第4回水源環境保全・再生かながわ県民会議 審議結果

掲載日:2015年4月1日

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第4回水環境保全・再生かながわ県民会議

開催日時

平成20年2月14日(木曜日)9時30分から11時45分

開催場所

神奈川県本庁舎 3階大会議場

出席者【座長・副座長等】

金澤 史男【座長】、新堀 豊彦【副座長】

淺枝 隆、天内 康夫、天野 望、石村 黄仁、片山 幸男、久保田 英賢、倉橋 満知子、木平 勇吉、坂本 勝津雄、瀬戸 孝夫、高橋 弘二、高橋 二三代、沼尾 波子、蓮場 良之、長谷川 朝惠、福江 裕幸、牧島 信一、真覚 邦彦、増田 清美、柳川 三郎、吉村 妙子

次回開催予定日

 

所属名、担当者名

土地水資源対策課、担当者名 霜島、金井

電話番号 045-210-3106

掲載形式

  • 議事録

審議(会議)経過

(事務局)
定刻でございます。現在の委員出席状況について御報告させていただきます。委員総数30名のうち、本日御出席予定の方23名ということでございます。現在21名の御出席をいただいており、水源環境保全・再生かながわ県民会議設置要綱第5条に規定する会議を開くに当たっての定足数でございます過半数を充たしてございます。
本日の傍聴者は1名です。
ただいまより第4回水源環境保全・再生かながわ県民会議を開催いたします。
それでは、金澤座長、よろしくお願いいたします。

(金澤座長)
皆さん、おはようございます。第4回の県民会議を始めさせていただきます。
これまでの間、県民会議に関しましては「何をするのか」というところから始まりまして、皆さんの議論の中で「何をすべきなのか」を議論していただきました。また、「何ができるのか」ということも同時に検討をいたしまして、おかげさまでようやくこういう仕事をしていこうということが固まってまいりました。その中で実際にいろいろな活動も始めまして、成果が上がってきたところでございます。年度の締めの時期に入り、第4回県民会議でさらに内容の充実、それから来年度を見通した方針等を本日御議論いただければと思います。
それでは議事に入りたいと思いますが、事務局から何か御紹介とかありますか。よろしいですか。

(事務局)
ありません。

(金澤座長)
それでは、あらかじめ資料等をお配りしたと思いますけれども、議題1、市民事業等への支援制度について、経緯等も含めまして、市民事業等審査専門委員会沼尾委員長から御報告をお願いいたします。

(沼尾委員長)
それでは御報告をさせていただきます。
前回の県民会議の場で、この市民事業等支援制度に関しまして、基本的な考え方及び具体的な制度の内容について御報告し、皆様方の御了解をいただきました。
その後、市民事業等審査専門委員会では、それを踏まえまして、具体的な選考基準、あるいは実際にその事業を実施した後の成果の報告や評価をどうするかということについて検討を進めてまいりました。その際には県民会議の皆様方にも御意見をいただきたいということで、多くの皆様から貴重な御意見をお寄せいただくとともに、委員会の当日には何人かの委員の方には、傍聴あるいはオブザーバーということで御参加をいただきました。ありがとうございました。
その上で、本日は前回から新たに加わりました選考基準並びにその成果等の報告に関する考え方について、皆様方のお手元に本日、配布させていただいた一枚紙のものと、事前に配布させていただいている資料の2つを用いて簡単に御説明をさせていただきます。
具体的に資料1では、7ページ以降が今回新たにつけ加えられたものとなっております。この7ページ以降とこの一枚紙のものを使って御説明いたします。
まず初めに、この具体的な支援制度の枠組みができましたので、募集方法や選考基準をどのように考えていけばいいのかということですが、まずこれは多くの皆様方からできるだけ広報とか様々な形で、情報提供、PRを徹底するべきだという御意見がありましたので、それを盛り込んでおります。さらに、県民フォーラムの場も活用しながら、説明会なども積極的に進めていくべきではないかという御意見がございましたので、それを7ページに記載させていただきました。また、申請に際しまして、必要書類をできるだけ簡素なものにするべきだという御意見もいただいておりますので、そのような形での記載も盛り込んでおります。
具体的な選考方法ですが、これについては7ページの下のところに記載させていただいておりますが、まず初めにこれ自体は県で実際にやっていただくものなので、県に申請書を提出していただきます。それから、県が予備調査を行い、具体的に法令に抵触していないかとか、実際に事業の実施が可能かなどを確認していただいた上で、問題ないと考えられるものを一次選考書類として、市民事業等審査専門委員会に送っていただきます。書類審査を行った結果、「これは」というものについて二次選考を行うという手順を考えております。
そこで二次選考ですが、具体的には公開プレゼンテーションとして、実際に申請された方から直接お話を伺うとともに公平性を確保することと、どういう事業が行われているかということを広く県民の皆様にPRしていく場としても活用していきたいということで、公開プレゼンテーションを行った上で選考会を行う手順を考えております。
その際の選考基準ですが、一枚紙のほうに書かせていただいており、今回、実施事業としては3つを掲げておりますが、いずれの事業につきましても共通の選考基準として、1事業の必要性、2事業の実現可能性、3事業の発展性・波及性という3つの視点に立って評価を行います。この3項目を各5点としております。
それから、具体的に事業ごとに個別の選考基準を設けるということで、個々の事業ごとに2つの項目を挙げております。
まず、特別対策事業の市民版の活動につきましては、水源環境保全・再生のための効果が見込めるかということ。あるいはその事業自体が継続してやれるものかということを盛り込もうと。
そして、普及・教育につきましては、実際にその事業を通じて参加者の方々に、水源環境保全・再生の必要性が効果的に伝わるものであるか。あるいは目的や対象が明確化されたものであるかということを見ていこうと。
それから、3点目の調査研究については、問題や課題の解決に向けた対策に寄与するものかどうか。あるいは調査・研究のプロセスというのが明確化されているかという視点から評価をしようというようなことで掲げさせていただきました。
このように審査をして、その結果を具体的に県に提出をさせていただいた上で、最終的に事業をどういうふうに採択するかどうかということについては、最終的には県で決定して、実際に補助を出していくというプロセスを考えております。
実際にただお金を渡して事業をやってもらえばいいということではなく、むしろその後の成果の報告というのが非常に重要だろうということで、事業を実施しているプロセスや実施した結果をどういうふうに考えていくかということで、成果等の報告を考えるというのがその次です。具体的に資料1ですと、10ページ、11ページ、それから一枚紙の裏面を御覧ください。
成果の報告に関しましては、その進捗状況とか成果を公表すると同時に、その評価を通じて補助制度の適切な運用を図るとともに、その県民主体の取組みというものを幅広く普及、啓発、あるいはPRしていこうということをねらいとたものになっております。
その内容としては3つございます。1点目として、まずその進捗状況の確認とPRを兼ねた中間報告を行ってもらおうということを考えております。ただ、20年度につきましては補助期間が短くなる可能性が高いので、どうするかは考えようということになっております。2点目として、年末に年間報告会というのを実施して、その成果を確認、評価して、PRを図るという機会を設けようということを考えております。3点目として、年度末に実績報告書として、その成果、あるいは予算の進行状況その他決算、それを報告していただくという3段階のプロセスを考えております。
この中間報告のプロセスで、我々としては、専門委員会とは別に県民会議として事業のモニターとかNPOなどとの意見交換を現地で行うということを考えてはどうかという御意見を踏まえ、そのような内容を盛り込んでおります。これについては、県民会議の場で皆様方に議論をしていただければと考えております。
以上のようなプロセスで、成果の報告と広報をやりながら、この制度を幅広く活用していけるような仕組みを構築できたらということでまとめさせていただきました。
なお、前回の県民会議の場で、県民と行政との協働をどういうふうに考えていくのかという御意見がございましたが、そういった市民の提案型、あるいは協働事業のあり方については、20年度以降、専門委員会で検討していきたいと考えておりますので、補足をさせていただきます。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございました。
それでは、御議論いただきたいと思います。前回の県民会議で、この問題に関しましては、基本的な考え方についてお認めをいただいて、既に知事へ中間報告書を提出しているところでございます。今回は、審査基準の詳しい詰めですとか実際にその事業が始まってからのチェック、モニタリングというところまで含めて御提案をいただいておりますので、御自由に御意見をお願いいたします。
坂本委員、どうぞ。

