事業活動温暖化対策計画書 (キャタピラージャパン株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 SBSタワー内
届出者氏名 キャタピラージャパン株式会社  代表取締役 前畑 秀和
主たる業種 製造業  |  中分類;生産用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 28 年度〜平成 30 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

キャタピラー社は、総量でCO2排出量を2020年までに、2006年比25%削減を目標として全世界の拠点で取り組んできた。しかしながら、昨年11月20日にCATERPILLAR社の再編に伴うアナウンスがあり、相模事業所に於いては平成30年7月をもって現在生産している建設機械用油機等の生産を終了し、平成30年内に事実上の閉鎖が発表された。これに伴い予算を取っての施策が困難となったため、予算を掛けずにCo2排出の削減を目指す方向へシフトした。また、先に述べた2020年に向けた目標が非現実的であることから、本年より排出量を前年比1%削減という目標に変更した。今後、様々な状況の変化が発生することが予想されるが、従来同様「ゼロエミッション活動」「資源活用分科会」等の活動を継続し、目標達成に向け活動を推進していく。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 27 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 22,500 tCO2 21,800 tCO2 3.00 %
調整後排出係数ベース 22,100 tCO2 21,400 tCO2 3.00 %

削減の目標の設定に関する説明

弊社では、平成11年から省エネ対策に取り組み、省エネ設備の導入(多室型真空浸炭炉・マシニングセンター)、加工設備の空転防止、蒸気インフラの見直し、エアー漏れ防止、工場照明のインバーター化等を実施しており、今後も改善ポテンシャルを積み上げ刈り取りしていく。今後、相模事業所における動向は、平成30年に事実上の閉鎖となる予定であり、予算を取っての施策が困難となったため、予算を掛けずにCo2排出の削減を目指す方向へシフトした。その状況の中で引き続き地球温暖化防止に積極的に取り組むため、実排出量ベースで基準年度の排出量から3%削減の目標を設定した。この目標を達成するため、さらに次のような対策に取り組んでいく予定である。@熱処理用冷却設備の休日停止A熱処理設備の稼働を調整・短縮(電気/ラージローラ炉)B休日停電の拡大、その他、ゼロエミッション活動の継続、省エネパトロールの継続、夏季節電対策の継続。等に取り組む。
 なお、平成30年に予定されている事業所閉鎖による削減分は、閉鎖時期に変更の可能性があるため、最終年度における排出量の合計量には見込んでいない。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

●加熱設備対策(3301)
 熱処理設備の稼働短縮。
●変圧器対策(3701)
 休日停電の拡大。
●ポンプ対策(3803)
 冷却水設備の休日停止。

その他、ゼロエミッション活動、省エネパトロールを継続していく。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

相模原市民向け親子体験事業として、自然観察ウオッチングや環境教室を実施。また毎年、9月〜11月に地域小学校(5年生対象)に対し、環境を含めた工場見学等を実施。平成28年度は、5校(上鶴間、九沢、湘南、横山、作の口)の予定。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

建設機械において、低燃費でクリーンな環境対応型エンジンの開発支援。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 相模事業所 神奈川県相模原市中央区田名3700 2621 建設機械・鉱山機械製造

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