指標は、延べ床面積×営業日数とした。

削減の目標の設定に関する説明

 イオンリテール株式会社の平成22年〜平成24年の地球温暖化防止計画書において、2008年3月に「2012年度の二酸化炭素(CO2)排出総量を2006年度対比で185万t-CO2削減する」という「イオン温暖化防止宣言」の基づき、基本方針を掲げて取り組んできました。平成25年度〜平成27年度においても、この計画基本方針を継承した。「イオン地球温暖化防止宣言」は、2011年に1年前倒しで完了し、現在は次に内容を記載する「イオンエコプロジェクト」を2012年9月に発表しております。
  @2020年度に、2010年度比でエネルギー使用量50%削減を目標に、既存店舗に省エネ設備を積極的に
   導入します。
  A空調設備で18%、照明で17%、冷ケースで10%、BEMSなどによるエネルギーの運用コントロールで5%、
   合計50%の削減を目指します。
 本計画書では、平成28年〜平成30年の3ヶ年計画で、LED化の継続、省エネ運転(運用)の継続、省エネ機器への更新または導入でCO2排出量、排出量原単位を3%削減を目標と致します。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

1.推進体制の整備(1101)
  省エネ対策の推進責任者、推進担当者を選任し、エネルギ−の使用状況や目標管理をPDCAサイクル
  により推進する。
2.管理基準の作成・変更(1102)
  主要機器を中心に管理標準や管理手順書の見直しを行う。
3.主要設備等の保全管理(1103)
  設備・機器管理台帳の整備、機器の性能管理を行う。
4.エネルギ−使用量の管理(1105)
  @電気使用量目標に対する実績を掲示することにより、従業員に対する意識を浸透させる。
  ABEMSの設置の検討、BEMS設置済み事業所ではBEMSの有効活用を推進する。
5.空気調和設備対策(1201)
  CO2制御、インバーター制御による換気設備の導入を検討する。
6.冷凍機(1202)
  管理手順書を整備し、冷凍機の効率運転及びCOP管理を推進する。
7.照明設備(1401)
  LED照明への更新を推進する。
8.コジェネレーション設備(1602)
  管理標準を整備し、総合効率の把握と管理を推進する。
9.事務用機器(1701)
  管理標準、マニュアルを整備し、待機電力の削減を推進する。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○環境教育の実施
1.イオンチア−ズクラブ活動
  弊社では、店舗近隣に住む小・中学生の健全な育成や店舗周辺でのエコ活動を行うことを目的とした「イオン
  チア−ズクラブ」を組織し、約6,000名のメンバーがさまざまな活動を行っております。
  1年目「ゴミ」、2年目「リサイクル」、3年目「資源(エネルギー)」、4年目「太陽と自然」、5年目「植物」、
  6年目「動物」と6年を1サイクルとして毎年テーマが変わり、環境に興味を持ち、考える力を育てるとともに、
  集団行動を通じて社会的なルールやマナーを学んでいくクラブです。
 「イオンチアーズクラブ」はイオンの店舗を中心に行政や地域のNGOなどの協力団体とともに、活動しています。

○植樹活動
  イオン全体として1991年より植樹活動を行い、2013年2月に1000万本を達成いたしました。
  平成28年度以降も継続で実施してまいります。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

1.カーボンフットプリント商品の拡充
  平成21年1月「トップバリュグリ−ンアイ特別栽培米コシヒカリ」をカーボンフットプリント商品として国
  内初の店頭販売を実施。平成28年度以降も拡充していく予定である。
2.店頭リサイクル活動の継続
  現在、弊社の事業所全店で店頭リサイクル活動を実施している。平成28年度以降も継続するとともに、回収
  アイテム(現在はトレ−・牛乳パック・アルミ缶・ペットボトル・玉子パック)について拡大を検討していく
3.「マイバック持参運動」及び「マイバスケット持参運動」
  2007年に始まったレジ袋無料配布中止が、現在は「マイバック持参運動」及び「マイバスケット持参
  運動」として継続しております。また、有料レジ袋及び持ち帰り専用の買物かごについては、平成28年4月
  にバイオマス素材を含有したバイオマス検証マーク付の物が使用開始されました。
  2012年度のレジ袋削減枚数を18億枚として、16万7,000トンのCO2排出量削減になり、平成28年度以降も継続
  いたします。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 イオン茅ヶ崎中央店 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎3-5-16 5611 百貨店・総合スーパー
第1種 イオン相模原店 神奈川県相模原市南区古淵2-10-1 5611 百貨店・総合スーパー
第2種 イオン秦野店 神奈川県秦野市入船町12-1 5611 百貨店・総合スーパー
第2種 イオン海老名店 神奈川県海老名市中央2-4-1 5611 百貨店・総合スーパー
第2種 イオンつきみ野店 神奈川県大和市つきみ野1-6-1 5611 百貨店・総合スーパー
第2種 イオンスタイル湘南茅ヶ崎 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎2-7-71 5611 百貨店・総合スーパー
第2種 イオン久里浜店 神奈川県横須賀市久里浜5-13-1 5611 百貨店・総合スーパー
第2種 イオン大和鶴間 神奈川県大和市下鶴間1-2-1 5611 百貨店・総合スーパー

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