(坂本委員)
おはようございます。非常にこの市民活動というのを楽しみにしています。
先日もちょっと山のほうで炭焼きをしていたのですが、二人で出炭しているところにヨガをやっている婦人グループがやってきて、5人で一緒に出炭していたら、いきなり、「チームチャコーラー」なんていう組織ができて、「一緒に山入ろうね。水源税で何か市民版の補助も出るというし、楽しみだね」みたいな話になりました。そんな人たちに背中を押されながら、今ここに座っているのですが、長くなるかもしれませんが、率直な感想や質問をさせていただきます。
まず1点目ですが、市民版活動への支援ということで名前を打ち出していますが、いろいろな市民の人たちが水源林にかかわって、この補助を利用しようというところで、かなり敷居が高くなっているのではないかなという気がします。今までの検討の中で、補助金5万ぐらいでもいいから、簡単な書類審査や手続で、背中を押してあげるような制度があってもいいよねという声は確かに上がっていたと思うので、ちょっと今後の検討の中で小さな集団にも何か援助の支援が差し伸べられるようなあり方をひとつ考えたいなと思っています。
選考方法も予備審査があって、第一次審査があり、第二次審査では公開プレゼンテーション、ある意味で見世物的な感じもしないわけではないですが、そのために1,000万円の補助がもらえるのだったら本当にやる意味があると思いますが、これでは突然結成された「チームチャコーラー」なんていう小さな組織はかかわり切れないし、堂々としているNPO法人たちがやっとこさそれにこぎ着けるような感じがしてならないのが残念です。
いろいろな制度があって、本当に山の手続や仕組みを知っている人たちは、私たちが立ち上げたこの制度は利用しないで、協力協約とかへ流れていってしまう可能性が高のではないか。実際に、補助単価などは、協力協約よりも市民版のほうが低いので、危惧を持っています。
それで、私は津久井町に住んでおりまして、隣に宮ヶ瀬があるのですが、宮ヶ瀬には「宮ヶ瀬湖周辺振興財団」というのがあります。そこは、里山関係で土地水資源対策課も「水源の里づくり計画」を位置づけて、その計画を推進する協議会に「宮ヶ瀬ダム周辺振興財団」も入っています。その協議会には、「宮ヶ瀬湖周辺地域活動団体普及事業」というものがあって、これが本当に書類審査で5万円の助成が受けられます。実際に活動する費用の2分の1という制約がついていますが。このように簡単にその行為に対して、補助をしてくれるというすばらしいものがあります。こういったものも一つ参考にしていただいて、本当にいろいろな人たちが山を考えて、何かしようといった時に背中を押してもらえるようなものを考えてほしいなというのが1点目です。もうちょっとしゃべってもいいですか。

(金澤座長)
はい。

(坂本委員)
もう一つは、森林整備事業で、制度の中で1ヘクタールというのが単位で、表を見ると1ヘクタール当たり10万円となっています。実際に市民が1ヘクタール背負えるかというとどうでしょう、例えばその「チームチャコーラー」が補助を申請する時に、1ヘクタールといったら3,000坪でしたっけ。実際に、山の所有者に持っている面積を聞くと、300坪とか200坪、150坪あたり、市有林や県有林まで手掛けられたら違うと思いますが、本当に私有林に手を伸ばそうといった時に、この1ヘクタールという足枷は、かなりきつくて、協力協約でさえも最低は0.1ヘクタールからという尺度を使っています。そういう意味では、やっぱり敷居が高過ぎるのでは。単純計算すると、0.1ヘクタールだと補助金が1万円ですよね。1万円でわざわざ公開プレゼンテーションまで出てくるかなという思いがあるので、ちょっと危機感を持ちました。
それと制度の中では、例えば森林整備では、作業道を整備しますが、これについての単価説明とかが、されておりません。協力協約では、砂利を引くのか、砂利を引かないのか。幅は2メーターで、長さはどのくらいで、いくら出しますというところまで明言しているのですが、この制度では、金額的なものの尺度があいまいなので、これは少し整理していったほうがいいのかという気がします。
それと、森林整備以外の河川の水路の浄化対策とか、水田の借り上げ、こういうものに対しては、基本となる単位の考え方がないですよね。いきなり上限というか、50万円という書き方をされていますが、ちょっとしたため池で50万なのか。水田で50万なのか。そういう意味では、単価や計算の仕方のとらえ方があいまい。
それに比べて、森林事業には、非常に細かく1ヘクタール10万までと足枷をしているなど、交通整理がやっぱりまだ必要なのかなと思います。何となく、森林整備と河川水路のギャップが激しいのではないかと感じるところがありました。
最後ですが、アンケートにも書きましたが、普及活動、教育活動の備考欄に「現地における活動プログラムや、現地の実績に基づかない講演会、シンポジウム等は対象外とする。」とありますが、言っていることはわかるのですが、ただ読むと、現地における活動プログラムや、この「や」の解釈で立場が左に行ったり、右に行ったりするんですよね。こういった表を見て、クレームをつけたい人たちは、こういったところを突いてくる可能性があるので、誰が読んでもスムーズに通るように、例えば「現地での実績や活動プログラムに基づかない講演会、シンポジウムは対象外にする。」という言い方だとわかりやすいと思うのです。頑張ろうと思って、今日、座っていますが、賛同していただける方、また、いろいろな意見を伺いたいなと思います。失礼します。坂本でした。

