有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について

掲載日:2021年9月10日

有機フッ素化合物であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、環境中で分解されにくく、高い蓄積性があることから、国内外において製造、使用等が規制されています。県は関係機関と連携し、存在状況等の把握に努めています。

新着情報 新規

R3.7.29 有機フッ素化合物に関するQ&Aのページを公開しました。
R3.6.30 綾瀬市周辺地下水調査・座間市内地下水調査の結果を掲載しました。
R3.6.23 環境省の令和2年度全国調査結果を掲載しました。

有機フッ素化合物とは県内における存在状況超過地点周辺における対応PFOS含有泡消火薬剤今後の対応Q&A 

 

有機フッ素化合物とは

有機フッ素化合物は、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質ですが、近年、有害性や蓄積性などが明らかとなってきたため、製造、使用等が制限されています。

環境省は令和2年5月28日、PFOSとPFOAを人の健康の保護に関する要監視項目※1に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定指針値を1リットルあたり50ナノグラム※2(50ng/L、PFOSとPFOAの合計値)に定めました。

※1 人の健康の保護に関する要監視項目:「人の健康の保護に関連する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等からみて、直ちに環境基準とはせず、引き続き知見の集積に努めるべきもの」として、平成5年3月に設定されたものです。現在、公共用水域では27項目、地下水では25項目が設定されています。

※2 ナノグラム(ng)は10億分の1グラムを示す単位

県内における存在状況

(1)環境省の全国調査 

令和元年度の全国調査において調査を実施した県内12地点(河川10地点、海域2地点)のうち、引地川の6地点で暫定指針値の超過(91.5~248.5ng/L)が認められました。暫定指針値の超過が認められた地点では継続調査等を実施しています。

令和2年度の全国調査において調査を実施した県内11地点(河川7地点、地下水4地点)のうち、綾瀬市内の地下水1地点で暫定指針値の超過(1,300ng/L)が認められました。当該地下水を採取した井戸は飲用に供されていません。また、綾瀬市は周辺の住民等に対して注意喚起を行いました。

(2)県の調査

県環境科学センターは、平成19年度から県内主要河川において、PFOS及びPFOAの存在状況を調査しています。一部河川を除き、濃度は低下傾向にあります。

 ※結果の詳細は次の報告書をご覧ください。

超過地点周辺における対応

暫定指針値を超過して検出された地域では、関係機関と連携して実態把握に努めています。

(1)引地川水系 

県の調査において、引地川本川及び支川の蓼川で暫定指針値の超過が認められました。
引地川の水は飲用されていませんが、周辺市は井戸水を飲用する方に、あらかじめ水質検査を行うよう呼び掛けています。

【井戸水の飲用に関する相談先】

令和2年度に環境省が実施した全国調査において、綾瀬市内の井戸で暫定指針値の超過が認められたことを受け、県が令和3年5月に周辺の5地点の井戸水を調査したところ、暫定指針値の超過はありませんでした。

(2)鳩川(相模川支川)水系 

県の調査において、鳩川及び鳩川水系の道保川で暫定指針値の超過が認められました。
鳩川の水は相模川に合流したのち、水道原水として取水されていますが、取水する県企業庁、横浜市水道局、横須賀市上下水道局及び神奈川県内広域水道企業団では定期的に水質検査を実施して水道水の安全性を確認しています。

県が令和3年5月に座間市内4地点の井戸水を調査したところ、1地点で暫定指針値の超過が認められました。調査を行った井戸は飲み水に利用されていません。

PFOS含有泡消火薬剤

過去に製造されたPFOS泡消火薬剤の使用は禁止されていませんが、県内消防部局と連携して保管薬剤の適正管理と非含有薬剤への早期転換を進めています。

今後の対応

引き続き、関係機関と連携して県内における存在状況の把握に努めます。

Q&A

県民の皆様の疑問にお答えします。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa