かながわで畜産を始めるには

掲載日:2017年2月14日
神奈川県での畜産という仕事について知りたい方に。

畜産という仕事

神奈川県の畜産業は、150年以上前の横浜港開港のころ、外国人に提供するための生産から始まったという歴史があります。近年では都市化が進む中で戸数・頭数とも減少していますが、消費者がたくさんいるメリットをいかし、生産者が自分の店舗などで直接畜産物を販売をする(6次産業化)経営も増えています。

また、都市の中で行う畜産業であることから、都市住民の農場見学の受け入れなどにより、命や食を大切にする心を育てる(食育)、食品工場などで人が利用・加工した残り(食品残さ)を家畜のエサとして利用したり、家畜ふんのたい肥を野菜生産農家に供給する(資源リサイクル)など、「都市畜産ならではの役割」もあります。

家畜を飼うことから、毎日の世話が必要ですが、ヘルパーさんに頼んだり人を雇うなどして休日を作ることもできます。また、基本的に施設内で家畜を飼うことから、季節や天候による収入への影響は少ないと言えます。

なお、新しく家畜を飼い始めるというときは、周辺住民に対して畜舎から出る臭いなどの環境対策が必要であることはもちろんですが、家畜を買ってきたり、畜舎や家畜ふん尿の処理施設を用意するために大きな資金が必要です。

酪農経営

神奈川県の平均的な飼養頭数は約30頭。戸数・頭数とも伊勢原市・平塚市が多い。

肉用牛経営

神奈川県の平均的な飼養頭数は約65頭。戸数は藤沢市・横浜市で多く、頭数は茅ヶ崎市・藤沢市が多い。

養豚経営

神奈川県の平均的な飼養頭数は約1,200頭。戸数は横浜市・相模原市で多く、頭数は藤沢市・横浜市が多い。

養鶏経営

神奈川県の平均的な採卵鶏の飼養羽数は約18,000羽。戸数は相模原市・愛川町で多く、羽数は愛川町・相模原で多い。

また、平成28年に神奈川県産の肉用鶏「かながわ鶏」ができ、採卵鶏経営を中心に飼育が開始されています。

もう少しかながわの畜産業を知りたい方へ

畜産統計神奈川県内の家畜飼養頭羽数、畜産物の生産額など

かながわの畜産&グルメ情報生産者のみなさんが、県民向けに仕事をたのしく紹介(動画など)。

就農・農業参入については

就農・農業参入支援について「かながわ農業アカデミー」が相談窓口を設けています。