(金澤座長)
ありがとうございます。とりあえず、リプライしていただけますか。

(沼尾委員長)
貴重な御意見ありがとうございました。
まず始めに、今回の市民事業等審査専門委員会での検討では、本当にそういう小さな規模の活動を排除するという意図は全くございません。むしろ、そういう様々な小さい活動をやっているところにも積極的に申請していただいきたいと考え、まさに応募しやすくて、とりやすくて、また、それをきっかけにして、いろいろな活動をやっている人たちが、つながっていけるような、そういうきっかけになるような制度をつくりたいというのが委員会の中で出ていたことです。そのため、この公開プレゼンテーションというのも、まさに審査・評価して、補助を出すか出さないかを切り落としていくという視点ではなく、むしろ、いろいろな活動をしている人たちが、その場でプレゼンテーションし合うことで、近隣でああいう活動をしている人もいるんだというようなこと、出会ったりPRしたりできるような場として、公開プレゼンテーションの場を考えていきたい。そういう趣旨です。そのあたりの表現で伝わりにくかったのだとすれば、そこは、考えなければいけないのかなと思っております。
それから、森林整備事業で、1ヘクタール当たり10万円という書き方。これは、別に1ヘクタールの単位で整備をしなければいけないということではなく、まさに0.1ヘクタールでも全然構いません。以前の議論の時に出ていた話は、この整備自体は、1ヘクタール、1万円かもしれませんが、同時に市民版活動の下のところに、資機材の購入で、例えばチェーンソーの購入とか、いろいろな整備をする上で必要なものがあれば、この資機材の購入と整備事業とセットで組み合わせて、うまく申請をしてもらえれば、上限が50万円ということではなく、必要額が取れるような、少し柔軟な仕掛けを考えられないかということで検討していたということを補足させていただきます。
あとは、50万円というのも、水田で50万円なのか。幅広なのかというところがありました。このようなことを私が申し上げていいかよくわかりませんが、ある意味で出たとこ勝負といいますか、申請が出た段階で、具体的にこれぐらいの事業をやるのにいくらぐらいかかるのかということと、全体の応募の見合いとでその負担した補助助成というものが、まさにその森林とか水源の保全のために有効に活用され得る、そういう資金の使い方というのを検討しながら、申請の出てきたものをベースにして、最初は出発していこうという動きもあって、そのあたり逆に細かく書いてしまうことで、実態に合わなくなってしまうということを危惧したという面もございます。
ただ、御指摘いただいた点については、今後実際に応募の状況や制度の状況を見ながら考えていかなければいけない点があるのは、もちろんそのとおりだと思います。
委員会の中で、そういう議論で進められたということで、決して間口を狭くしようとか、厳しく審査をしようというような趣旨では全くなかったということをお伝えさせていただきます。

(金澤座長)
ほかの委員の方、今の点、いかがでしょうか。
柳川委員、どうぞ。

(柳川委員)
私は、ちょっと教えてほしいなと思う点があります。
20年度の予算の概況を見させてもらって、今議題になっているような市民支援事業というのが、予算上、いくらを目安にしていらっしゃるのかなということが非常にわかりにくい。資料の一番最下段に、4,000万が県民会議と支援事業と書かれていますが、この振り分けは、どのようなのか。ちなみに3月23日に県民フォーラムを県央・湘南地区でやる予定ですが、その時に沼尾先生にいろいろ支援事業のことを御説明していただくので、タイミングとしては非常にいいなと思っておりますが、どうもその辺が見えにくい。
また、坂本委員がおっしゃっておられたように、結構この県の支援について、私は知り合いとか友人とかに話しているのですが、腰が引けている仲間が多いのです。一歩進めて入ってくる仲間があって当たり前なのだろうなあと、最初は思っていたのですけれども、なぜだろうと考えています。
今回、このいろいろな申し込みの関係など、多分ホームページを通して、ちゃんと書類も自分の手元でとれるような体制を県でやっていただけると思いますけれども、意外に神奈川県というのを重くとらえる方が結構いるなと思っています。
ですから、この事業がスタートするのが、多分7月、8月、9月ごろになると思いますが、私も坂本委員がおっしゃったように敷居を低くして、より大勢の人が、数人であっても、1ヘクタールでなくても、とにかく何かをしようとする気運をつくり上げることが結構意味高いのかなと感じています。一体、この支援事業でどのくらいの予算額を想定していらっしゃるのかなと。今の段階で言えるもので結構ですけど、教えていただければと思います。


(星崎水源環境保全担当課長)
予算の関係もございますので、事務局からお答えさせていただきます。
予算案では、4,000万の中の900万をこの市民事業の補助金として計上させていただいてございます。また、補助の要綱は、県がつくらせていただきます。そこで、坂本委員の御質問ですが、1ヘクタール当たり10万円ということで、例えば500平米だったらどのぐらいかというお話になるのですが、そういうことではなく、1ヘクタールまでについては、全部10万円ぐらいは出しましょうという考えでございます。
例えば100平米であっても、発展性があって、市民事業等審査専門委員会でやっていただく審査で、これは重要だということであれば、補助していくことを考えてございます。

(金澤座長)
柳川さん、よろしいですか。とりあえず。
はい。淺枝委員どうぞ。

(淺枝委員)
私はこういった支援事業の一つである河川整備基金というところの評価委員を努めておりますが、そこで感じたことを申し上げます。特に、市民参加で行う時に一番重要なことは、今おっしゃいました、いかに市民を引き込むかということだと思います。いろいろな形で市民の方に対するインセンティブを与えるような仕組みが必要だろうと思います。
確かに、ここでは、年間報告会といった形を考えておられますが、例えば先程申しました整備基金ですと、優秀事業みたいなものを選考しまして、該当された方には、もちろん旅費とかを主催者もちで発表会を催して、かなりな時間をとってお話していただくという形をとっております。
それともう一つは、この事業は5年間ですが、実際にはこうした事業は非常に息が長いものなのです。そのため5年間ではなかなか終わらないことも多いと思われます。様々な仕組みが考えられようかとは思いますが、例えば、終了の後、1年後とか2年後にも成果報告会みたいなものがあると、事業が終わってもう終わったという意識ではなく、将来もずっと続けてやっていこうという意識が生まれると思います。この点、少し考えていただければいいように思います。

