第15回(第2期第7回)水源環境保全・再生かながわ県民会議 審議結果

掲載日:2019年7月30日

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第15回(第2期第7回)水源環境保全・再生かながわ県民会議

開催日時

平成22年11月15日(月曜日)18時00分から20時25分

開催場所

横浜市開港記念会館1階 1号室

出席者【座長・副座長等】

堀場 勇夫【座長】

淺枝 隆、井伊 秀博、岩渕 聖、片山 幸男、加山 俊夫(代理出席)、北村 多津一、木下 奈穂、久保 重明、倉橋 満知子、木平 勇吉、小林 信雄、齋藤 光弘、高橋 弘二、髙橋 二三代、田中 充、沼尾 波子、林 義亮、増田 清美、柳川 三郎、湯川 裕司

次回開催予定日

平成23年3月中旬

所属名、担当者名

水源環境保全課調整グループ 担当者名 志澤、長谷川

電話番号 045-210-4352

掲載形式

  • 議事録

審議(会議)経過

(事務局)
定刻でございます。開会に先立ちまして、事務局より何点かご報告を申し上げます。
まず、本日の資料の確認でございます。
机上に当日配付資料、差し替え資料の一覧をお配りしてございますが、

当日配布として9点、

  • 第15回県民会議出席委員一覧
  • 資料1-1 市民事業等支援制度モニターによる評価
  • 資料1-2 モニター評価及び第22回市民事業専門委員会検討時に提起された制度上の改善課題についての意見
  • 資料1-3 市民事業等支援制度団体による評価
  • 資料1-4 団体評価における「制度改善」等への要望一覧
  • 資料1-5 市民事業交流会(中間報告会)実施結果
  • 資料1-6 事務局による補助事業実績に基づく分析
  • 資料1-7 市民事業専門委員会スケジュール
  • 資料4-2 県民会議の機能アップ案

差し替え資料として1点、

  • 第15回(第2期第7回)水源環境保全・再生かながわ県民会議次第

以上を本日、配付させていただいております。
続きまして、本日の委員の出席状況についてご報告させていただきます。
現在、19名のご出席をいただいており、設置要綱第5条に規定いたします会議を開催するに当たりましての定足数を満たしております。本日の出席委員につきましては、お手元の出席者一覧を配付させていただいております。
なお、田中委員及び淺枝委員からは、到着が遅れるとの連絡が入っております。
また、相模原市長の加山委員の代理といたしまして、佐久間環境経済総務室長さんにご出席をいただいてございます。
なお、本日、傍聴の方は今のところいらっしゃいません。
また、県側の出席者につきましては、関係各課職員が出席をさせていただいております。
次に、議事の進行でございますが、設置要綱第4条第4項の規定によりまして、堀場座長に議長をお願いいたします。
それでは、堀場座長、よろしくお願いいたします。

(堀場座長)
ただいまから第15回(第2期第7回)水源環境保全・再生かながわ県民会議を開会いたします。
それでは、会議の次第に沿って議事を進めたいと思います。
議題1でございますが、「市民事業専門委員会の検討状況」について、沼尾委員長よりご説明をお願いします。

(沼尾委員長)
それでは、時間も限られておりますので、早速ご説明をさせていただきたいと思います。
前回の県民会議から本日までの間、市民事業専門委員会において、どのような活動をしたのかということをご報告させていただきたいと思います。
まず初めに、お手元にございます資料1-6をご覧ください。この間、次期5か年計画に向けて、この制度に関する評価を行っているところですが、この市民事業の支援制度についても、次期の制度構築に向け、あるべき姿を検討していくということで、この間、3種類の評価を行ってまいりました。それがお手元にございます資料1-6でございます。
まずは、モニターグループを組みまして、市民事業モニターということで、市民事業を行っている団体に聞き取り調査、現地調査を行いました。それから、実際にこの補助事業を受けている団体の方たちに、この制度の使い勝手あるいはその成果について評価をしていただきました。
そして、事務局による分析ということで、補助実績、活動実績について分析を行っていただいております。まだこの評価自体は完全にまとまったものではないのですけれども、現段階でこの評価について一通り結果が上がってきているものについて、その内容をこの間の市民事業専門委員会で紹介した上で、今後の方向性について話し合って参りました。その内容をこれからご紹介させていただきます。
では、資料1-1にお戻りください。こちらはモニターによる評価の一覧でございます。まず、表紙のところに、8月8日から9月27日までの5回にわたって、それぞれの団体に対して現地調査を行った、そのスケジュールが書かれております。
実際にモニターに参加していただいた委員の皆様、本当に暑い中、また山の上まで行っていただきありがとうございました。その中で出た意見というのがこの資料の3ページからまとめられているものでございます。ここでは、整理されているものというよりは、上がってきた意見をまとめているんですけれども、全体の傾向としましては、例えば3ページ、4ページのところは、活動内容、参加者数、参加者層に広がりが見られたか、評価欄としては、A、B、C、Dということで4段階ですが、一定の成果があったとか、比較的成果があったというのが、A、Bですけれども、そのように見受けられるところが比較的多かったという結果となりました。
また、5ページ、6ページで、事業実施の箇所ですとか事業メニューの広がり、これについても補助制度を通じて広がりが見られたところが大きいということですね。それから、この事業を通じて新たな団体ですとかいろいろな組織と新たな関係性が構築されているのかということについてですが、7ページ、8ページをご覧いただきますと、いろいろなつながりが生まれたということも出てきておりますし、今後の計画についてもそれぞれ見通しを持ってやっているところが比較的多いということがうかがえたところでございます。
そういった形で整理されているので、後ほどご覧いただければと思うのですけれども、その上で、実際にこの事業を通じて、水源かん養機能の高い森林に近づいたのかとか、間伐材の有効活用はどうかとか、そういったことについてもそれぞれのところでご意見が出ているところです。詳細については後ほどご説明します。
それから、14ページをご覧ください。こちらが、この補助制度の利便性、使い勝手についてということですけれども、申請手続の問題、審査方法あるいは支援の対象となる事業の範囲、補助額、補助期間といったことについて、いろいろなご意見をいただいております。概ねどちらかといえば満足できるというようなことでご回答いただいているところが多いのですが、やはり事務手続の簡素化の問題ですとか、あるいは補助対象の事業の内容とか補助期間などについて、いろいろなご意見をいただいているところです。
それから、次の15ページですけれども、こちらでは、市民事業専門委員会で開催している交流会、公開プレゼンテーション、県のホームページの使い勝手について意見を聞いたものを取りまとめているということでございます。
ここでの意見については、今後の制度見直しということを考えるに当たって、一つ一つ見ていきながら考えていくことになるわけですけれども、次の資料1-2をご覧ください。
こちらが、モニター評価の中で出た制度上の改善課題を大まかにまとめたものでございます。まず1点目としては、団体の支援についての改善課題として、まず団体への支援として、やはりリーダーの育成を支援するプログラムがあってもよいのではないか、あるいは団体が支援事業の活動を行うに当たって、例えば書類の書き方とか、補助金申請の書類作成、報告書作成とか、そういった事務手続のサポートの仕組みがあってもよいのではないか、あるいは各団体が個別に自分の地域の中だけで活動しているので、横のつながりを広げていくネットワークの支援があってもよいのではないかと、このようなことが出てまいりました。
例えば新しい活動地を確保するための地権者さんとの交渉ですとか、あるいは教材の提供とか県の研究機関による出前講座の利用とか、こういったことが考えられてよいのではないか、また、活動中にも、一般の市民の方に幅広く活動に加わっていただく場合に、本当にプロのような技術を持っているプロ市民の方もいれば、山へ入るのは初めてという方もいて、そういった能力差をどのようにケアしながら、参加の輪を広げていくのか、そのあたりの支援の問題ですとか、ボランティアの教育、プログラム支援というようなものがあってもよいのではないかとか、あるいは事業が実施しても、終わった後、県の補助を受けている団体であるということで、地域から一定の信頼が得られたのだけれども、その信頼を継続していけるような仕組みが構築できないかといったご意見もございました。
さらに、全期間を通じて専門家への相談窓口ですとか、指導を仰げるような支援体制がつくれないかといった意見が上がってきたところでございます。
次のページですが、2番目として、広報支援という課題が出てまいりました。広報やネットワークの必要性、あるいは活動実績のPRの場ですとか、あるいは今、荒廃している里山の厳しい状況そのものをもっと県民に伝えていくような仕組みがあってもよいのではないかという意見もございました。それから、市民事業の支援を受けて活動をしている場所に、看板や旗を設置してもらって、これは、県の水源環境保全税を使って行っている事業だということを周知するようなこともあってもよいのではないかということもございました。
それから3点目としては、他の組織や制度との関係ということで、例えば鳥獣害対策の問題ですとか、あるいは急斜面で重機が必要なところについては、団体で大きな設備は購入できないので、県や市が公費を投入して整備することがあってもよいのではないかというご意見もございました。
それから4点目としては、補助金の交付要件に係る問題で、例えばその補助金の交付が決定した団体について、改めて水源環境保全・再生に関する講習会を実施してもよいではないかとか、あるいは普及啓発について、現場と座学と組み合わせるような、そういう条件を入れてもよいのではないかといったご意見があったところでございます。
また、補助対象についても、事務局の運営経費が認められないかとか、あるいは森林の手入れをする際の境界の確定にかかる立ち会い費用などを支援できないかとか、あるいは傷害保険、ボランティア保険の充実強化と、それにかかる費用を負担できないかとか、そういったご意見がございました。
こういったことも含めて、これから引き続き委員会でも検討をしていきながら、最終的に次回の県民会議の場で、実際の制度改善に向けた案を策定していきたいと思っております。委員の皆様方も何かご意見がございましたらお寄せいただければと思っております。
では、次に資料1-3をご覧ください。こちらは、実際に補助を受けている団体の方たちが、今の制度を自分たちの目から見てどのように評価しているのかということを掲載させていただいたものでございます。
基本的には、質問項目は先ほどのモニターのものと全く同じです。本日は時間が限られておりますので、こちらの資料1-3の内容についての詳細な説明はいたしませんが、全体的な傾向としましては、やはり参加者数の増加ですとか、事業の実施箇所の広がり、事業面への広がり、新たな関係性の構築といったところについては、多くの団体で一定の成果が上がっているという回答をいただいております。ただし、いろいろな課題があるということも浮き彫りになったところでございます。
また、森林整備の成果ですとか、間伐材の有効活用ですとか、そういったことについても一定の成果が上がっているということが出てまいりました。
他には、制度の利便性とか、あるいはこの間の交流会についても、一定の成果があったというところと、やはりまだまだ見直しが必要だとか改善を求めるというような厳しいご意見もいただいておりまして、そのあたりのところは今後検討を進めてまいりたいと思っているところでございます。
これについて、具体的な団体の制度改善の要望というものを簡単に取りまとめたのが資料1-4でございます。こちらについては、実際に記入してもらったものをそのまま掲載しているのですけれども、まず補助額については、やはり限度額を引き上げてほしいとか、あるいは2分の1補助のものを10分の10補助にしてほしいとか、そういった金額やその補助の対象についていろいろな意見をいただいており、手続についても非常に煩雑なのでもう少し簡素化できないかといったご意見もいただいているところです。また、審査の方法についてもそのプレゼンテーションのあり方ですとか評価方法について個別のご意見が出ております。
3ページには、財政面以外の支援というところで、やはりネットワークの構築ですとか技術面での支援ですとか、あるいは広報面での支援といったことに関する要望をいただいているところでございます。あとは、対象事業なども含めていろいろご意見をいただいているところですけれども、これらについても市民事業専門委員会で整理した上で提言をまとめていきたいと思っているところです。
これが、この間の市民事業支援制度の評価に関するモニターグループの評価と団体による自主評価のところになります。
順番が飛んでしまうのですけれども、資料1-6に戻っていただきます。これは事務局で作成していただいた補助実績と活動実績に関する分析になっております。
実際に経費の内訳ですとか資金の内訳、あるいは参加者1人当たりの補助金額や資材経費というものを、これは森林の整備に係る事業のところだけを、今抜粋してやっていただいているところで、まだ引き続き事業全体についてこれから分析をしていただく、まだ途中の段階のものということになっております。ここから、森林保全の補助率、充当率、活動面積、参加者1人当たりの費用については、どのくらいか出てきてはいるのですけれども、これをどのように紐解くかというのは、これからの課題になっておりまして、このような形で分析をしているということのみをご報告させていただきたいと思います。
この3つが制度に関する評価の現状についての報告でございます。
それでは、次に資料1-5をご覧ください。こちらが、11月7日の市民事業の交流会で、今年度の補助団体の活動の中間報告会に関するものでございます。11月7日の午後1時から、プロミティあつぎの会議室でこの交流会を開催したところでございます。県民会議からも何名かの委員の皆様にご参加いただきましてありがとうございました。
初めに、活動団体からご報告をいただきまして、この間どのように取組をされたのかということについて、スライドを使ってお話をいただいたところでございます。その上で、第2部ではグループワークということで、実際に市民事業を活性化するための公的支援のあり方について、ちょうど今、制度の見直しもやっているところですので、それぞれ3つのグループに分けまして、幅広いご意見をいただいたところでございます。
この取組については、交流会が終わった後、アンケートをいただいたのですけれども、こちらの資料の3ページ目のQ1にあるとおり、大体満足、やや満足という意見をいただいているのですけれども、厳しいご意見としては、報告時間が少なくて、情報交換が十分にできなかったので、もっと時間をとってほしいということもいただいております。このあたりは、今後の交流会の開催のあり方についても見直しをしていきたいと考えているところでございます。
それから最後に、資料1-7をごらんください。こちらが、今後の市民事業専門委員会の活動スケジュールということになっております。この制度の評価結果を踏まえて、今後のあり方、改善の方向についての議論を行うことになっております。次回の12月とその次の1月で、制度のあり方について取りまとめをしていきたいと考えているところです。その後、平成23年度の補助事業の選考に入っていくということで、最終的にその結果も含めまして、次回の県民会議でご報告をさせていただきたいと考えております。
私からの報告は以上です。

