みかん(大津4号)の園主 力石利貞さん

掲載日:2018年4月19日

かながわの自慢!表彰された農畜産品教えます!

 今回、取材にご協力いただいたのは平成29年度神奈川県柑橘優良園管理共進会で最優秀賞(神奈川県知事賞)を受賞したみかん(大津4号)の園主、力石利貞さんとご息子の具視(ともみ)さんです。利貞さんと具視さん


 湯河原は、温泉地である以上に、温暖な気候で育つ良質なみかんの産地として有名です。
 緩やかなみかん山の傾斜を登ると、一面に広がるみかんとその先には、海の穏やかな光の波と真っ青な空が広がります。力石さんのみかん畑は、こんな太陽と海に守られた場所にありました。

利貞さん 

 受賞した感想をお聞きしたところ、「普通に栽培しているだけ。」「恥ずかしいなー。」と、非常に控えめなお人柄が垣間見えましたが、こだわりのみかんづくりについて、お話をお聞きしました。

 


■みかんを愛して70年利貞さん
 力石さんは、高校卒業から家業の温州みかん栽培をはじめ、青島80a、大津30a、その他、いくつかの柑橘類を栽培しています。畑は品種ごとにいくつかの山に分かれていて、合わせて1haほどになります。就農以来、みかんにとことん向き合い、地域の後継者育成にも取組んできました。現在は、息子さんの就農に向けて、技術を伝えているそうです。

 

 

みかん
■受賞のみかん園の一番のこだわり
 力石さんのこだわりは、栽培方法にあります。環境の変化に合わせて、一年を通して、実の成長に合わせた農作業を行ない、春先に花が咲いた頃から、防除を始め、夏から秋にかけて摘果を行い、余計な枝を切り落とします。季節の変わり目ごとのたっぷりの肥料は、甘い実をつくり、収穫が終わると、またたっぷりの肥料で、樹にお礼をします。
 特にこだわっているのは、剪定方法で、果実がたくさん実る年の樹と、あまり実らない年に当った樹の管理方法を変えて、樹に負担をかけない育て方をしています。

 みかん貯蔵庫収穫したみかんの管理もかなり徹底しています。みかん貯蔵庫は、常に室温8℃、湿度70~80%を保ち、乾燥気味のときは、床に水を撒くなどして、みかんの様子をみながら最高のみかんをめざしているのです。

 

 

 

 

 力石家のみかんは全量JAに出荷され、市場を通じて販売されています。利貞さん
 木登りが得意で、高い木にも自分でひょいひょい登って作業する力石さん。

 これからも、おいしいみかん作りに励んでいただきたいですね。