(金澤座長)
ありがとうございました。ほかに。木平委員。

(木平委員)
この資料を読ませていただきますと、専門委員会で十分検討されて、どういうことを考えたかというのはよくわかるのですが、応募するほうにとっては、この資料は見ないですよね。
応募する人が見て、一番これはおもしろそうだと感じるのは、募集要綱と申請様式の2点ですよね。それがどういうものであるかということが決定的だと思います。
それから、応募する人はみんな説明会に来る義務はないし、ほとんどの人は、募集要綱と申請用紙だけ見るわけです。従って、それがいかに魅力的で、ちょっと書いてみようかという気にさせるかだと思います。だから、その2点をここで皆さんに説明し、了解してもらうことが必要ではないかと思います。
以上です。

(金澤座長)
坂本委員、どうですか。

(坂本委員)
本当に、手間暇かけないで、かかわりやすいというのが、御指摘の部分だと思うので、そういう意味では、インターネットですぐ出ると思いますけど、「宮ヶ瀬湖周辺地域活動団体普及事業」は、本当に敷居が高くなくて、思った時に連絡したら何か道が開ける。その敷居が高いがために、ほかの制度の利用に逃げていっちゃうことは嫌です。
やっぱり水源税が始まって、「県民会議は、すごく考えているじゃん、さすが」というような評価が県内で起きるものを何か打ち出して。これは、文章ばっかりで、交付金額等の説明は余り魅力を感じないですよね。アンケートの中には、「わかりやすく、イラスト入りでかわいらしく表をつくろう」なんて書きました。
やっぱり誰しも生きたいし、大事な環境を守りたいし、幸せになりたいし、そのために何ができるかというところでは、目に見える山や水、そこから始めようというのが神奈川県の思いだと思うのです。今、ここに来て、炭素税だとかいろいろな環境の問題が出てきているけど、まず、1本目は水源税だった。そのことでチーム活動が盛んになるという思いは一つだと思いますので、時期的なものからすれば、もう発車しつつ動きながら、平成20年度にもその見直しをしておこうという姿勢でいますよね。
だから、今言った、5万円の一律補助みたいな制度もあってもいいのではないかということになれば、そういったものを入れて、どんどん変わっていけばいいと思います。終わります。

(金澤座長)
新堀委員、どうぞ。

(新堀副座長)
私も市民事業支援事業等審査専門委員会の委員として、ずっと審議に1回も欠席しないで出席しておりました。私は県のボランティア活動基金の審査会も4年間委員を務めたことがございまして、その過程でも感じたことですが、やはり何がどうであって、どういうニーズがあって、しかもどういう団体が出てくるかということについて、全くこちらではつかめていない部分があると思います。確かに今、坂本さんや柳川さんがおっしゃったような危惧は、当然私どもは受け止めているつもりでございます。従って、ボランティア基金の時もそうでしたが、走りながら考えていくということで、1年やってみて、その状況次第でかなり中身を変えていくということもやりましたし、いろいろな新しい考え方を途中で取り入れていくということもやってきております。もちろん、こういう正式な会合で決めて、さらに行政も噛んでるし、出るお金は税金ですので、それなりのきちんとしたものがないとスタンバイできないわけですね。ですから、そのあたりを見て、私どもは、さっき柳川委員が懸念されているようなことが、十分起こり得る。そういう意味では、なかなか手を挙げにくいのではないかという意見を私どもの団体でも言っております。
特に坂本委員がおっしゃられたような内容については、今後どういう扱いにしていくかについて、専門委員会でよく相談をしてみる必要があると思います。ただ、今までのヒアリングをしてきた過程の中では、そこまでの話が余り出ていないということもありまして、こういう形になったことをとりあえず御了承いただいて、先に進みながらそういうものについての取り入れ方を考えていったらどうかと、これは私個人の考えですけど、そう考えております。

(金澤座長)
倉橋さん、どうぞ。

(倉橋委員)
この交付金の対象とする活動の中身を見ますと、先程、坂本委員が言われたように、かなり何年もやっていて、ある程度熟成したような団体が申請する内容のような気がします。
最初に、これからちょっと何かやろうかなという入口にしては、中身がちょっと難しいのかなという感じがします。
沼尾委員長のお話の最後に、県民と行政との協働をどういうふうに考えていくのかという課題が残るという話がありましたけれども、この対象活動は、市民活動団体だけでできるような内容が非常に少ないと思うのです。どちらかというと、やっぱり行政と一緒にやっていかなければ、簡単に市民活動団体だけでやるには、ちょっと難しい内容ではないかなという気がします。その辺を対象とする時に、補助金という形でなく、県民と行政が協働する事業を対象とするのかということも、確認の中に入れていただけるとうれしいなと思います。

(金澤座長)
沼尾さん、どうですか。

(沼尾委員長)
今、倉橋委員からの御指摘も含めて、これでは敷居が高いように見えるということだと思いますが、先程木平委員がおっしゃったとおり、今後の募集要綱と申請書の様式をお示しする際に、例えばこんなにちっちゃな事業でも申請できますよといった、応募のサンプルを入れるとか、イラストを入れるとか、とにかくわかりやすくて、誰でも間口が広くて、手軽に応募できるというイメージでつくると、かなりクリアできる部分もあるのではないかと思いますので、そのあたりを事務局に頑張っていただくということと、また、皆様方から是非その御意見を具体的に、こういうふうな宣伝をしたらいいのではないかというようなアイデアを出していただきつつ、何とかとりあえずやってみるということがいいのではないかということ思います。それから、それぞれ皆様いろいろ宣伝してくださる中で、なかなか敷居が高いという御意見があると思いますが、決してそういう趣旨ではないので、是非とも宣伝をしていただければと思います。
ありがとうございました。

(金澤座長)
それでは大分議論いただきましたので、今の議論のポイントとしては、制度自身、使いやすいものにということですが、資料ではそれが使いにくいのではないかというお話がありました。市民事業等審査専門委員会としては、使いやすいようにと配慮をしていただいているようでありますので、いま一度精査していただいて、そういう趣旨であることが具体的にわかるような提示の仕方をしていく。さらには、やりたくなる、インセンティブが働くようにという御注文もありましたので、今日の議論を踏まえ、そのようなキーワードのもとで、もう一度その書き方等含めて検討していただいて、最終案を固めたいと思います。
市民事業等審査専門委員会と座長に、固めるに関しては御一任いただきたいと思いますけれども、よろしゅうございますか。