(堀場座長)
ありがとうございました。何かご質問あるいはご意見ございますか。

(倉橋委員)
質問ではないのですけれども、感想で、私も市民事業モニターに3回参加しまして、かなり強行軍の中で、でもすごくよい経験になったと思っています。やはり実際に見まして、本当に大変な場所をボランティアで、皆さん、いろいろな形でやっていらっしゃるのを目の前で見て、大変感動もしましたし、何かもっと支援をしたらよいのではないかなと逆に思ったんですね。
1つ意見ですけれども、この市民事業に水源税が使われているという看板が、私が見たところで1箇所あって、いいですねという話が出たんですけれども、多分、この看板をつくるのにも結構お金がかかるし、大変じゃないかなという気がするんですね。だから、何かそういう看板は、あらかじめ簡単に設置できるようなマニュアル的なものをある程度作っておいて、そこにもう少し団体に即した内容をプラスするような感じで、こちら側から提供するような形の方が確実に看板を立ててもらえるのではないかなという気がします。
以上です。

(堀場座長)
ありがとうございました。そのほか何か意見ございますか。

(柳川委員)
私も、市民事業モニターの第1回から第5回の中で数か所行かせていただいたのですけれども、非常に印象に残っているのは、伊勢原森林里山研究会の人たちが間伐材を自分たちで製材し、シカの植生保護柵を作ったという実績です。市民団体の人でもそういうふうな形ができているというのを見たときに非常に驚いた次第で、今日の沼尾先生の報告の中でも、広報の大切さを非常に強調していらっしゃいますけれども、努力している人たちの姿をたくさんの県民にぜひ知らせてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(堀場座長)
そのほかに何かございますか。

(沼尾委員長)
今のご意見ですけれども、次回の「しずくちゃん便り」では、その支援事業の活動を取り上げていただけるような話も聞いているのですが。

(北村委員)
「しずくちゃん便り」の第20号で市民事業モニターの特集を組むことを考えておりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

(堀場座長)
どうもありがとうございました。貴重なご意見をいただきまして、今後に生かしていきたいと思います。
市民事業等支援制度については、現地モニターあるいは交流会など、大変ご尽力していただき改めて御礼申し上げます。
では、引き続き議題2に入らせていただきます。県民意見の集約・県民への情報提供について、各作業チームのリーダーからご説明いただきたいと思います。ご質問、ご意見につきましてはすべての説明が終わりましてからいただきたいと思います。
最初に事業モニターの結果について、森チームの柳川委員、お願いします。

(柳川委員)
前回の県民会議以降、事業モニターの関係も、次期5か年計画の骨子案づくりの体制のいろいろな絡みもあって、事業モニターチームの皆さんや、県の事務局の皆さんに非常に多大な時間を割いていただいたことをお礼申し上げます。
最初に、「しずくちゃん便り」の第18号をご覧になって、ここで、すごく強調しておりますように、森林整備とシカの管理を一緒にうまくやるような形にして、一体管理で水源地域を守ろうという視点で、9月8日に蓑毛から札掛にかけて、ちょうど9月8日というのは、ご存じだと思いますけれども、山北町長さんも大分苦労された日で、神奈川県の湘南から県西にかけて非常にゲリラの雨が降ったときでございますけれども、その中でいろいろな活動をしたということでございます。
ご案内のとおり、第18号の内容は、非常に行き届いた人工林とシカの管理の問題、そしてすぐそばに森林の手入れとシカ管理が行き届かないところの人工林、そしてシカの影響を受けた人工林、また、シカ対策を講じた人工林だとか1から4までいろいろご覧いただいたと思いますけど、そういった点を9月8日にはモニターさせていただきました。
それから、10月19日には、地域水源林整備の支援として、清川村の地域水源林整備状況と、それから相模原市の青野原の地区をモニターして、特に清川村では県立青少年の家の隣の山がきれいに皆伐されている状態を初めてモニターして、各委員からいろいろな意見が出されたわけでございますけれども、非常に私は効果のあるモニターをさせていただいたと。そして、青野原では、まさしく水源の森というように渓谷の上流の沢が、清々とした水がわき出て、流れている状態だとか、間伐をした人工林のスギやヒノキが土砂崩れの防止のために使われている状況などをモニターして、非常に私は効果的なモニターをさせていただいたと思っております。日ごろたくさんの方々が頑張っている事業でございますので、今回、2回ほど事業モニターをさせていただきましたので、いろいろお世話になりましてありがとうございました。

(堀場座長)
どうもご苦労さまでした。引き続き、水チームの高橋委員よりご説明いただきます。

(高橋(弘)委員)
特別対策事業7番の地下水保全対策の推進ということでモニターさせていただきました。これが資料2-3の「しずくちゃん便り」の第19号案という形でお配りしたものであります。
モニターしたのは、大井町、それから中井町の2件で、開いていただいたところにそれぞれの内容が書かれております。これまで「しずくちゃん便り」の構成としてQ&A方式でやっておりましたけれども、今回、皆さんからの意見が多いということで、あえてQ&Aをやめまして、県民会議委員からの意見という形でまとめてみました。
大井町に関しましては、左上に写真が載っておりますように、水路があって、右側の方が矢印で書かれております透水性舗装です。自然に配慮した水辺の広場がつくられておりますけれども、果たして、水源環境税を使ってこの事業が行われているということに対して、県民の皆様に納得していただける説明ができるかなというのが委員の皆さんのご意見でございました。
それから、この写真の奥に、こういう石積みの水路をつくらないまだ未整備のところがあるんですけれども、委員の方々は、むしろ手つかずのそのままの状態の方が自然に配慮した水辺や水路ではないだろうかというような見方もされております。
それから、もう1箇所の中井町の厳島湿生公園、これは、これまでわき水のあった湿地状態のところを、ちょうど真ん中にある厳島神社というのを中心にして湿生公園という形にまとめたものです。私たちが行ったときもたくさんの人たちが訪れておりましたので、それなりの公園としての価値はあると思います。ただし、水源環境ということになりますと、この近くに地下水源があるんですけれども、この地下水源と公園との因果関係、メカニズムという説明が全くされていない。この辺はやはりはっきりしておく必要があるのではないか。それともう1点は、施設は完成した後の維持管理というのが大事なので、それも、近隣の町内とか環境団体と一緒になって維持管理をやっていっていただければなというのが我々県民からの意見でございました。
以上です。

