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更新日:2023年11月14日
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神奈川県地域医療医師修学資金貸付制度について
将来、県内の地域医療を担う医師の育成と確保を図るため、神奈川県地域医療医師修学資金貸付制度を平成22年度から創設しています。なお、令和元年度に横浜市立大学医学部生を対象としていた神奈川県産科等医師修学資金貸付制度と統合しています。
この制度により入学された方には、自身が選択するキャリア形成プログラムに従って、初期臨床研修を含む神奈川県内での9年間の従事義務があります。
北里大学医学部、聖マリアンナ医科大学、東海大学医学部、横浜市立大学医学部及び日本大学医学部(令和5年度入学者より貸付予定)に入学された方で、将来県内の医療機関において、一定期間以上、産科(産科の診療を行う産婦人科を含む。)、小児科、麻酔科、外科※、内科、救急科、脳神経外科及び総合診療を担う科(以下「地域医療関連診療科」という。)を担当する医師の業務に従事する意思を有する「県内出身者(詳しくは条例第2条第2号をご覧ください)」の方
※外科とは、日本専門医機構の外科の基本領域とし、具体的には外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、消化器外科、小児外科、内分泌・甲状腺外科がこれに当たります。
上記大学の入学者のうちそれぞれ5名に、大学1年次から6年次までの6年間
原則、毎月貸付けを行います。
月額10万円
大学卒業後、自身が選択したキャリア形成プログラムに従って、県内の臨床研修病院で初期臨床研修を受け、特定期間(初期臨床研修を含む9年間)以上、指定医療機関(県内の医療機関のうち、県が指定する病院又は診療所)の指定診療科(地域医療関連診療科のうち、初期臨床研修修了までに県が指定する診療科)の業務に継続して従事したときは、修学資金の返還の債務を免除します。
※ 返還免除に該当しなくなった場合には、原則1か月以内に貸付けを受けた修学資金に利息(年10%)を付した額を返還していただきます。
大学6年次に、希望する診療科や就業先となる医療機関等に関するキャリア形成プログラムを選択していただきます。キャリア形成プログラムの詳細については以下のページをご参照ください。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/t3u/cnt/f535143/kyariakeisei.html
【指定診療科】
初期臨床研修修了までに、自身が選択したキャリア形成プログラムをもとに県内医療の状況、医師本人の特性(希望、能力、適性)等を総合的に勘案して、地域医療関連診療科の中から県が指定します。
【指定医療機関】
初期臨床研修修了時に、神奈川県医療対策協議会(*)において協議のうえ、自身が選択したキャリア形成プログラムをもとに県内医療機関の中から勤務していただく医療機関を県が指定します。
なお、指定する医療機関は、医師が不足している地域の病院又は診療所を想定しています(県立病院に限るものではありません)。また、指定後は7年間同一の指定医療機関に勤務していただくとは限らず、県内医療の状況をみながら、いくつかの医療機関に勤務していただく場合もあります。
(*) 神奈川県医療対策協議会とは、神奈川県における医師確保対策に関する事項等について協議するために設置したもので、公益社団法人神奈川県医師会等医療関係団体や医師の養成を行う県内大学、県内医療機関、住民代表者などにより構成されています。
「神奈川県地域医療医師修学資金貸付条例」
「神奈川県地域医療医師修学資金貸付条例施行規則」
このページに関するお問い合わせ先
電話 045-210-4877
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部医療課です。