結果報告書
事業者の名称等
| 届出者住所 | 千葉県千葉市美浜区中瀬１－５－１ | |
|---|---|---|
| 届出者氏名 | イオンリテ－ル株式会社 代表取締役 梅本 和典 | |
| 主たる業種 | 卸売業,小売業 | 中分類；各種商品小売業 | |
| 特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
| □ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
| □ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 | |
計画期間
| 平成 22 年度～平成 24 年度 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》
| 基準年度 | 平成 21 年度 |
|---|
排出量の状況
| 実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
|---|---|---|
| 基準排出量の合計量 | 50,800 tCO2 | 43,000 tCO2 |
| 計画初年度の排出量の合計量 | 45,700 tCO2 | 39,000 tCO2 |
| 計画2年度目の排出量の合計量 | 37,100 tCO2 | 31,100 tCO2 |
| 計画3年度目の排出量の合計量 | 36,800 tCO2 | 30,200 tCO2 |
| 目標とした最終年度の排出量の合計量 | 51,994 tCO2 | 43,912 tCO2 |
| 削減率 | 27.56 ％ | 29.77 ％ |
排出量原単位の状況
| 実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
|---|---|---|
| 基準年度の排出量原単位 | 0.382 tCO2/千㎡×営業日数 | 0.326 tCO2/千㎡×営業日数 |
| 計画初年度の排出量原単位 | 0.227 tCO2/千㎡×営業日数 | 0.194 tCO2/千㎡×営業日数 |
| 計画2年度目の排出量原単位 | 0.173 tCO2/千㎡×営業日数 | 0.146 tCO2/千㎡×営業日数 |
| 計画3年度目の排出量原単位 | 0.1718 tCO2/千㎡×営業日数 | 0.1413 tCO2/千㎡×営業日数 |
| 目標とした最終年度の排出量原単位 | 0.357 tCO2/千㎡×営業日数 | 0.304 tCO2/千㎡×営業日数 |
| 削減率 | 55.03 ％ | 56.66 ％ |
| 原単位の指標の種類 | 延べ床面積×営業日数 |
|---|
排出の状況に関する説明
|
排出量においては、基準年度５０，８００ｔ-ＣＯ２に対し最終年度は３６，８００ｔ-ＣＯ２と１４，０００ｔ-ＣＯ２の減少し、目標排出量４３，９１２ｔ-ＣＯ２を下回ることが出来た。 原単位においては、最終年度は０．１７１８ｔ-ＣＯ２／延べ床面積×営業日数で、目標基準単位０．３５７ｔ-ＣＯ２／延べ床面積×営業日数を下回ることが出来た。２０１２年５月にイオン大和店がＯＰＥＮし、２，３５０ｔ-ＣＯ２（最終年度）のプラス要因が あったが、「省エネチェックリスト」の活用による、照明、空調、冷ケース、昇降機、自販機、トイレ便座などの運用上の削減、全社的に実施した共用照明のLED化により目標を達成できた。 ＬＥＤ化は、本報告書の茅ヶ崎中央店、相模原店、秦野店、大和鶴間店、つきみ野店、茅ヶ崎店、橋本店、久里浜店で実施し、その他藤沢店、厚木店でも実施された。 年間電力量で合計１４，９７３，４３３ｋｗｈ削減になります。 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容
工場等における措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
|
弊社では、平成２２年度～２４年度の目標を達成するため、次の対策を実施する。 ○推進体制の整備（1101） 弊社で認証取得している「ＩＳＯ１４００１]環境マネジメントシステムと連動し、省エネ対策の推進責任者、推進担当者を選任し、目標プログラム管理表を作成し、エネルギ－の使用状況等のデ－タを把握、管理するなどＰＤＣＡサイクルにより推進する。 ○管理基準の作成・変更（1102） 設備の省エネ対策を浸透させるため、主要機器を中心に管理手順書を作成するとともに、随時見直しを行う。 ○エネルギ－使用量の管理対策（1105） 電気使用量を毎日測定し、自社作成の「しわとりグラフ」で目標に対する進捗状況を掲示することにより、従業員に対する意識を浸透させる。 ○空気調和設備対策（1201） 空調機の運転制御を室内温度・外気温度を監視することにより、中間期は外気を取り入れることにより冷温水発生機の運転を抑える。又、空調機のインバ－タ－装置の活用により、電気使用量を１０％以上削減する。 ○業務用機器対策（1801） 冷凍・冷蔵ケ－スの室外機に省エネ機器を取り付け、電気使用量の削減を行う。 |
○推進体制の整備（1101） 省エネ体制が組まれ、省エネﾏﾆｭｱﾙ、節電対策、省エネ機器の導入など、トップダウンによる水平展開が実行され、「地球温暖化防止宣言」を完了することが出来た。 ○管理基準の作成・変更（1102） 新法規に基づいた管理標準の整備については十分な対応が出来ていない。効率運転やエネルギー消費の把握の方法などを含めた管理ﾏﾆｭｱﾙも合わせて継続的に整備していく。 ○エネルギ－使用量の管理対策（1105） 各事業所に「しわとりグラフ｝を貼りだし、従業員へに対する意識付けを行った。 ○空気調和設備対策（1201） 社内的にCO2監視ｲﾝﾊﾞｰﾀｰ制御機器などの導入を開始。 ○業務用機器対策（1801） 省エネ機器（ＢｅＮｅｘｔ）の導入を実施。 |
新エネルギー等の導入その他の具体的な措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
| ○平成２３年度オ－プン予定の「（仮称）イオン大和ショッピングセンタ－」に太陽光発電設備を導入する予定。（平成２１年度時点では、ジャスコ秦野店のみ設置） | イオン大和店において３０ｋｗの太陽光発電設備を設置。 |