(堀場座長)
ありがとうございました。引き続き、県民フォーラムチームから、第10回県民フォーラムの結果についてご報告をお願いします。

(倉橋委員)
第10回は、初めて上流側の山梨県で行いました。9月4日に行いましたけれども、こちらは、当初、広報の周知が非常に問題でありまして、人がどのくらい来るのか大変心配いたしましたが、おかげさまで140名参加ということで、人数としては非常によかったと思っておりますけれども、どの程度、参加者の方々に理解していただけたかということがちょっと把握できなかったような気がいたします。
今回、第1回目ということで、これからも何回かやっていくのかとは思いますけれども、気になりましたのが、こちら側から用意いたしましたパネラーの方、そしてまた両県からの説明がございましたけれども、これは終わってからの話なんですけれども、私の所属している団体から、本当に神奈川県の現状が山梨県の方に伝わり、そしてまた神奈川県の人たちが、上下流対策が必要なのかどうかということがあれでわかったのだろうかと非常に心配しておりまして、今日出席されている方に当日の感想などをお伺いしたいと思っている次第です。
以上です。

(堀場座長)
ありがとうございました。
引き続き、第11回県民フォーラムの結果について、井伊委員よりご説明願います。

(井伊委員)
第11回県民フォーラム、川崎・横浜地域フォーラムは、10月24日、川崎市総合自治会館ホールで行いました。内容については、広報されておりますので、これを見ていただければと思うんですけれども、全体的な感想といいますか、当初のねらいを簡単にお話しさせていただきたいんですけれども、今回2点、このフォーラムを開催するに当たって、フォーラムチームとしては目標といいますか、ねらいを考えました。
1つは、「私たちの水はどこから来ているのか」というテーマについては、水源環境の問題を都市部に暮らす人たちに身近に引き寄せて考えてもらおうという趣旨で、こういうテーマを設定したということです。
2つめは、パネルディスカッションについて、もう少し充実させたいなという思いがありまして、そこに重点を置いてこの企画をしたわけですけれども、結果は、予想どおりといいますか、我々としては非常に頑張ったのですけれども、参加人数が少なかったというのがございました。いろいろ原因はあると思いますが、一番の原因として考えられるのは、我々の準備が結果的に足りなかったのではないかなと。そこが一番大きい問題だなと思いました。
テーマは早く決まったのですけれども、パネリストの選定に非常に時間がかかりまして、ちょっとうろうろしたといいますか、そういうのがあって、非常に時間がとられました。そういうことで結果的に周知するのが遅れて、それで結果的に参加人数が少なかったのであろうと。そういうふうに考えております。
県民フォーラムというのは、県民会議の内容だとか、水源施策を県民に紹介するといいますか、知ってもらう非常に重要なイベントだと思うんですね。そういう意味では、重要なのは参加人数と、内容の充実というのも非常に大事なことで、内容の充実に関しては、今回の経験を踏まえてもう少しやり方があるのではないかなと思っているんですけれども、参加人数についてはどうしたものかなと考えているところがございます。
これは、また次回、今回の反省を生かしていろいろやっていきたいと思うのですけれども、今回改めて感じましたのは、県民フォーラムというのは県民会議が主催するべきものだということを今回、当たり前のことですけれども、痛切に感じました。計画段階では、ややもするとフォーラムチームだけが何かばたばたと動いているようなところもあったんですけれども、今回のあいさつには、天野委員がすばらしいあいさつをしていただきましたし、ディスカッションも、コーディネーターの田中先生が、本当に見事にコーディネートをやっていただきまして本当にありがとうございました。
県の事務局も、テーマに沿って、水がどういうふうに県内に配分されているかという資料をわざわざ今回、我々の趣旨に合わせて作っていただいて紹介していただいたということもありまして、やっぱり県民会議全体でやっていくんだ、紹介するんだというか、盛り上げていきますと、フォーラムチームも非常に盛り上がってくるといいますか、力が沸いてくるといいますか、その結果、人数が少なかったのですけれども、先ほど言った二本立て、参加人数のアップと内容の充実ですが、内容の充実に関しては非常に手ごたえを得たなという感触を持ったところでした。
以上です。

(堀場座長)
ありがとうございました。引き続き、県民会議のニュースレター「しずくちゃん便り第19号(案)」について、北村委員よりご説明をお願いします。

(北村委員)
「しずくちゃん便り」の発行ではいつもご協力ありがとうございます。22年度のニュースレター、第17号、第18号については、お二人のリーダーのお話がありましたけれども発行済みでございます。今お話がありましたように、第19号、これは資料2-3、高橋リーダーからお話がありましたけれども、中井町と大井町の地下水保全対策事業のモニター、これを11月末に発行する予定でおります。それから、沼尾委員長からもお話がありました市民事業モニター、これを次の第20号で特集ということで、12月末あるいは1月初めごろを目処に、発行を考えております。今年度に5回行った市民事業モニターの特集を沼尾委員長初め、市民事業専門委員会の皆さんとともにご相談しながら進めていきたいと思っていますので、ご協力の程ひとつよろしくお願いいたします。
それから、第21号については、10月19日にモニターしました、清川と相模原の事業モニターを2月に発行する予定で、一応5回を目安に組んでおります。新人の田邊さんのご努力もありまして、ニュースレターも少しずつ進化をしているつもりです。進化と思っていたものが退化とならないように、引き続き委員の皆さんのご意見、ご協力をぜひお願いしたいと思います。
それから2点目は、広報活動のお願いです。資料2-2の一番裏側にあるのですけれども、久保委員がご自分の属するかながわ森林インストラクターの会の会報にこういうふうに投稿してくださいました。たしか発行部数は360部以上あると思います。以前から、高橋弘二委員や増田委員などもご自分の所属する会報に常時載せてもらっていますけれども、こういった地道な積み重ねをやることがやっぱり広がっていくことにつながっていくのではないかと思うんですね。沼尾委員長からもありましたけれども、皆さんのできる範囲で、それぞれのネットワークを活用して、足と手を使って、ぜひ広報活動をより一層お願できればと思っております。どうぞよろしくお願いします。

(堀場座長)
ありがとうございました。
これですべて報告が終わったと思いますけれども、何か補足することはございますか。

(久保委員)
井伊委員が私の県民フォーラムについて言いたいことをほとんど言っていただいたので、余り追加することはないのですけれども、ちょっと感じたことをお話ししたいと思います。
県民フォーラムについては、公募委員になってから5回参加しました。そのうち2回は直接やらせていただきまして、これを通して感じたことが3つあります。1つ目は、チラシを配布しただけでは人は集まらないということを本当に実感しました。やはり直接呼びかけに行ったり、お願いしに行くということも必要だなということが1点目です。
2点目は、県民フォーラムは、先ほど井伊委員が言われたように、県民会議全体で考えていく、いわゆる発表の場、大事な窓口だということなので、ぜひ最初のあいさつは、我々広報委員がやるんではなくて、座長或いは副座長から県民会議の話として言っていただきたいというのを強く感じました。
それから3番目は、我々が真剣に取り組めば、参加する人も真剣に応じてくれるというふうに考えておりまして、5回を通して、呼んだ人から、私が声をかけた人からいわゆる県民会議の委員が余りにも少ないのではないかと私も言われました。誘っておいてそう言われると非常に恥ずかしいのですけど、そういうことを言われました。それで、お忙しい先生方のことですから、なかなか時間の都合をつけるのは難しいと思いますけれども、ぜひ時間のある限り県民フォーラムには参加していただければなと。これはお願いです。よろしくお願いいたします。

(増田委員)
久保委員と重複してしまうところがあるんですが、まず山梨県なんですけれども、私も参加いたしまして、パネリストの方が横浜市の人たちに聞いてもらいたいということを熱望しておりましたが、山梨県で、上流域でフォーラムを開催するのはよいのですが、やはり山梨県の人たちに逆に横浜の方に来ていただいて、そういう現状を訴える方法のフォーラムという開催も一つの方法かなというふうに感じました。山梨県でやるのも当然意味はあるのですが、結局地元の人たちの思いだけで、痛みをわかっている方たちが痛みだけを知っていってしまうということだけで、こういう知らない人たちのところにやはり現状の一番痛みを持っている方たちが来て訴える方が皆さんに伝わるのではないかなという印象を受けました。
それから、川崎のフォーラムですが、久保委員と同じく私も4年ぐらい県民フォーラムを見ておりまして、県民会議委員というのは30人なんですが、やはり公募委員の方の出席率が高いのですね。皆さん、ご多用だとは思うんですが、久保委員や井伊委員と同様に、県民会議委員はなるべく全員参加、また活動していかなければ、県民参加型という意味につながらないと思っておりますので、ぜひ参加していただきたいというのと、やはり都市部での開催という難しさをすごく感じました。なぜかといいますと、パネルディスカッションのときに、発言したのは委員ばかりだったんですね。私も一言発言しましたが、一般の方で発言した方、多分、団体やなんかで一緒に来ている方だけだったんです。ですから、川崎市民とか横浜市民という個々の一般の市民の発言というのは多分なかったと思います。
あともう一つ問題だったのは、第2部で実行5か年計画の骨子案の説明というのがあったのですが、この県民フォーラムという2時間半ぐらいの短い時間にこれを組み入れるというのは非常に難しいと思うんですね。県の事務局のいろいろなご努力もあると思うんですが、担当所管の方たちが4人か5人ぐらい並んでいて、質疑応答という形をとっていたようなのですが、ほとんど時間切れで何かちょっとしらけたような感じだったので、工夫する必要があると思いました。
以上です。

(堀場座長)
そのほかにご意見ございますか。

(小林委員)
ただいま第10回、11回の県民フォーラムの報告をいただきましたが、第12回県民フォーラムは、本年度最後の県央・湘南地域のフォーラムとして、現在、計画を進めており、日時と場所が決まりましたのでご報告します。
年を明けて、平成23年2月6日、日曜日、13時30分から16時30分で開催する予定でございます。場所は、小田急線の愛甲石田駅の近くに、「フォーラム246」という施設があります。そこで開催する予定にしておりますのでご報告いたします。
以上でございます。

(倉橋委員)
フォーラム開催に係る企画の期間、これがすごく短くて、先ほど出席者が少ないという話もありましたけれども、企画する期間が2、3か月しかないのですね。当然、皆さん忙しい方が多い中で、もう既に予定が埋まっている方は当然出席できないわけですね。大体、フォーラム、シンポジウムをやるときは、最低でも半年ぐらい前にある程度の打ち合わせをしなければ、皆さん日程を取れないと思うのですね。
だから、日程が早くわかるのであれば、先に日程を押さえてもらった上で、皆さんにフォーラムの開催というのを知らせれば、出席できる方が増えるのではないかなと思います。
私の場合、山梨のときも、そういう非常に広報の難しいところでもあるにもかかわらず、まして委員が3人しかいない中で、1人は確実に出られないということで、ほとんど企画に入らず、ほとんど1人でやったんですね。だから、そういうこともありますので、やはりもう少し余裕を持った企画をしないと、周知がどうしても後手に回って、なかなか知らせることが難しくなるのではないかなと思います。