<委員了承>

(金澤座長)
はい。ありがとうございます。
それで、一言だけ。我々が今、心配しなくてはならないことが2つあると思います。
一つは、敷居が高くて、せっかくこの制度をつくったのに、応募してくれる人が少なくて、実際にうまくワークしないということを心配しないといけない。今日の御議論もそうだったと思います。
私はもう一つあって、それは、余りにもばらまき的に誰でもとれるようになった時に、悪用する人が出てくるということだと思うのです。やはり善意の人だけではない。悪意の人が出てきてもきちんとチェックできるという制度をつくっておくことが、この制度を存続させる非常に大きなポイントでもあると私は思うのです。だから、その点についても、専門委員会では、相当細心の注意を払っていただいて、揚げ足をとられないような制度にしていこうという考え方だと思います。
この制度は、昔のお役所仕事で、書類がこれだけ必要で大変になる、そういう意味での大変さとは違って、やっぱり市民同士がチェックし合っていかなければいけない、税金を使うわけですから。誰が見てもこれは公平、公正にやっているなと、そういう制度をつくっていく責任が我々にはあると思うのです。そういうところは、忘れてはいけない軸なのかなと思います。これは私からの要望ということであります。
それでは、議題の2に進ませていただきます。県民視点による広報広聴の取組についてということでございまして、これまでの間、公募委員の方々を中心に様々な取り組みをしてまいりました。その内容を御紹介、総括していくとともに、これからの予定について順次御審議いただきたいと思います。
まず、県民フォーラムについてですが、先日、県北地域で取り組みがございました。坂本委員から簡単に内容の報告をいただければと思います。

(坂本委員)
どうも、いろいろ当日は、ありがとうございました。
県北地域フォーラムということで、第2回目という位置づけになりますけれども、無事に終了することができました。本来でしたら、土日の午後の時間、1時から4時ぐらいまでのゆったりした時間をとりたかったというのが本音ですが、公共的な施設は、もう1年先まで予約が入ってしまっていましたので、そういう意味では、立ち上がりのところから予約なしに、スタートしているので、期日の設定が非常に難しく、平日の夕方6時からという設定となりました。こうなるとサラリーマンの人なんかやっぱり参加しにくいですよね。そんな心配もあったのですけれども、当日は非常にたくさんの人に集まっていただき、200名のところ182名ということで、ほぼ満席状態でした。
非常に熱気むんむんでしたが、ポイントは水源税が始まったよというスタートの説明。それで、現状はどうなのだろう。ちょっと明るい未来は自分たちにあるかなという投げかけと、相模原市が合併しましたので、藤野、津久井、城山、相模湖、とのいろいろな交流活動というか、お互いが溶け込む時期に今あります。その意味からも、シンポジウムだけでなく、水源に関する映画をつくったり曲をつくったりする人で、胡弓の演奏家が藤野にいましたので、水源地から生まれたメロディーというので、やってもらいました。そうしたら、気分が乗って30分の予定が1時間ぐらいになったので、皆さん帰るのが遅くなってしまいました。
一歩目は、これで踏み出せたと思います。二歩目がどういう内容になっていくのか。そこでプラスに転じて、活発になっている、でも課題はこれだよということがわかりやすく提示できる次のフォーラムが非常に楽しみだなと思っています。
参加者からは、時間がなくて議論できなかったという声が多かったです。やっぱり、200人規模で議論し尽くすって本当に難しいですよね。そういう意味では、出前講座もいいと思います。例えば、私は津久井の鳥屋というところにいるのですが、水源税が始まったら、松茸山の近くの簡易トイレの糞尿対策とかもできるのかなとか、いろいろな問いかけが今舞い込んできています。このフォーラムで司会をやったもので、何となく水源税の窓口みたいに思われています。そういうことで、出前講座を開催し、細かい情報交換の場とするとか市民活動の掘り起こしもして、また、市民活動が出た時に、もう一回現場や地域に行って話を聞いて説明してくる。鳥屋でも、「今度、出前講座で行政の人を呼ぶから楽しみしていて」と予告もしてきましたので、これからが非常に楽しみだなと思います。
少しまとまりがありませんが、いろいろ自分の感想も資料に書かれているので、私は、どちらかというと里の案内人という立場を背負って、ここに座っている部分もあります。
里の案内人は、里づくりのために、交流事業をやっています。そのため、どうしてもイベント性を考えてしまいます。資料に書きましたけど、いろいろな水源スポットややまなみグッズの紹介などフォーラムの会場でできたらいいなといった延長で、胡弓のコンサートを行いました。いろいろな県民フォーラムがあっていいと思いますが、最低限、今年は何か県北地域らしいフォーラムになったと思っております。
本当にいろいろコーディネーターやパネリストとして御協力いただいた皆さんには感謝しております。終わります。

(金澤座長)
ありがとうございました。公募委員で企画をしてくださいました石村委員、いかがですか。

(石村委員)
県北のフォーラムの雰囲気が非常によかったです。あの時間で、あれだけ人が集まるかどうか、とても心配していたのですが、200人近くの方が集まって、非常に熱心に聞いてくださった。しかし、時間が足りなかった。意見交換する時間が足りず、一方的な報告に終わったような印象が出たのが少し残念な気がしました。そういう意味で、今、坂本委員が言われた出前懇談会のようなものをやるのもいいのかなと思います。それから、私は相模原市ともかかわっておりますが、各担当の方は、よく現場にお見えになる。そして、一緒に作業をしています。市役所の御担当の方が、一緒に作業する後ろ姿を見て、周りの地域の人たちもどんどん参加をしてくるというところがありますので、市民と行政とのすき間をもっと埋める工夫が必要だなと感じました。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございます。倉橋委員、何かありますか。

(倉橋委員)
今、石村さんがおっしゃったように、議論の時間が非常に足りなかったかなと思っております。私は準備委員でもあり、発表者でもあったのですが、発表する時間も非常に短くて、本当に簡単にしか発表できませんでした。もう少し、ディスカッションの時間があるとか、参加者同士の議論が見えるようなものに今度はしていけたらと思います。
また、1年が過ぎて事業も進んでまいりますので、例えば、その状況などを1日かけて現場を見てもらうような企画も取り込んだフォーラムになったらいいかなと思いました。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございます。天野委員にはコーディネーターをお願いしておりましたが、何か。