地域の地球温暖化対策の推進への貢献
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
|
○環境教育の実施 ①イオンチア－ズクラブ活動 弊社では、店舗近隣に住む小・中学生の健全な育成や店舗周辺でのエコ活動を行うことを目的とした「イオンチア－ズクラブ」を組織し、平成２２年度は、秦野店、久里浜店、大和鶴間店、相模原店の４店舗で活動している。活動にあたっては年間テーマを設定しており、ゴミ、リサイクル、資源、太陽・自然、植物、動物の６項目を１年ごとに変えていく。本年度は、「動物」がテーマとなており、合計２０回の活動を実施していく予定。平成２３年度は、新たに３店舗を加え、合計約１００名のメンバーで活動を実施していく予定である。 ②パネル展の実施 環境に関する取り組みをパネルにし、展示することで環境意識の啓蒙を行っていく予定。平成２２年度は、県内では茅ヶ崎市と金沢区において地域行政の主催する環境フェアなどに出展し、地域住民の環境に対する啓蒙活動を実施する。展示するパネルは、お客さまとともに取り組む活動である「買物袋持参運動」「リサイクル」のほか、弊社が取り組む植樹活動、チアーズクラブ活動のパネルを用意する。 ○植樹活動 平成２３年度に新しく開店する予定の店舗（仮称：イオン大和ショッピングセンタ－）周辺で数万本の植樹活動を実施する予定である。 |
○環境教育の実施 ①イオンチアーズクラブ活動 イオンチアーズクラブでは、平成２３年は「ゴミ」、平成２４年では「リサイクル」をテーマとして活動を実施。 平成２３年には北海道、沖縄で全国大会を行うなど、子どもたちへの環境教育活動を活発に行っている。 ②パネル展の実施 環境に対する取り組みは、環境省「活かそう資源プロジェクト」の賛同企業として再生ペットボトルを活用した飲料を中心に、再生素材を活用した商品をPOP等でわかりやすく表示するなど資源を活かす取組の見える化を実施。 ○植樹活動 イオン全体として1991年より植樹活動を行い、2013年2月に１０００万本を達成した。 イオン大和では１０００本の植樹及び壁面緑化。 |
温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
|
○カーボンフットプリント商品の拡充 平成２１年１月「トップバリュグリ－ンアイ特別栽培米コシヒカリ」をカーボンフットプリント商品として国内初の店頭販売を実施。平成２２年度以降も拡充していく予定である。 ○店頭リサイクル活動の継続 現在、弊社の事業所全店で店頭リサイクル活動を実施している。平成２２年度以降も継続するとともに、回収アイテム（現在はトレ－・牛乳パック・アルミ缶・ペットボトル・玉子パック）について拡大を検討していく ○国内各地での植樹活動 弊社では、１９９１年から新たな店舗がオ－プンする際に、お客さまとともに店舗の敷地内に植樹を行う「イオンふるさとの森づくり」を実施しており、平成２２年２月末時点で累計本数は、９，２２９，３０３本となる。平成２３年度に神奈川県内に出店する「（仮称）イオン大和ショッピングセンタ－」でも数万本の植樹を実施する予定である。 ○レジ袋無料配布中止店舗の拡大 弊社では、平成１９年１月に全国チェ－ンとしては初めて「レジ袋無料配布中止」を開始し、平成２２年２月末時点でイオングル－プ１９社７０４店舗で実施している。平成２４年度までに１，０００店舗以上に拡大する予定である。又、有料レジ袋の収益金は、半分を店舗を置く地域の自治体や市民団体等を通じて環境保全や地域貢献に役立てていただくとともに、残り半分は、ＣＯ2排出権の購入に充て政府へ無償譲渡することで京都議定書の目標達成に貢献している。（平成２１年度収益金：約１億２５２０万円） |
○カーボンフットプリント商品の拡充 現在、トップバリュごはん、トップバリュスーパークリーン、トップバリュキャノーラ油、あきたこまちなどで実施中。 また、PCR策定に参加、お客さまにわかりやすい表示などの取組をしている。 ○店頭リサイクル活動の継続 回収アイテムは変わりないが、現在も継続実施中。 ○国内各地での植樹活動 ２０１３年に１０００万本を達成した。 計画期間に新店OPENしたイオン大和店では１０００本の植樹を実施。 ○レジ袋無料配布中止店舗の拡大 ２００７年に始まったレジ袋無料配布中止が、現在は「マイバック持参運動」及び「マイバスケット持参運動」として継続しております。2012年度のレジ袋削減枚数を18億枚として、16万7,000トンのCO2排出量削減。 |
エネルギー管理指定工場等の一覧
| 指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
|---|---|---|---|---|
| 第1種 | イオン茅ヶ崎中央店 | 茅ヶ崎市茅ヶ崎３－５－１６ | 5611 | 百貨店・総合スーパー |
| 第1種 | イオン相模原店 | 相模原市古淵２－１０－１ | 5611 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオン秦野店 | 秦野市入船町１２－１ | 5611 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオン久里浜店 | 横須賀市久里浜５－１３－１ | 5611 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオン大和鶴間店 | 大和市下鶴間１－２－１ | 5611 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオン海老名店 | 海老名市中央２－４－１ | 5811 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオンつきみ野店 | 大和市つきみ野１－６－１ | 5811 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオン茅ヶ崎店 | 茅ヶ崎市茅ヶ崎２－７－７１ | 5811 | 百貨店・総合スーパー |
| 第2種 | イオン橋本店 | 相模原市緑区橋本６－２－１ | 5811 | 百貨店・総合スーパー |