(堀場座長)
そのほかに何かございますか。各委員の皆様、大変ご苦労さまでした。
それでは、次の議題に入らせていただきます。議題3の施策調査専門委員会の検討状況について、田中委員長からご説明をお願いします。

(田中委員長)
それでは、資料3-1、3-2、3-3、3-4という4点が施策調査専門委員会の検討状況の関連資料でございます。
まず、資料3-1ですが、これは10月28日に開催しました第15回施策調査専門委員会の主なご意見の概要であります。当日、オブザーバー委員も5名ご参加していただきまして、いくつか論点をご指摘いただきました。当日は、点検結果報告書の平成21年度版ということで、今年度取りまとめる点検結果、具体的には資料3-3という厚い資料がありますが、これを審議したというのが当日の議題になります。資料3-1はその審議の中で出された意見の概要ということです。後ほど目を通していただければと思いますが、多方面にわたってかなり活発にご意見をいただきまして、約2時間半でございますが、意見交換をさせていただいたというところです。
それを受けて取りまとめたのが、資料3-2と3-3でありまして、基本的には3-3が、いわば点検結果報告書で、毎年度発行しておりますけれども、水源環境保全に係る取組みの概要ということになります。12の特別対策事業と、それからその他、その総括と県民フォーラムのまとめというものをここに記載しております。つまり、21年度に行った事業全体のまとめということになります。
ポイントは、こうした結果の内容に対して、委員会として、県民会議としてどのように取りまとめるかということで主に意見交換をさせていただきました。例えば、事業番号1、水源の森林づくり事業であれば、1-10をご覧いただきたいと思いますが、これが水源の森林づくり事業のまとめということになります。当日、このところは空欄で出していただいて、率直に施策調査専門委員会の皆さんからご意見をいただいたということになります。その結果を受けて、本日、例えば1-10に提案させていただいておりますけれども、これも委員長の試案ということで、当日のご意見プラスこれまでの、前年度の経緯等がございますので、それを受けて、例えば1-10でございますが、水源林の確保・整備、そして森林塾と、この2つの課題について見解をまとめてございます。本日は箇条書きスタイルで提起させていただいておりますけれども、最終的な点検結果報告書にするときにはこれを文章にするということになります。
ポイントのところを2、3ご紹介させていただきますと、例えば水源林の確保・整備(1)のところでありますが、全体的に見れば、水源林の確保・整備に向けて計画どおり着実に進捗していると。ただ、具体的な効果、水土保全機能を発揮するためには、長期間のモニタリングが必要である、こういうことです。それから、シカとの問題、シカの保護管理との連携が重要かつ効果的であるということ。その上で、水源環境林として、目標林型に誘導する道筋を明らかにすること、これは当日の委員からのご指摘でございました。それから、さらには生態系への配慮などの整備内容に関する点検・評価も必要であること。それから森林塾については、引き続き、人材育成が大変重要であるという指摘をした上で、さらに県が森林塾を実施する目的やねらいを明らかにし、例えば年齢制限、つまり実際に体力のある方に制限する、こういう実効性のある取り組みとすべきであるといったようなご意見もいただきました。
以上のようなものは、例えば一つの形でございますが、このような形で21年度のまとめをしていくということになります。
それからその下は、20年度の結果報告書についての内容を参考までに提示してございまして、このような形で文章に取りまとめるということになります。
以下、同じように総括のところのみ順次紹介させていただきますと、次は事業番号2、丹沢大山の保全・再生対策でございます。これは、丹沢大山の保全・再生に向けて、さまざまな実態調査或いは対策工をしておりまして、その結果をまとめたものが2-9ということになります。例えば土壌流出防止対策として、具体的な事業については着実に進捗していること。また、今後もモニタリングを継続し、具体的な効果を検証する必要があること。それから、ブナ林等の調査研究あるいは県民連携の事業といったものを評価するというようなことをまとめてございます。
それから、事業番号3、渓畔林整備事業でありますが、これは、渓畔林の整備に向けて、それぞれの沢を埋めて、土壌流出防止対策等を行っているものでございます。そのまとめのところは、3-7の方に総括まとめをしてございまして、平成21年度までに5流域で択伐等の森林整備を行ったこと。今後はその効果を測定するモニタリング調査を実施して、植生回復や土壌保全効果を検証することなどをまとめてございます。
続いて、事業番号4、間伐材の搬出促進でございますが、これは間伐材の搬出を促進するように取り組みをしているものでございまして、その総括としては4-5のところでございます。総括試案といたしまして、毎年度の搬出量は段階的に増加している。ただ、平成21年度までの量は目標量以下になったことが課題である。ただ、間伐材の促進が水源環境保全としての森林の機能に向上するかどうか、この点についてもう少し慎重な、とりわけその質的な面も含めた内容面についての点検評価も必要である。これは特に委員会の中でご指摘をいただいたところでございます。こういう点も取りまとめて総括としているということでございます。
それから続いて、事業番号5、地域水源林整備ということで、市町村の水源林整備事業を支援するという事業でございます。具体的な総括としては5-5にまとめてございまして、全体的な状況としては地域水源林を市町村が公的に整備する仕組みを導入したことは評価する。多様な手法で整備を促進することに期待したいということ。それから、これも水源環境林ということと、先ほどの1番のところでも指摘したことですが、目標林型に誘導する道筋を明らかにして、計画的・段階的な整備を着実に実行する、そういう点検評価が必要である。それから、単なる量的整備だけではなくて、生態系への配慮など質の面、整備の内容にも配慮した点検評価が必要である。こんな点を中心に総括案をまとめていくという考え方であります。
続きまして、事業番号6、河川・水路等の自然浄化対策でございます。これはそれぞれの地域で直接浄化あるいは生態系に配慮した河川整備をしているものでございまして、総括案のまとめとしては6-6に載ってございますが、水質改善効果が見られる箇所もあるけれども、生活排水等の流入が見られて、十分な改善が見られていない場所もあると。それから、整備手法については生態系に配慮した河川等の整備と直接浄化対策の手法というのを再検討してもらうということ。特にアスタリスクのところですが、生態系に配慮した整備は中長期的な効果、直接浄化対策は短期的効果であって、こうした施策の方向性を検討する必要があると、こういう指摘をしてございます。
それから事業番号7、地下水保全対策でございますが、地域の中で地下水対策をしていく、地下水保全をしていくということで、秦野市、座間市等で事業を展開していくものでございます。総括案としては7-7にまとめてございますが、地下水を主要な水道水源としている8地域で、地下水保全計画を作成すること。それから、汚染対策についても効果的な浄化対策を実施する必要があること。それから、長期的なモニタリングを継続する必要があること、この点もまとめてございます。
続いて、事業番号8、ダム集水域における公共下水道の整備促進ということで、とりわけ相模原地域における下水道対策の関係でございます。総括案は8-5にまとめてございまして、全体的に事業の量的な進捗が遅れているということで、目標達成に向けての一層の整備促進が必要なこと。それから、下水道区域の見直し作業を進めているということで、その際に当たっては、津久井地域の特性、費用対効果、整備の効率性などを総合的に判断して、設定を行う、あるいは、生活排水以外の汚濁負荷の削減対策が課題である、こんなことをまとめてございます。
それから、同じく事業番号9でございまして、今度は同じくダム集水域における合併処理浄化槽の整備促進ということでございまして、やはり相模原地域における浄化槽整備の課題でございます。総括のまとめとしては9-6にまとめてございますが、相模原市がいわゆる市町村設置型に整備方針を転換したということで、これを合わせた整備事業というのはおおむね順調であるということ。それから、特に合併処理浄化槽による整備区域の拡大を予定しているということで、その点の目標数の見直しが必要であるということ。それから、特に相模湖・津久井湖周辺地域の整備を促進するためには行政主導で進めたほうが早いのではないか、こういう意見もまとめてございます。
それから、事業番号10、相模川流域共同調査の関係でございます。これも流域全般にわたって共同で調査をするというものでございまして、最終的なまとめ案としては10-7にまとめてございますが、特にこの相模川の上流域というのは山梨県側にあるということで、流域全体の環境保全を図るためには、県外上流域対策にも取り組む必要があると。その場合、この10-7のアスタリスクのところですけれども、いわゆる農地、田畑からの汚濁負荷が大きいので、ここでの肥料を減少させることが必要である、こういうことをまとめてございます。
続いて、事業番号11、水環境モニタリング調査ということで、水質や水生生物についての測定調査あるいは観測調査を行っているものでございます。まとめとしましては11-10という総括案にまとめてございますが、森林の対照流域法モニタリング調査については、現行の5か年計画中は調査結果が出ないので文献等で補完すること、これについては、長期的な施策効果を把握するため、データを蓄積検証することが必要であること、それから、長期にわたる継続的なモニタリング調査が必要であるといった点をまとめてございます。
それから、最後に12番、県民参加による水源環境保全・再生のための仕組みづくりということで、県民会議の活動、それからさまざまな事業モニターや県民フォーラム等の活発な活動の経過をまとめてございまして、その総括案としては12-10をご覧いただきたいと思いますが、まずその事業の点検・評価のあり方について、モニタリング調査あるいは県民視点からの事業モニターや県民フォーラムなど多面的な評価を実施した。それから、他の施策との総合的な評価や計画内容の修正、新たな施策の導入など、こうしたものを取り組んでいくことが今後の課題であること。それからもう一つ、アスタリスクでございますけれども、県民会議の一層の積極的な参画により、県民視点に基づくより効果的な事業評価システムの再構築、こういうものをまとめてございます。
それから、市民事業への支援については、市民事業支援補助金については、小規模かつ多数の団体に対する支援を行い、今後、市民レベルによる保全・再生の取り組みが広がることを期待するとしています。それから、専門性の高いNPO等への支援、あるいは団体相互による自発的なネットワークの形成、こういうものが課題であるというまとめをしてございます。それから、県民に対する普及・啓発や情報提供ということで、ニュースレターの発行、県民フォーラムの開催については県民参加での成果として評価できるとしています。ただ、今お話もございましたように、地域住民、特に都市住民の参加が少ないことが課題であるといった点をつけ加えてございます。
以上、12の事業をかいつまんで、全体的なところを取りまとめた内容でございます。
さらに、その総括として13-1というのが、歳入・歳出の状況から見た予算の流れ、それからそれを含めての13-2に全体的な基金の流れ、これについてのまとめをしてございます。それから、以下の参考的な資料として全般的な12の事業の進捗状況の一覧でございますとか、それから13-4には県民フォーラムのまとめをしてございます。
このような形で点検結果報告書を取りまとめておりまして、これについては、事前に県民会議の皆さんにお送りをして、またご意見をいただいておりまして、その内容が資料3-4「点検結果報告書(21年度実績版)に係る意見」ということで、それぞれ何人かの委員からご指摘をいただいております。これについては、まだ反映ができておりませんので、これを含めてさらに整理して取り込んでいくという作業がもう一段加わってくるわけでございます。このように、まだ中途の段階でございますが、点検結果報告書の取りまとめについて検討しているということでございます。
以上でございます。