(天野委員)
坂本委員の企画も非常に良く、本当に予想よりも満杯になりまして、すばらしかったと思います。特に今、倉橋委員から出ましたが、楽しいものにしていく工夫として、胡弓の演奏を入れたことが、非常に人集めには良かったかと思います。
私が一番印象に残ったのは、やっぱりサトウ草木の佐藤さんの、「いくらこの施策を進めるにしてもやはり労働力に限界がある。この労働力の確保をどうするかが、この水源環境の整備事業を進めていくのに一番大事だと。」というお話でした。なかなかそれについての議論というのは、余りにも専門的過ぎて、あの環境では限界があるかなと。そんなことを強く感じました。ありがとうございました。
(金澤座長)
ありがとうございました。
時間が短く感じられたということはいい内容だったということではないでしょうか。課題が残って、次にこういうことをやろうというのが出てきましたので、この県民会議がある限りはこの県民フォーラムも回っていきますので、次の機会にやり残したことを企画していただければと思います。どうもありがとうごいました。
それでは引き続きまして、今後の県民フォーラムの予定、3つ開催が決まってございますが、順次、具体化していただいているようでございますので、その内容について、簡単に御紹介いただければと思います。
まず、県央・湘南地域について真覚委員からお願いいたします。

(真覚委員)
資料3にありますように、日程につきましては、3月23日と既に確定しておりまして、場所は、秦野市にございます表丹沢野外活動センター活動室。ここ1年ぐらい前にできた、かなり真新しい施設でございますけれども、そこで行います。
今、座長からお示しいただいたように、ピンクの刷り物が入っていますけれども、ここに書いておりますように、内容的には過去2回の構成と、ほぼ同じです。
まず、1番目にこの水源税保全・再生にかかる説明を神奈川県から御案内いただくということと、今回は、今日も議題になっております、この市民事業支援制度について、沼尾先生から御案内いただき、続いてパネルディスカッションに移っていくという構成になっております。
会場については、裏面に御案内がございますが、駅というか、中心部から相当離れた場所にありますので、どれほどそこへ集まっていただけるかということが少し心配です。
ちょうどフォーラムを開催することについて、秦野市と県で御相談いただいた時に、秦野市では、この日、この場所で、里山に関するイベントを計画されていて、そういうことに関心をお持ちの方が、例年大勢集まられるので、一緒にやるのがいいのではないかということで、市との連携を考え実施を決めました。
それから、過去2回の事例、あるいは参加された方の意見等を読みますと、かなり関心が多岐にわたっていまして、森だけではなく、水のことをもっと知りたかったとか、そういう広い要望に対して、どれほど答えられるかということは、パネリストである御専門の方にも発表いただくわけですが、参加者の意見として、もっと具体的に突っ込んだ話を聞きたかったといったことや内容が幅広ですので、その辺をこの集会で、どれほど答えられるかという点は、非常に難しいかなと思います。
また、秦野市につきましては、1998年から既にもう10年間、森づくり事業が始まっていまして、それについては、市でも広報活動とか、あるいは今話題になっています受け入れについての窓口を設定するとか、指導者教育など相当先進的な動きをされていますので、そういう動きが同時に紹介できればいいかなと考えております。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございました。
少し時間が迫っておりますが、何か御質問等があれば。今、御発言ありましたが、駅からバスで行って、そこからまたバスを乗り継ぐのですか。


(真覚委員)
はい、シャトルバスを用意しています。

(金澤座長)
シャトルバスを用意していただいていますが、相当意識的な人でないと現場までたどり着かないという状況でございます。皆さんにもPRしていただければと思います。それぞれのところで御協力よろしくお願いいたします。
それでは続きまして、横須賀・三浦地域につきまして、高橋委員からお願いいたします。

(高橋(弘)委員)
それでは簡単に御説明します。
これまで3回県民フォーラムが開催されましたけれども、4回目の私ども横須賀・三浦というのは前3回と違って、水源保全地域ではありません。先程、いろいろ議論のありました支援の応募要綱を見ても、最初に書いてあるのが、水源保全区域で活動をしている団体ということですので、活動団体そのものは、我々のところにはないという大きな違いがあります。
それから開催予定が5月ということで、会場を確保しましたが、ここで年度が変わるということがありますので、お役所の方は、来年度のことはわからないというところがありますので、ちょっとネックかなというのがございます。
それはそれとして、もう一つは準備委員の件です。資料に(案)と書かれておりますように、ほかの地域では、公募委員を中心に2、3名で企画運営されておりましたが、横須賀・三浦は私だけなので、ほかの委員の御協力という案もありましたが、地域がちょっと違うこともありますので、私ども三浦半島で横須賀の次に大きな逗子で、こういう環境活動をやっております「ずしし環境会議」という団体の会員でもあり、私が横須賀でやっている「水と環境研究会」にも顔を出しております、田倉一由さんに是非協力してくれとお願いしたら、快くお受けいただきましたので、二人でやろうということで、事務局ともお話して、今回の県民会議に準備委員(案)として提案して、お認めいただけたらと思います。
内容ですけれども、裏面にまいりまして、主催者あいさつを金澤座長にやっていただく。それから地元横須賀の市長のあいさつを予定しておりますが、確約はとれておりません。
それからやはり、水源からかなり離れている地域ということで、この水源環境保全・再生施策について、参加者に事業の内容を理解していただきたいということで、県として星崎課長から15分間詳しく説明していただきます。
さらに、三浦半島では、横須賀・三浦は各市の企業局から、逗子、葉山は県営水道から水を引いておりますけれども、いずれも水源域は一緒ですので、この辺の話も含めて、横須賀市の水道局から話をしていただく。
問題はその後の事例報告でございますが、コーディネーターですが、やはり三浦半島からこの全体をコーディネーターできる人がみあたらないので、県の全域を御存じの新堀副座長にお願いしていますが、流動的であり、この場ではお願いしている段階ということで報告させていただきます。
それからパネルディスカッションの内容ですが、先程言いましたように、市民活動はたくさんありますが、やはり今回の主題が水源環境。水源環境保全にかかわる団体の活動となりますと、地元の団体ではありませんので、河川浄化等にかかわるNPO、それから森林保全にかかわるNPO。こういった団体にこれからお願いしようと思っています。先程報告がありました相模原のアンケートの中にある「今回のフォーラムで興味が深まったものはありましたか」という項目を見ますと、水源地の現状報告、水源地での活動事例報告、水源地の将来を考えるというこの辺の話にとても興味があったとありました。私もやはりそうでしたので、水源が地元になくとも、自分たちが税を負担していますので、現状を把握して、できたら協力あるいは間接的に協力しようという理解をしていただければということで、そういう団体の活動をお願いしようと思っています。
それともう一つ、たまたまですが先月、逗子市青少年連絡協議会が、中高生のディベート大会を開催し、そこで水源環境保全は、是か否かということを高校生がやりました。残念ながら3チームしか参加がなかったらしいのですが、私はこの日、別な予定がありましたので、先程言いました田倉さんに出席していただいて、内容を聞いていただきました。彼らは非常に、事前にいろいろな資料を調べておりまして、私どもより詳しいかもしれないと思うぐらい調べて、ディベートをやっておりましたので、是非この主催者の方にその内容を説明してもらうか、あるいは実際にディベートを行った高校生にお願いしたいと考えておりますが、年度が変わるともしかしたら卒業ということもありますので、その辺を今、主催された逗子市を通じて調整しています。具体的な内容はこれからです。
そういうことで、パネルディスカッションの中心は現状の水源についてお話を聞きたい。市民に聞いていただきたいという趣旨でやろうと思っております。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございました。
今、高橋委員から報告がありましたが、準備委員は、県民会議の委員でやるという原則でやってまいりましたが、横須賀・三浦地域は、田倉さんに加わっていただくという御提案がございました。よろしゅうございますか。

