保育士になるには

掲載日:2019年2月7日

1 保育士資格とは 

  • 保育士資格は、児童福祉法に定められた国家資格です。

【児童福祉法】第18条の4 保育士とは、第18条の18第1項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。

2 保育士になる方法 その1:保育士養成課程を置く学校を卒業する。

  • 保育士養成課程の学科を設置している専門学校・短期大学・4年制大学の卒業する方法です。保育士養成校学生イラスト
  • 保育士としての専門知識の授業、ピアノや読み聞かせなどの保育実技の授業、保育所等での実習を通し、保育士に必要な能力を学校に通っている間に身に着けることができるため、卒業と同時に保育士資格が取得できます。 
  • 昼間学部だけでなく、夜間学部や通信課程を併設する学校もあります。 
  • 神奈川県内の養成校一覧

3 保育士になる方法 その2:保育士資格試験に合格する。

 (1)保育士試験概要 

  • 保育士試験は筆記試験と実技試験の二部に分かれており、筆記試験では「保育原理」や「保育の心理学」など、9教科8科目のテストがあります。保育士試験勉強イラスト
  • 各科目の合格基準は、満点の6割以上です※1
  • 実技試験では、音楽、造形表現、読み聞かせの中から2科目を選んで試験官の前で披露します。
  • 現在、全国試験が年2回行われていますが、それとは別に、神奈川県では、平成29年から県独自地域限定保育士試験※2を実施しています。県独自地域限定保育士試験では、実技試験に代わり、保育実技講習会(約5日間)※3を開催しており、保育実技講習会を修了した方は実技試験が免除されます。
  • ※1 「教育原理」及び「社会的養護」については、同一試験にて両科目とも満点の6割以上を特定した者を合格とします。
  • ※2 神奈川県独自地域限定保育士試験に合格した方は、「国家戦略特別区域限定保育士」の資格が得られ、資格登録後の3年間は県内のみで就業可能、3年経過後は全国で働ける保育士資格となります。なお、3年経過後の全国資格への切替について、保育士としての就労経験は問わず、また、手続も不要です。
  • ※3 県独自地域限定保育士試験の保育実技講習会では、音楽・造形・言語の各分野の表現技術について、講義や演習を通して学んでいただくとともに、保育所での見学実習も行っていただきます。平日コース、休日コース等のコース別に分けて実施しています。

(2)受験資格

  • 保育士試験には受験資格があり、短期大学・専門学校等の学歴が必要です
  • 高等学校卒業・中学校卒業の方の場合、児童福祉施設等で一定の期間(時間)勤務することで受験資格を得られます。
  • 詳しくは全国試験を運営している全国保育士養成協議会のホームページで御確認ください。
  • ※平成3年3月31日以前に高等学校を卒業された方(保育科の場合は平成8年3月31日以前に卒業された方)は受験資格があります。

(3)保育士試験科目の免除制度

  • 保育士試験で合格した科目は、受験した年も含めて3年間免除されます。このため、1回の受験ですべての科目に受かる必要はありません。
  • また、全国試験と県独自地域限定保育士試験の合格科目は相互に引き継ぐことが可能です。
  • このため、子育て中の方や、他の職種で働かれている方が、市販の教材等を活用しながら独学で資格取得を目指す例も多くあります。
  • さらに、幼稚園教諭免許状所有者や、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格をお持ちの方は、免除される科目があります。
  •  全国保育士養成協議会の免除制度に係るホームページ

保育士イラスト

4 保育士の資格はないけれど、保育の仕事をしたい。

  • 保育士資格がない場合、従事できる業務は限定されますが、保育補助者として、保育の仕事に就くことができます。
 保育補助者
 子育て支援員
  • 「子育て支援員研修」を受講し修了すると、「子育て支援員」の修了証書が交付され、さまざまな子育て支援の分野で働くことができます。
  • 「子育て支援員研修」には複数のコースがあります。保育所で「保育補助者」としての勤務を希望される方は、「地域保育コース」の「地域型保育」を選択して受講してください。
  • 詳しくは県ホームページをご覧ください。

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