届出者住所 | 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 | |
---|---|---|
届出者氏名 | 一般財団法人電力中央研究所 理事長 各務 正博 | |
主たる業種 | 学術研究,専門・技術サービス業 | 中分類;学術・開発研究機関 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 27 年度〜平成 31 年度 |
弊所は、電気事業の中央研究機関として、「地球環境問題への対応とエネルギーセキュリティの確保」を図ることを最大のミッションとし、電気事業の発展に寄与し社会へ奉仕するよう研究開発に取り組んでいます。また、事業活動の推進にあたっては「環境に配慮した研究所運営」を経営の最重要課題の一つと位置付けています。 上記のミッションおよび経営課題のもと、以下の基本方針に基づき独自の環境マネジメントシステム(Y−EMS)を運用し、地域環境および地球環境の保全と汚染予防に努めます。 1 環境関連法規、条例、協定およびその他法的要求事項と横須賀地区の自主基準を順守します。 2 事業活動が環境に与える影響を認識し、目標を設定してこれを定期的に見直し、Y−EMSの継続的改善を図ります。 3 省資源、省エネルギー、リサイクル、廃棄物の削減に努めます。 4 地域社会の一員として、地域の環境保全活動に積極的に取り組みます。 5 この環境方針は、横須賀地区の全従業員に周知するとともに、外部からの要請に応じて開示します。 |
基準年度 | 平成 26 年度 |
---|
基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
---|---|---|---|
実排出係数ベース | 8,390 tCO2 | 10,100 tCO2 | -20.38 % |
調整後排出係数ベース | 8,250 tCO2 | 9,890 tCO2 | -19.88 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
---|---|---|---|
実排出係数ベース | 38.49 tCO2/研究者数 | 27.9 tCO2/研究者数 | 27.51 % |
調整後排出係数ベース | 37.84 tCO2/研究者数 | 27.32 tCO2/研究者数 | 27.80 % |
原単位の指標の種類 | 研究者数 |
---|---|
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 | 弊所は研究機関であり、研究成果を生み出す事業基盤として、研究者数が密接に関わる指標であるため。 |
弊所におきましては、本計画書提出時点においては未だ横須賀地区発展・整備計画の実施段階にあり、今年4月に狛江地区からの研究部門を収容するための新研究棟建築工事(2016年度7月竣工を予定)が着工したところで、本格的な運用開始は研究部門の移転が終了する2017年(平成29年)1月頃からの予定です。 加えて、材料科学分野の研究基盤整備の一環として、新たに材料科学分析棟(仮称)を建築する予定であり、こちらは2017年(平成29年)6月頃の竣工を予定しております。 このような経緯から、エネルギー使用量は基準年度よりも大幅に増加することが予想されますが、実験設備以外の共通施設・設備の維持管理面で、新規・更新を問わず積極的に省エネ機器を導入して行くことに加え、弊所独自の環境マネジメントシステムである「Y−EMS」の継続運用により、エネルギー使用量増加の抑制に努めて参ります。 |
○空気調和対策(1201) 2016年度7月竣工予定の新研究棟に放射空調方式による省エネルギー型空調設備を導入し、快適さと省エネルギーの両立を図ります。 ○照明設備対策(1401) 2016年度7月竣工予定の新研究棟にタスク・アンビエント照明方式による照明設備を導入し、省エネを図ります。 ○BEMS対策(1502) 2016年度7月竣工予定の新研究棟にBEMS(ビルエネルギー管理システム)を導入し、エネルギー管理の高度化を図ります。 ○建物対策(1901) 温度差エネルギー利用設備の導入により、電気使用量の削減を図ります。 |
○環境教育の実施 研究所公開や見学受入れを通じて、地域の住民や学生等を対象に地球温暖化抑制に向け当所が取り組む研究を紹介し、省エネ意識の向上を図ります。 ○その他 横須賀市地球温暖化対策地域協議会メンバーとして、日常生活や事業活動の中で地球温暖化の原因となる温室効果ガスを、地域の中で削減する方策を考え実践して行きます。 ○その他 弊所が引き続き実施する横須賀地区発展・整備計画の一環として、適切に緑化計画を推進して行きます。 |
○次世代ヒートポンプの開発 高効率、低コスト、コンパクト、低GWP(地球温暖化係数)冷媒を利用したヒートポンプについて、家庭・業務用の給湯・冷房や産業用の加熱プロセスなどの熱需要分野を対象に、商品開発と性能評価を行います。 ○バイオマス等の低品位資源利用技術の高度化 石炭火力発電における低品位資源(バイオマス、褐炭等)の利用拡大を目的として、粉砕し易く発熱量の向上が期待できる炭化燃料化技術と、炭化燃料評価技術を開発します。 ○ライトダウンへの取組み 一斉帰宅を呼び掛けると共に照明類の積極的な消灯を通じて構内の電力使用量削減を推進します。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
---|---|---|---|---|
第1種 | 横須賀運営センター | 神奈川県横須賀市長坂2-6-1 | 7112 | 工学研究所 |