(堀場座長)
ありがとうございました。中途段階ということでございますけれども、詳細にわたる検討と課題のまとめでございました。総括も含めて何かご質問があれば。

(井伊委員)
今回の配付資料3-2の総括で、この内容の見方ですけれども、箇条書きにしているポツのところと、あとアスタリスクに分けていますが、アスタリスクのところは、こんな意見があったという段階で、これがそのまま総括の内容として載るのかどうかという点が非常に気になるところですが、ここはどうなのでしょうか。

(田中委員長)
ご指摘の点ですが、資料3-2をご覧いただくと、確かにポツのところとアスタリスクで2種類にしてございます。アスタリスクが直近の10月28日に開催された施策調査専門委員会で委員の方からいただいたご意見でございまして、ここのところは、基本的には載せていくのかなと思っております。委員会の中での出された意見でございますのでそのように考えています。ポツの方は、昨年度からの継続の課題でございますので、そのあたりとこの委員会で出された意見を取りまとめて、最終的な文案にしていくと、こういうことになります。
そこに加えて、資料3-4のさらに追加の県民会議委員から出された意見もございますので、そこをまとめてということになると思います。

(井伊委員)
載るということであれば異議を言いたいところが1点ございます。
1-10のページの森林塾の人材育成のところですけれども、「県が森林塾で人材を養成するよりも、業者に養成してもらった方が良い」という文章がありますが、具体的にそれを見解として提案するということであれば、私自身はやはりこれはちょっとよくないのではないかという考え方を持っております。
業者に人材育成を任せるということは、最初の森林塾の設置の趣旨に反するのではないかということと、県民会議の意見として出てきた森林塾を、県がやらないでどうするのかと思うのが、いかがでしょうか。

(田中委員長)
ご意見ありがとうございました。実は、この発言の意図は、行政の立場でやるよりも、具体的な現場を知っている事業者の方がより実践的な人材能力の育成につながるのではないか、こんな背景があって、こういうご意見が出てきたものです。ですから最終的に取りまとめるときには、ストレートにこういう表現を入れるのではなくて、今言ったように、事業者が持っているノウハウを活用するとか、そういうものも継承できるような仕組みであるとか、行政が一方的でなくて、もう少しいろいろなルートで人材育成をしていくという趣旨を取りまとめるように考えております。

(井伊委員)
私は、森林塾、人材育成の現場にタッチする機会が何回もございまして、現状を私なりに見ているのですが、そういう意味での業者のかかわりというのは既にもう現場では行われておりまして、いわゆる森林に対する考え方とか県の水源に対する施業方針だとか、そういうのは県の方々もレクチャーされているのですけれども、具体的な施業の内容とか、実際の山の技術指導は、現実的には業者が指導しておりますので、そういう意味ではもう既にやっている内容だということをつけ加えておきたいと思います。

(田中委員長)
したがって、こういうご意見をいくつか出しておりますが、今のご指摘のように、これは余りストレートな表現でない方がよいということであれば、もちろんそのように工夫したいと思います。ありがとうございます。

(齋藤委員)
今、井伊委員からご意見がございましたけれども、私も全く同感でございまして、業者に森林の働きとか、内容的なものまで任せるのは現状では無理があると思いますので、基本的にはやっぱり森林塾で基本をしっかりやっていただいて、その上で現場の方は業者でやっていただくのがいいのかなと。実際、それで今やっているわけです。森林塾では基本的な研修をやっていて、その後、採用されますと、実際に就職された方を業者が監督しながら育てていくと、そういうことを実際にやっているわけですね。そういったことからすると、おっしゃる趣旨は全く同感でございます。

(田中委員長)
承知しました。今の点は検討させていただきます。

(北村委員)
この実績版ですが、世間一般で言うところの多分、事業報告書のようなイメージだと思うのですね。今、報告のファイルが上がっておりますけれども、13-1ページの特別対策事業の総括というところが、実際に使われたお金の取りまとめの数字になっていると思うんですね。会社で言うところの決算報告、21年度の特別対策事業に41億1,494万8,000円使いましたと。その次に行きますと、13-3ページで各事業の内訳が出ておりますが、進捗率だけではなくて、実際に21年度の執行額がいくらでしたということも、将来的には情報公開とかを踏まえますと必要になってくるのではないのかなと思います。ですから、このスタイルをいずれは見直さないといけないのではないかなと。実際にどのくらいのお金が使われて、進捗がどうなっているのかというところも、一般県民にとっては税金の使われ方という点で、非常に関心の高いところだと思いますのでちょっと気になりました。

(堀場座長)
これは事務局の方から。

(事務局)
事務局からお答えします。
具体的な特別対策事業の予算執行状況ですが、資料の3-3の1-5ページ、ここに水源の森林づくり事業の年度ごとの執行状況があります。また、次の丹沢大山ですと2-4ページの中ほどに予算執行状況という形で記載しています。同様に各事業のそれぞれの事業量と予算執行状況については、それぞれの対策事業の中に盛り込んでおります。
以上です。

(堀場座長)
これは別途まとめることは可能ですね。

(事務局)
データですので可能です。

(堀場座長)
要するに、委員のご指摘のように、13-3の次か前かわかりませんけれども、実額ベースで要約したものが必要ではないかと、それは特段問題ないですか。

(事務局)
はい。

(堀場座長)
それでよろしいですか。それではその方向でご検討いただきます。
ほかに何かご意見ございますか。

(久保委員)
この中で、1番事業から3番事業まで、水源の森林づくり事業の推進、丹沢大山と、それから渓畔林ですね。この全体に流れているのはシカの保護管理というのが非常に必要だという気がするのですけど、そういう意味で、1-10ページの7行目ですか、「シカの保護管理との連携が重要かつ効果的」という記載されていまして、このとおりだと思うのですけど、これが来年度も同じように、シカの保護管理をさらに強く推し進めようとされていると思うのですが、この辺のシカの保護管理という表現をぜひ強くお願いしたいと思います。これは黒ポツで書いてありますけれども、これを文章にされるとおっしゃっていますので、その辺のところが次につながるようにぜひお願いしたい、こういうふうに思います。

(田中委員長)
わかりました。少し強調するようにします。

(高橋(二)委員)
久保さんに関連しての意見なんです。
山の中に保護柵をつくって、草はその柵の中にはたくさん生える。柵の外はシカが食べて生えていない。そうすると、丹沢やなんかはシカがたくさんいますので、いわゆるはぐれてしまったシカはどんどん下におりてくるのですね。今年の秋の田んぼの稲穂がシカに食べられてしまったということを初めて聞きました。今まで仲間が田んぼをやっていて、シカに稲穂を食べられたというのはあったのですけれども、今年は田んぼのいわゆる周りの土手みたいなところをぐるっと回って、稲穂をみんな食べてしまった。農作物の葉物類は、もうシカが来るというのがわかっているので、金網ネットでしっかり張りめぐらせたのですけれども、まさか田んぼまでシカが来るというのは、だれも想像しなかったらしいのですね。田んぼにそういうネットはなかったもので、それがショックだったということなのです。ですから、山の中の木を守るために柵も必要なのですけれども、はぐれるシカがいるということで、いつもここの丹沢大山の総合的なことですけれども、もっと具体的に、先ほどおっしゃったように力強い表現というか行動でやらないと、被害はますます増えてしまうのではないかと思います。この前、テレビで、伊豆半島でシカがたくさんいるということで、ある町では食用にするということで工場をつくり始めたらしいんですけれども、そこまでいかずとも、一歩踏み込んだ具体的なシカ対策をぜひ盛り込んでいただきたいと思います。
以上です。

(田中委員長)
わかりました。具体的な対応については第2期計画になると思いますが、どこまでできるか、確認も含めて検討させていただきたいと思います。

(倉橋委員)
シカ対策で、これは自然環境保全センターに聞いてみたいのと、提案があって発言するのですけれども、シカ対策で、シカ牧場じゃないんですけれども、ある一定期間を少し皆伐した中で、頂上から下まで皆伐した中で、そこにいっぱい草を生やして、そこにシカを追い込むというような対策は可能なのかどうか。そして、そこに来たシカを先ほどの食用にしていくというように、ただ撃って殺し、埋めてしまうだけではなくして、やはり生きているものですから、同じ殺すのであれば、きちんと最後まで生かす方法がとられてもよいのではないかという気がするんですけれども、それは質問というか意見です。

(松田自然環境保全センター所長)
シカ対策の中で、北海道のように、まだ完全に成功したということは聞いていないんですけれども、たしか養鹿というやり方でやっているところもあるようです。しかし、採算が合っているところはちょっとはっきりしません。ですから、1つは小規模に植生保護柵のところで、過去につくったところを上げて、そこに呼び込んだんです。それで、捕ろうと考えた。実験でやったのですけど、なかなか入り込んでくれないんですね。
もう1つは、ご存じのように、ともかく食べる草の量って相当ですから、相当の広さがなければいけない。それを神奈川県で、例えば山の上から下まで囲うということが場所的にはちょっと難しい。ですから、シカをそこに追い込むということがかなり難しいのと、全体として養っていけるだけの大きなエリアを確保するのはちょっと難しいかなというふうに、組織的な見解というより個人的なお話としては今そのように思っております。

(堀場座長)
他にご質問はございますか。

(沼尾委員長)
12-10ページの県民会議のところの市民事業専門委員会に関するコメントですけれども、そこに、21年度から市民事業交流会を行って、団体間での課題の共有とか情報共有の仕組みが新たに入っていますので、それをちょっと評価する1行を入れたいということでご相談させていただければと思います。
よろしくお願いします。