<委員了承>

それでは、正式に認められたということで引き続きよろしくお願いをいたします。
それからさらに横浜・川崎地域について、天内さん、お願いいたします。

(天内委員)
御説明いたします。
横浜・川崎地域のフォーラムにつきましては、まだ1月22日に打ち合わせを行っただけでございます。しかし、日程は7月31日、夕方ということで決めました。場所は、県民センターの2階ホールで行います。
その構成でございますが、横須賀と同様、水源地域から離れている川崎、横浜地域なので、いろいろ考えた点がですが、これまで開催したフォーラムのまとめといいますか、最後でございますので、事業等の報告を行い、是非川崎、横浜地域の人たちに実態等を教えていきたい。
そういうことで、森林関係につきましては、県の森林課、また秦野市。河川については小田原市、厚木市、相模原市、こういったところの方に去年から既に実施している成果の報告をお願いしたいと思います。
それからもう一つ、我々も現場を見せていただきましたけれども、委員の事業モニターチームで、どういう点をどう見たかということを報告いただく。それぞれ15分程度ずつ45分やりまして、パネルディスカッションをする。この5回の最後で、しかも水源と離れた地域でやりますから、非常に関心が高くて質問が多いのではないかということで、60分間をとらせていただくということで進めております。
内容その他については、今後、事務局と一緒に詰めていきたいと思いますので、若干の変更その他があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございました。
全体を通じて何かお気づきの点、ございますか。
高橋委員、どうぞ。

(高橋(弘)委員)
県民フォーラムは、全5回ですが、今年度3回、それから来年度が2回になっています。その2回の1回が三浦・横須賀。人口でいったら合わせて60万、それに対して5回目にやります、横浜・川崎、この政令都市2つ合わせると、けたが違うぐらいの人口なのに、どうして、横浜で1回しかやらないのでしょう。川崎でも1回というように分けてやらなかったのか。今年度3回、来年度2回にされた理由は何でしょうか。

(金澤座長)
理由といいますか、特に人口比例でやっていないということですね。県西地域の山北はもっと少ないと思います。各地域割で公募委員が選出されておられるので、その地域割でまず1回は必ずやりましょうということで、そのようになっています。

(高橋(弘)委員)
ちょっと言い方が悪かったのですが、提案として、来年度、川崎で1回、横浜で1回というのはいかがなものでしょうか。

(金澤座長)
まず、フォーラムを始めたのが去年の秋で、そこから1年かけて、まず各地域で1回やりましょうということです。その後、どのようにするかについては、まだ決まっていませんので、これから決めればよろしいかと思います。御提案の趣旨は私も賛成です。
横浜・川崎地域の企画で、行政の名前がたくさん並んでいるのを見て、少しびっくりしました。県民会議の趣旨からすると、やはり市民参加、県民参加ということがポイントであり、川崎・横浜地域は、一番市民活動とかNPOの活動が活発なところだという、イメージが私にはありましたので、そういう人たちが活躍できるような県民フォーラムが、また別途あってもいいかなと思っていたところもありますので、今、高橋委員の御意見と同じく、私も意見ですが、各地域でのフォーラムを行い、その後どういうふうにしていくのか。また考えてみたいと思いますので、御趣旨の線に沿って考えてみたいと思います。
牧島委員、どうぞ。

(牧島委員)
準備委員の議論の過程でいろいろありましたので、少し加えさせていただきます。開催が7月ということになりますと、年度が明けて20年度に入っております。従いまして、19年度の事業が、一体何をされてきたのかということは、当然県民としての関心事でございます。その意味で大変チャンスだと。つまり、この県民会議あるいは水源環境税が何をなしてきたのかということをしっかりお伝えいただくということが基本になるという考え方で、まず骨太に検討をさせていただいたということです。
あとは、天内委員から話がありましたが、内容として、資料には、行政の名前が並んでおりますが、例えば、行政の職員の方が発表されるのか、それとも事業モニターチームで発表いただくのか。また、進行状況の中で、おっしゃるように、いわゆる市民、あるいはNPOサイドの動きがあれば、それを入れてもいいのではないかと予定していることを理解いただければと思います。

(金澤座長)
はい。今日の議論を踏まえて、公募委員の間でまた議論していただければと思います。今のような趣旨でしたら、例えば、星崎課長の説明をパネルディスカッションに入れて、時間を少し節約をして、それに対して、NPOとか市民活動をやっている人がどう思うかというような、やりとりに時間を割くというやり方もあるかなと思いました。いくつか工夫をしていただければありがたいなと思います。事務局も進んで、御協力いただければと思います。
それでは少し予定の時間を過ぎていますけれども、一通り御了解いただいたということにさせていただきます。
フォーラムの意見のまとめ方ですが、今まで2回開催し、このあと3月に1回やります。その内容について、イベントをやりっぱなしではなく、フォーラムで出てきた意見を県政、それから我々の事業そのものに反映させていってほしいという内容をきっちりまとめて報告していこうということを、これまでの間、県民会議でも議論をして、その方向をお認めいただいております。
どういう形でそれをまとめるかということですが、この3月23日にフォーラムをやって、その後にもう一度、県民会議を開催するということが、日程的に無理でございますので、そのまとめに関しましては、各フォーラムの公募委員の方々の御意見を踏まえて、座長に一任という形でお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしゅうございますか。

<委員了承>

(金澤座長)
それではそういう形で進ませていただきます。
次の議題でございまして、事業モニターチーム、それからコミュニケーションチームの今後の活動をどういうふうにしていこうかということでございまして、事務局から御説明をお願いいたします。