(田中委員長)
ありがとうございました。今の点、ぜひ取り組ませていただきたいと思います。

(柳川委員)
事業モニターの関係ですが、点検結果報告書では、過去から現在まで、要するにしずくちゃん便りから転記している形が続いておるんですけれども、その辺をぜひ、しずくちゃん便りに私たちが載せている内容は、県民に状況をお知らせするということを主眼にしていますので、そしてなおかつ、事業モニターのチームの人たちも、施策に何かを講じて欲しいというようなことで、いろいろな意見が結構出始めていますので、そういったことをこれからどういうふうに取り分けていただけるかというのは一つの検討課題だと思いますので、よろしくご配慮をお願いしたいと思います。

(田中委員長)
今の点は「しずくちゃん便り」というのを各事業に載せてあるのですが、一例としては、1-9ページのように、これは昨年の2月の厚木の七沢に行ったときのテーマです。これは、ニュースレターでこのようなコメントが出されていますということの事実経過として載せてありますが、もう少し事業モニター結果ということで、点検結果報告書用の文案を考えるとか、そういうことであれば、それはそれとして練っていただいて受けとめたいと思います。あるいは、こういう実際のニュースレター第16号にこういうデータが載っているという事実結果ということでよろしければこのような形で出していただきたいと思います。

(柳川委員)
私は森チームの方ですけど、水チームも多分同じだと思うのですけれども、モニターが終わって1時間半ぐらい、いろいろ行政の人も入って討議をしています。そのまとめというのは、いろいろとこれから有効なヒントになるという意見が結構出始めています。そういうものはしずくちゃん便りには載らないんですけれども、その日の意見交換の中で出されたものを集約して、何か新しい施策に反映できないかなというお願い的な意味での意見です。
施策調査専門委員会と事業モニターチームとの関係というのは、私は、そちらが親で、私たちがこれから育とうとする青年であり、女性である立場でもいいのかなと思っていますけど、取りまとめていただく手法の中で、そういった事業モニターで出された意見も咀嚼をして施策調査専門委員会でまとめていただけるのも一つの方法なのかなと個人的には思っておりますけれども、その辺をぜひいろいろ多角的に検討をお願いできればと思います。

(田中委員長)
大変重要なご指摘だと思います。そうしますと、1つは事業モニターが2月7日だと。そのときのモニターの意見をまとめておくことが大事です。したがって、それは事業モニターチームにぜひお願いをして、それをこうした形の点検結果の中に反映していくと。もしよろしければ次年度からでもさせていただければと思います。今年度は、多分、21年度結果も大丈夫だと思いますが、皆さんがそういうまとめが可能だというのであれば、受け止めることは大丈夫だと思いますが、その上でもう一回文案を練り直すということであれば、そのような形もとれると思います。次年度からそのような対応をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(堀場座長)
今年度ではなくて、次年度に向けて検討していただき、文案をつくっていただいくということでいかがですか。

(柳川委員)
モニターチームの皆さんにも相談します。

(増田委員)
今、柳川委員がおっしゃられたように、事業モニターで後日、意見を提出させられているのです。ニュースレターというのはごく一部ですので、現実には個々の意見というのも、相当、事務局に出されているのです。現実には反映されているのは少ないということなので、それを生かしていただければ、なおよいかなと思います。
以上です。

(堀場座長)
ただ、事後評価の部分とモニターの部分とは完全に一任というわけにはいかないかもしれませんので、こちらの方でそれを情報としていただいて、委員にお示しするということでよろしいですか。

(田中委員長)
はい、結構です。それでは、今、座長がまとめてくださったことでいいと思います。
1-10ページをご覧いただきたいと思いますが、最終的なまとめのイメージは、例えば昨年度の例でございますが、全体的な総括文に加えて、いわゆる委員のコメントというのを四角囲い、この1-11ページに載せてございます。もし必要がありましたらこういう形で個別意見についても紹介をするということで、これは施策調査専門委員の意見で載せてございますが、県民会議委員ということで、必要なものはここですくい上げるといいますか、全部記載していく、こういった形で対応させていただきたいと思います。全体的なまとめ方はこんな形で文案を整理したいと思います。

(堀場座長)
この意見の分かれている部分というのは、次年度に向けて委員長と各モニターチームでご相談いただけますか。
それでは、いろいろな意見をいただきましたので、なるべく田中委員長の方でこれをまとめていただきまして、点検結果報告書の21年度の実績版につきましては、もしよろしければ、私と田中委員長にご一任いただいて作成を進めさせていただくということお願いいたします。

(各委員了承)

(堀場座長)
どうもありがとうございました。それでは、議題4に移らせていただきたいと思います。
5月31日の県民会議において、木平委員から、この会議自体の制度、事務局のあり方についてお話がございました。前回は木平委員がお休みでございましたので、見直しの問題を取り上げませんでしたけれども、今回、委員もご出席でございますので、そのご意見のご説明をいただくことにしたいと思います。
そのあとで、意見交換をしたいと思いますが、一応、県民会議の役割自体は、特別対策事業に対しての点検評価をし、また県に対して提言するということになっております。もしよろしければ、それを確認していただいた上で、点検評価、県民会議の機能強化について議論してまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
それでは、木平委員からご説明をお願いいたします。

(木平委員)
それでは、議題4の県民会議の機能強化について説明します。
これまでの経過は、今、座長がおっしゃったように、前々回の県民会議で、私が、県民会議の機能自体がどうあるべきかということを、この県民会議自体が検討する機会があってよいということを提案したところ、このたび座長にこれを採用していただいたわけです。そして、前回の施策調査専門委員会でもこれに類した議論がありました。私も意見を出したのですけれども、それを文章にしてまとめたものが資料4-2です。資料4-2を見ていただきたいと思います。
県民会議の役割は何かというのは、以前、この税制ができるときに、基本的な点について熱心に検討されているわけです。それをまず知らなきゃならないということです。非常に分厚い当時の資料をいただき、私は、当時、委員じゃなかったんですけれども、こういう文書を一部読ませていただきますと、この税制ができるまでに非常に長い時間をかけてやっておられる。それから、多くの立場の方が熱心に細かく議論されていて、それがよくまとまっている。そして、その長い議論の結果として、県民会議でやるべきことは、この事業の強化推進ということと、それから県民へ伝えましょうということ、それから3つ目は県民の意見をこの事業に反映しましょう、この3つに集約されているわけですね。私はこれが非常に真っ当なことで、私もそのつもりでこの委員に参加させていただいております。
しかし、この県民会議は、発足して4年間を私なりに振り返ってみますと、その役割を十分には果たしてはいないと思います。すなわち、事業の評価・推進というものについても、それから県民への伝達ということについても、県民意見の反映ということについても、決して十分には役割を果たしていないと思います。環境税という事業と県民を結ぶパイプというものがないに等しいのではないかなと、こう思っております。
したがって、そのままでいいのか、税制ができたときの趣旨に沿って現実的にやっていかなきゃいけないということで、現実的にこんなことから始めたらどうかということでまとめたのが資料4-2の県民会議の機能アップ案という私の試案です。ただし、これは施策調査専門委員会あるいはほかの部会でもいろいろなところで出た意見と内容が重複する点が含まれているところです。そして、こういうことをこの県民会議で検討していただいて、実現可能な部分から少しでもやっていったらどうかと思っております。ただし、こういうことが、こういう大きな会議で数十分というところでまとめるのは到底現実的ではないので、それは座長さんの方でご検討いただいて、ワーキンググループとかで、何らかの検討をやっていただく以外はないと考えております。
そんな経緯ですけれども、私が機能アップとして書いたのは4つです。
1つは、実施された事業について、県民会議は現状を十分把握しないといけないということです。把握するというのは2つありまして、まず資料の収集、これは主に県の方からいただいた資料、もう一つは今までやっている現地モニターだと思います。
特にこの現地モニター制度をもう少ししっかりとした制度として設定した方がいいと思います。私はあちこちで現場に行っているんですけれども、組織立っていないので、モニター制度をしっかりと設計したらどうか、すなわち、どういう項目をモニターするか、どこで、いつ、だれがやるのか、モニターの方法はどうか、それを記録する、報告する。そういうことについて私たちは4年間の体験があるので、制度として作れると思います。これによって、現在の実施された事業というものがもう少しわかると思います。資料は、県からいつでも言えば出していただけると思うのですけれども、私たちとしては、ここで何がやられているかということがすぐに知れるような、ちょっと大げさですけれども、データ化するというものが必要じゃないかと思っております。
2番目は、調べた結果の事業の評価です。評価が重要です。私たちが現場へ行って、いろいろ評価、話し合いをします。しかし、それは、まず、モニターを担当者の内部で討議すること。必要であれば外部の人とかその担当者以外の方が入って、外部討論も必要だと思います。それから、討論した後、その結果を集約することが必要だと思います。今までもやっている意見交換会というやり方ではなくて、きちんとモニターをした人が責任者として、こういう集約になりましたと説明し、解説できるものを残さないといけないと思います。
それから、3番目は県民への情報提供、これはそんな新しいことを書いたのではないんですけれども、やっぱり報告はリアルタイムでやるというレベルと、1年間に一度やる、あるいは5年の1期の終わりにやるレベルのものをきちんと出したらどうかと思います。やる場合にも、形を整えて出すのが、これは県民に対して今の社会では重要だと思います。ホームページだとか電子メールだとかいろいろ手段もあります。私たちは、いろいろなモニターをして、これをどんどん、発信し、外に出したほうがよいと思います。
それから4番目は、県民意見の反映です。私は、これについてどういう方法がよいか、さほどアイデアはありませんが、やはり最終的には県民意見は、やっている内容を調べて、伝えて、返ってくるものです。そして、県の事業にフィードバックする、こういうシステムが必要ということで、やれることは限られておりますけれども、やはり組織としてやる必要があると思います。
最後ですけれども、県民会議は自立した人格、組織だと思うのです。県庁の組織ではない、県庁とは別個です。県庁の方には、これまでも非常にサポートしていただいていますけれども、これは、別のことだと思います。例えば、今日もここで、いろいろな方から多くの意見が出てくるのです。こうした方がいい、ああした方がいい、非常に建設的な意見がある。それをだれが受けるかということは今はっきりしないわけです。私は、この県民会議は、核になる組織がないような気がするのです。その場その場で非常にみんなが苦労し、意見を出したわけですけれども、そういう戦略のない組織というのは、余り先が見えないので、その辺を、もう一度見直した方がよいと思います。
以上です。

(堀場座長)
貴重なご意見、ありがとうございました。
私自身は、昨年からこの会議に参加していますので、この会議を皆さんがどういうふうに進めてられてきたか、あるいはお考えになっているのか、細かな経緯は承知しておりませんが、ただ1つ申し上げられるのは、もともとの親会議の地方税制等研究会の税の方の役割を担っておりまして、そこで、今、資料にもございますとおり、専門部会がつくられ、新しい試みを提案したという仕組みもあり、それがこのように育っているということを拝見させていただいてありがたく思っており、また、こういう形の税制というのがあるのかというのを勉強させていただいています。
ただ、他面、ご意見を伺っていますと、正直に申し上げまして、なかなか運営が難しいなと。いろいろな座長をしておりましても、この会議が最も難しい座長かなと最近考えております。
それで、実は、案自体の個別な運用形態その他を議論するには、やはり若干なりとも時間が要るかなというのが私の感じでございまして、今、木平委員がおっしゃったように、この会議で、意見を散発的にというか、それなりに3回で済むかなといいますと、なかなかちょっと難しいかなという感じでございます。
それで、時間が云々ということよりも、事の複雑さの重大性を考えますと、私のご提案ということでもしご意見があれば伺いたいと思いますけれども、内容を考えますと、やはり時間的には、平成24年に第2期がスターとしますので、今、平成22年の後半に入っておりますので、ちょっと勉強する機会をこの会議あるいはワーキンググループも含めて作るのも一つの考え方かなと思います。つまり、今から考えますと1年ぐらい少し議論してはいかがかなというのが私の感じですが、その点に関してはいかがですか。
この会議で何回かやるということもありますし、あるいは別途、ワーキングをつくってやるということもありますが、とりあえず1年ぐらいかけたほうがいいかなという感じなのですが、この点についてはいかがですか。例えば今年度中に早い方がいいというのもありますし、これはもう率直にお伺いしたいと思うんですが、どなたでもご意見がもしあれば、木平委員ご自身はいかがでございましょうか。

(木平委員)
座長のご提案のように、すぐにすべてが解決するわけではありません。時間をかけてやられるのは原則的に結構です。ただし、検討している期間中は何もしないのではなく、検討されて意見が出て、それで実行可能であれば今年からでもやるように、委員会の検討と、それから実際の実行というのを並行しながら、様子を見ながら順応的にやっていく、それが私はよいと感じます。

(淺枝委員)
木平先生のご提案、かなり前からいろいろなことをおっしゃっていたと思いますけれども、この中身というのは、かなりの部分は運用上でできる話ですよね。ですから、そういう意味では、もちろん、新しい枠組みとして検討することも必要でしょうけど、かなりの部分は、すぐに運用上で取り込める話かなという気がするんですけれども、どうですかね。
例えば事業の現状把握、これは、たしか2年ぐらい前ですか、地図をGISか何かに出しましょうという話がありましたですよね。そういうこともありましたし、事業評価も、これは例えば施策調査専門委員会の中でもう少し引き取って、検討することも可能です。ですから先ほども県民意見の反映は、報告としてはちょっと難しいという話でしたけど、可能ですし、ですからこれは即反映できたらどうですかね。

(堀場座長)
それでは、こういうことでいかがでございますか。次回のこの会議までに、具体的な、多分、プロジェクトチームかワーキンググループか、名前はともかくとして設立する方向で考えさせていただいて、その際もちろんご意見があればご意見を伺い、あるいは割り切って皆さんの各チームの皆さんのご意見をまとめるということで、先ほど1年ぐらいと申し上げたのはかなり重い部分も申し上げて、実は私も、今ご意見等かなりあって、この中身を拝見しますと、かなり運用上あるいは短期的に可能な部分もございますので、これは次回にご提案させていただいて、プロジェクトチームみたいなところがすぐさまやれということであるならば、すぐこの会議に問題を出していただくし、じっくり考えていただくものはじっくり考えていただく。ただ、最終的な目標は、いずれにしても基本的な問題も含めて、次期5か年計画までには間に合わさないといけないものですから、最終的には、何らかの提案させていただいて進めていくということになると思います。
それから、本日は木平委員の案をご提案いただきましたけれども、皆様方の方でもしご意見があれば私あてに出していただいて、次回以降、検討していきたいなと思っています。

(淺枝委員)
もう一つ、県民意見の反映、これもおそらく事業の評価につながる部分があるかと思うんですけど、もともとこの事業というのは、ある意味、仮説のもとに動いている。例えば水質の改善の話なんていうのも、かなりの部分、仮説みたいなものがあって、それで今の事業が組み立てられているんです。しかしながら、必ずしもそれがその仮説どおりにいっているかどうかというとそうでもない。そういう意味では、だからちょっとフィードバックの部分が必要になってきているんじゃないか。おそらく、それで入ってきたのがシカの問題だろうと思うんですね。シカの問題はなかったですけれども、今かなり重要なものとして出てきている。そういった部分が、もう一回、これ、見直してみたいなといけないかなという気がするんです。ですから今までの事業評価ですとか県民のご意見のあたりをうまく取り入れて、少し修正の部分が必要になってきているかなという気がします。

(増田委員)
先ほどご提案の3と4ですが、座長は1年ぐらいかけてということで、それはそれで全体に見てはよろしいと思うのですが、この3の県民への情報提供、4の県民意見の反映というのは、現実の運用方法の評価などをやりつつ見直しをしたり、制度ってそういうものですぐにできるようなものだと思うんですね、この内容を見た限りでは。ですから、そうではなく1と2に、事業の評価等、例えば外部討論とか専門家の意見とかというのはもうちょっと議論しなきゃいけないと思うんですが、3と4というのは関係者が、少しずついろいろ現実に今出ておりますので、それをプラスすれば結構解決する問題かなと思いました。
以上です。

(堀場座長)
おっしゃるとおりだと思います。最終的には1年ぐらいかかるかもしれないんですが、できるものから逐一実施していこうということでいかがでしょうか。それで、さりとて散発的にいろいろなところでいろいろな行動をしてもまとまりがなくなるということもございますので、各チームが次回つくる予定のチームのところに意見集約をしていくというような形が、一番すっきりした全体として進められるかなという感じがありますが、その点はいかがですか。
この会自体のあり方も含まれているので、私が入るわけにいかないので、どなたかに座長を担っていただいてご議論いただくという形になると思いますが、そこに意見なり各チーム、この1、2、3、4、ご提案、その他皆様のご提案を集約させつつ、提言も含めてやっていく。やるためにはこの会に上げていただくことになると思いますが。

(倉橋委員)
確かにこの現況の中でやりながらやっていくということについては、提案できることはたくさんあると思うんですけれども、ただやはりこの県民会議のあり方という一つの集約したテーマを、どこかでそれだけをもう少し意見を交換する場がやっぱり必要じゃないかな。特に次期5か年に向けてもそうですけれども、それは、やっぱり外からだけじゃなく、中からも実際にやってみてどうなのか。それを次期5か年でやっぱり反映されるような提案なり意見を出さないといけないんじゃないかなと私は思います。

(久保委員)
今、倉橋さんが話されたこと、私も同じようなことを考えたのですが、木平先生も言われたように、県民会議と県とのあり方、その間が非常に問題だとの指摘を重い課題だと私は受けとめております。この問題を、ちょっと大げさですが、今話題の政府と官僚との関係を頭に描きながら考えると、かなり県民会議が独立して行かなければならないし、反面、この県民会議だけで独立できるわけでもない、この課題があると思います。ただ、この辺が難しい問題で、この中のリストの1から4までについては、確かに先生がおっしゃるようにできるだろうなと今見ております。しかし、それをやるには事業部会か何かを作って、今一度、県との話し合いをやらなければならず、大きな問題が出てくるのだろうなというのが私の受けた思いです。

(堀場座長)
これは、政府と官僚との問題と同じような問題かどうかは別にして、私が申し上げたのは、1年間ぐらいかけながら、基本的な問題も含めて検討してもらったほうがいいだろうと。さりとて、そう難しくない問題は、ここで議論して、やりましょうということで済むわけですから、その辺の切り分けも含めて、そういう検討委員会かPTかわかりませんが、何かを窓口にしてそこの問題も含めてやるほうがよいのではないかということです。それぞれ個別の方を急げという委員もおられるでしょうし、あるいはそもそも何をやっているんだという方もいらっしゃると思いますが、限られた時間の中で要望を出していかなければならないということでございますので、少なくともそういう検討委員会的なものを次回に立ち上げると。
私は規則の詳細はわかりませんが、その規則に沿って、専門部会みたいな委員会をつくれますよね。

(事務局)
それは可能だと思います。

(堀場座長)
ですから、設置上、認められる組織の形態で、次回お諮りをして設置させていただいて、メンバーの構成を決めさせていただいて、それから目的と運営方法も含めて検討させていただきます。今申し上げたように、基本的に次年度のプラス実施案という方法を検討せざるを得ないだろうな、またすべき時期じゃないかなという感じを受けております。

(高橋二三代委員)
そもそもこの県民会議というのは、県民からいただいた税金の使われ方、その中でいろいろな施策に対してのことを県民にお知らせするという立場がわかりやすい。県民とのつながりを私たちがしっかりやりましょうというところもあると思うんですけれども、今まで県民フォーラムをやって、何名かの参加をいただいた。しずくちゃん便りを皆さんそれぞれ抱えてお配りして、なおかつまだ超過課税の使われ方、納めていること自体も知らない県民がまだまだいらっしゃる。そこのところを考えることもまず大事だと思うんですね。この施策というのは、自治体に対してこれだけのお金を使ってくださいと言うのもおかしいんですけれども、こういうお金がありますので、事業を起こしてくださいという経過でのいろいろ道筋はあるとは思うんですけれども、やはり県民としては、私たちが納めている税金が使われているのかな、それを知りたい、知ってみたいという思いを持っていただけるように私たちは動きたいなということを強く感じます。
以上です。

(堀場座長)
ありがとうございます。貴重なご意見だと思います。
そもそも、先ほど申し上げましたように、制度をつくるときの目的税に市民参加型の形を導入しようという金澤先生のご意思を受けて初の試みをやっております。税理論的にそういうものが成り立つかどうかは別にしまして、試みてみようということで、最初に申し上げましたように、税理論的に言うと特別対策事業というものに特化した目的税を超過負担していただいた。この特別対策事業に対して、それをつくり上げる施策は県で、県民会議はそれを点検評価し、意見を言うという立場でございます。税の歳出項目を決めるのは、議会なり、あるいは行政がやる仕事で、それを確かに目的税に沿って使われているのかを評価しましたというのがこの会議の趣旨でございます。そこをベースに考えていただきたいという、自分たちが行政府のように決めてしまおうという役割とはちょっと違うということです。
その中に、やはり目的税をどう使われたかという動向を県民に提供するということは大きな役割の一つであるという認識をしている。その意味で、税の問題とこちらの会議の方も、先ほど来申し上げたように、試みが余りにも新しいものなので行ったり来たりということになると思いますので、新しい5か年に向けてやはり細部のことをもう一回考えるべきかなということです。
その上で、恐らく県の行政当局とこの会議との役割分担ももう少し明確に歩きながら点検することになるのかなと思います。一度、ただ議論するということ、それも理論まで戻って議論するということは大変なことと思いますので、1年かけてご議論させていただきたいと。ただし、大変難しい問題であり、初めての試みなので、一度答えが出ても、またそれは再度お聞きすることになるのではないかと思いますけれども、大変おもしろい試みと思っております。
いかがでございましょう。急ぐわけではございませんけれども、次回にちょっと検討委員会的なものの発足を踏まえて検討するということでいかがですか。もしよろしければそれで、今のご意見を十分尊重させていただいた上で進めたいと思いますが。

(各委員了承)

(堀場座長)
ありがとうございました。
それでは、いろいろとご意見いただきましたけれども、大変重要なことなので、県民会議の機能強化を含めて検討させていただきます。

(沼尾委員長)
すみません、今の点ですけれども、そのPTを立ち上げるということは構わないのですが、その委員を決めて、そこで議論が固まっていくことに対する一抹の不安とかを皆さんお持ちなのではないかという印象を持ちますので、そこは、やはり議論の主体は、これまでの例えば施策調査専門委員会や市民事業専門委員会のようにオブザーバー参加みたいな形で、ある程度ご意見をしっかり吸い上げるという、そういう仕組みをきっちり維持することが必要だということと、それと委員の人選をどうするかということを四者協で決めればいいのかというところは、手続の問題としてあるのかなという感じもしますので、そこをどうするかですよね。つまり、そこを整理すればいいのかなと思います。

(堀場座長)
四者協で決めようということを私、毛頭、考えておりません。どこでどういうふうに決めたらいいのかが重要なポイントであるならば、ここでお話ししたほうがいいでしょう。

(増田委員)
全員参加というのはできないんですか。委員会をいくつかに分けるというパターンで、今言いましたように、決められた委員だけでしますとやはり問題があると思う。
もとに戻って申しわけないんですが、先ほど高橋委員が言いましたように、県民会議というのは目的に沿って使われているかチェックするということを、金澤先生からいろいろ聞いておりましたので、やはり私が思うのは、県民会議の機能というのは、逆にもともとつくられた参加型ということがまだ機能していないという意味で、私はそういう意見を言いたかったんです。ですから、この県民会議のあり方自体を議論するのも、いろいろな考えの方がいらっしゃるので悪くはないと思うのですが、やはりこれが税制を平成12年ぐらいからずっとやってきたと思うんですね。それを神奈川県が画期的なことをやったというのを金澤先生から何回も聞いておりましたので、ただその割には、確かに会議であって、会議に終わっているというのは、私もちょっと不満があったんです。そこをもっと活性化するようなものが本来のこの県民会議のアップなのかなというふうに私たちはそう思っていたんです。だから、木平先生とちょっと考えは違ったのかなと思います。
余計なことを言いましたけど、以上です。

(林委員)
今、沼尾先生がおっしゃいましたけど、人選はきちっとやっていただきたいということ、それからこれだけの人数で、要するに中長期的な問題を話すなどということは、ちょっとまずいのかなと思っていました。そこは、やはりある程度絞った人間で、どういうふうな絞り方という意見は出てくるでしょうけど、これはある程度の限られた方たちで話し合うのが建設的ではないかなというふうに私は考えます。

(堀場座長)
オブザーバー参加は、もちろん会の性格上、認めてもいいような感じがしますが、それも含めてどういう形で議論するのが一番いいか。

(田中委員長)
提案ですけど、私は、基本的に今申し上げたことと同じで、全体でやるとやっぱりたたき台なり考え方を練り上げるのに時間がかかるかなと思います。そういう点では、小グループというか、ワーキンググループを設置するというのは一つの考え方でありまして、その際、座長が指名する委員と、それから希望する委員が入ったらよいのではないかと。そういう形で構成し、その上で自分は行って意見を言いたいという人はオブザーバー参加していただくということで、二重三重に引かれた形にしたらよろしいのではないかと思います。

(堀場座長)
ご意見はわかりました。次回までにご提案させていただきますが、十分に今のご意見を尊重させていただいて、今、田中委員長がご提案のことも一つの案でしょうし、ご相談させていただくということでいかがでしょうか。

(沼尾委員長)
もう今日は時間もありませんので、いつものやり方だと思うんですけれども、何かこの件でご意見がある方、多分、事務局のほうにまたファクスとかメールとかで入れていただいて、そのあり方も含めて、今後のこと、それから四者協で提案させていただくというようなことが一つのやり方かなと思いますが。

(堀場座長)
私のところへメールをいただいても結構ですし、どういうルートであっても結構ですので、開かれた形で進めていきたいと思います。事務局でもどこでもメールをいただいて、あるいは直接、電話でも結構です。ただ、何かをしないと議論が進みませんので、それを踏まえた上で次回ご提案させていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。

(各委員了承)

(堀場座長)
ありがとうございます。
それでは、時間がたってしまいましたが、報告事項に移らせていただきます。
報告事項は、第2期実行5か年計画(骨子案)に対する意見についての事務局よりの報告をお願いしたいと思います。

(事務局)
資料5-1をお願いします。
資料5-1は、9月末に策定しました第2期5か年計画の骨子案に対する意見です。パブリックコメントの結果の意見と、あとこの県民会議の皆様からいただいた意見がはいっております。また、市町村にも意見照会をしましたので、そういうのを全部整理しています。県民会議の意見と県民の方のご意見については、左から5つ目ですが、区分欄に「県民」という形で表記をさせていただきました。件数は一番最後ページ、16ページですが、全部で120件とありますが、実は中に意見を分けなければいけないものがありましたので、実際には121件でございました。時間の関係で、かいつまんで言いますと、森林関係については、生態系への配慮、あとシカ管理捕獲についてのご意見、これが非常に大きな意見でした。あと、水関係では、市町村のほうから、河川取水堰上流における生活排水対策について配慮してほしいという意見がありました。また、県外対策については、積極的な取り組みを期待しているという意見、これらが多くありました。それからまた、県民会議のあり方については、特に県民会議の委員の皆様から、評価、機能の強化という意見がございました。
あと、もう一枚の資料の5-2ですが、これは、10月28日の施策調査専門委員会の際にも5か年計画骨子案が話題になりまして、そのとき出された意見を整理したものです。
なお、資料5-2の意見につきましては、その後に詳細に整理をしたものです。
説明は以上です。

(堀場座長)
何かご質問ございますか。
事務局より、ほか何かございますか。

(事務局)
県の方からお知らせを1件させていただきます。よろしくお願いいたします。

(高橋土地水資源対策課長)
県の政策局土地水資源対策課長の高橋と申します。お疲れのところ大変恐縮でございますが、もうしばらくご協力をお願いしたいと思います。
神奈川県では、水源地域の活性化策並びに上下流域の連携を図る事業といたしまして、水源地域の交流の里づくり事業というものを5か年事業で毎年繰り返してやってきております。この計画が、今年度をもちまして、5か年間の事業を終了するということでございまして、ただいま改定の作業をしているところでございます。12月中旬にはこの改定の素案がまとまる予定でございますので、皆様方のご協力をいただければ、この改定素案を皆様方にお送りさせていただき、ご意見をいただきまして、それを反映していきたいと考えております。この水源地域を活性化させるというところとこの大綱にも定められております上下流域の連携と、これを担っていくような事業でございまして、これが超過課税の事業ではなくて、一般財源でやる既存事業という位置づけになっておりますので、そういったところ、大綱との関係もございますので、ぜひご協力をお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。

(堀場座長)
ありがとうございました。
そのほか何か事務局からありますか。

(事務局)
次回の日程でございますけれども、3月中旬に開催を予定してございます。日時、場所につきましては、未定でございますので、決まり次第ご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

(堀場座長)
そのほか、委員の皆さんから何かございますか。

(田中委員長)
1点だけ、点検結果報告書のスケジュールを確認しておいたほうがいいかなと思いますが、今日、座長から私の方にご一任いただきましたので、案文を早急につくりまして、もう一度皆さんにご相談というか、お送りするという形にさせていただきたいと思います。いずれにしても、12月には県に対して座長からお渡しをするということですが、日程が大体決まっていますか。

(事務局)
以前の施策調査専門委員会では、11月の下旬から12月上旬ということでお話をいただいていました。そのときは、県の代表として環境農政局長を考えております。

(田中委員長)
わかりました。そのスケジュール、ちょっと忙しいのですが、できるだけ頑張りまして原案をつくりたいと思いますので、またご確認をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

(堀場座長)
内容についてご意見も出ておりますので、皆様にお送りした方がいいですね。
それでは、次回は3月中旬ということで、本会を閉会することにいたしたいと思います。どうもありがとうございました。

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会議資料

資料1-1 市民事業等支援制度モニターによる評価

資料1-2 モニター評価及び第22回市民事業専門委員会検討時に提起された制度上の改善課題についての意見(PDF:154KB)

資料1-3 市民事業等支援制度団体による評価

資料1-4 団体評価における「制度改善」等への要望一覧

資料1-5 市民事業交流会(中間報告会)実施結果

資料1-6 事務局による補助事業実績に基づく分析

資料1-7 市民事業専門委員会スケジュール

資料2-1 第2回~4回事業モニター結果

資料2-2 第10回、第11回県民フォーラム結果報告(PDF:1,887KB)

資料2-3 県民会議ニュースレター「しずくちゃん便り第19号(案)」

資料3-1 第15回施策調査専門委員会の結果概要

資料3-2 点検結果報告書(平成21年度実績版)の「総括」(委員長試案)

資料3-3 特別対策事業の点検結果報告書(平成21年度実績版)(案)

資料3-4 点検結果報告書(平成21年度実績版)に係る意見

資料4-1 地方税制等研究会生活環境税制専門部会議事録

資料4-2 県民会議の機能アップ案

資料5-1 第2期水源環境保全・再生実行5か年計画(骨子案)に対する意見

資料5-2 第15回施策調査専門委員会で表明された第2期5か年計画(骨子案)に関する意見

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