(星崎水源環境保全担当課長)
資料6、資料7で御説明させていただきます。
前回、県民会議で事業モニターチーム設置について、御了承いただいたと承ってございます。その後、皆様方にどういうやり方がいいのか等について、御意見をいただいています。それが資料の2枚目、3枚目でございます。これに基づきまして、モニターチームとして、2つのチーム編成を想定し、森チームと水チームに分けました。施策事業で言いますと、1番から5番までの事業を森チーム、6番から9番までの事業を水チームにモニターしていいただきます。
チームの構成ですが、これは皆様方から御希望を聞かせていただきまして、公募委員を中心にということでございますが、関係団体の委員3名の方が御参加したいというお話でございましたので、片山委員、倉橋委員、増田委員にも入っていただければと思います。
モニターチームのスケジュールでございますが、四半期ごとに1カ所ずつ程度見ていただいて、それをニュースレターといったものにまとめて、県民の皆さん、またはこういった県民会議等に御報告いただければと考えてございます。
コミュニケーションチームについてですが、当初は、事業モニターチームでモニターした結果を、コミュニケーションチームがニュースレター等にまとめて出していくという構想を描いておりましたが、結果としまして、公募委員の皆様全員が事業モニターチームに入っていただけることになり、メンバーが1名を除いて重なっているということもございますので、改めて、コミュニケーションチームを結成させていただけないかと思ってございます。これについては、後ほど、座長からお話があると思います。
それからもう一点、市民事業支援制度の今回の御提案の中で、中間のモニターというようなことで御提案がございますので、できましたら、市民事業支援を受けた団体についても、12月あたりで調査といいますか、モニターをやっていただくことも想定できるのではということで、とりあえず、資料には、四角で囲っておかせていただいてございます。御了承いただければ、今日の午後、事業モニターチームの皆さんに御参加いただいて、第1回目のモニターをどういうところに行ったらいいか、また日程や場所といったものを詰めさせていただけたらと思います。
以上でございます。

(金澤座長)
事業モニターの制度に関しましては、前回までの議論でお認めいただいておりますが、具体的にどのように走り出すのかということを検討していただいて、今日御提案いただいたということでございます。
1点、コミュニケーションチームとの関係ですが、このチーム構成を見ていただきますと、どういうわけか、水チームにほとんどコミュニケーションチームの委員が入ってしまっているので、全体のバランスとしては再編成をして、森チームからも2名ぐらい出ていただいて、水チームも2名ぐらいという形でどうかということでございます。また、このメンバーに入っていないコミュニケーションチームの委員で、久保田委員がいらっしゃるんですが、モニターチームに入っていないコミュニケーションチームメンバーとして引き続きやっていただければということでございます。
ニュースレターについても、前回のコミュニケーションチームの検討報告の趣旨に沿って、現場をまず見る、チェックする、県民に知らせていくという一連の流れをつくったらどうかということで、事務局と座長、専門委員会の委員長とも御相談の上、こんな枠組みでどうでしょうかということを御提案させていただいています。
何か御意見があったらどうぞ。木平委員、どうぞ。

(木平委員)
事業モニターチームについてですが、今、御説明にあったこの趣旨、非常に私はいいと思います。チームの役割として、県民の視線でモニターして、事業を評価していくということ。まさにこれでいいと思います。
ところが、これとは別にこの水源環境の事業の大きさとか複雑さから考えて、果たしてそれだけで十分だろうか。もっと組織的な評価とかモニターが必要ではないかと。例えば官庁ですと外部評価、企業ですと経営監査あるいは公認会計士などの監査法人といった、いわゆるプロ集団による評価、監査があります。そういうものがないと、私はちょっとこれだけでは不十分ではないか。すなわちボランティアによるモニタリングだけでなく、専門家あるいは職業としてのモニタリングが必要ではないかと、考えております。そうでないと、県民に対しては、モニタリングをやっていますよということが、免罪符になってしまうのではないかなという気がいたします。
以上です。

(金澤座長)
事業をチェックしていくことについては、3つあると思っています。まず1番目は、会計関係とか行政評価は、県のスキームがあると思います。2番目は、専門的、科学的な知見では、まさに木平委員が入っていただいております施策評価専門委員会でやっていただくと。3番目は、今回の県民目線というか、市民目線での評価という、3層になっていると思うのです。だから、ここでは、2番目と3番目について、とりあえず最初の2年間、きっちりやっていこうということだと思うので、御理解いただければと思います。
はい。どうぞ。牧島委員。

(牧島委員)
牧島でございます。この森チーム、あるいは水チームに分かれて事業モニタリングするということでございますが、水源環境税が有効に使われていくことを考えますと、やはり基本的には集水域の考え方が大変重要な考え方になるかと思います。全体の視点でそのポイントを見るのかということになるかと思いますので、そのあたりは施策調査専門委員会の委員から何らかの御指導なり、インタラクションがあってもいいのかなと思っております。
それから、ニュースレターの発行について、事業モニターで上げていく時に、やはりどういう整合性を持つのかといった考え方もどこかに持っていないと、ばらばらに発表されてしまうのではないでしょうか。全体でまとまりがないとどうなのかということがありますから、集水域の考え方を是非ともどこかに根底に持ちながら、取り組んでいただきたい。
以上、よろしくお願いします。

(金澤座長)
どうぞ、淺枝委員。

(淺枝委員)
今の発言に関連してですが、恐らく市民モニターというのもある意味うまく利用していけば非常に大きな力になると思います。ただ、それはモニターのいわゆる枠組みがしっかりあって、市民でも十分できるというところについて担当していただくとうものです。そうした部分について市民モニタリングでうまくやっていただくと、市民モニタリングの部分が非常に生きてくると思います。その意味では、先程申しましたように、全体のモニタリングのスキームみたいなものをまずつくって、その中に市民モニタリングがどういった形で入っていくかというところを考えることが重要です。また、場合によっては、専門の委員のインストラクションも必要と考えられます。
そうした枠組みが示されると、今おっしゃったようなところが非常に生きてくると思っています。
場合によってはこの事業モニターの時に、有識者委員全員という必要はないでしょうが、一緒に参加するということも可能ですし、そうした形で連携をとれば、両方がより生きてくるのではないかと思っております。

(金澤座長)
ありがとうございます。ほかにいかがでしょうか。
それでは時間もありますので、議論はそのぐらいにさせていただきまして、今、いくつか御指摘がございましたように、このモニターチームについて、専門委員会との協力、連携のもとできっちりと役割を位置付けていったらいいだろうという御示唆もありましたので、その辺についても考えて、具体化していきたいと思います。
それでは、先程事務局から御提案がありました、大きなスキームを御了解いただいたということで、さらに具体化を進めていきたいと思います。つきましては、この会議が終わった後、モニターチームのメンバーの方々には残っていただき、相談をさせていただきたいと思います。
また、事務局からも言及がありましたが、市民事業支援団体についてのモニターといいますか、実際にやっているところへ行って、見ていこうということもできたらどうかというのが、今日の最終報告に盛り込まれておりますので、それについてもまた、モニターチームとしてどう受けとめていくのか御検討いただければと思います。
それでは、議題3の予算関係でございます。19年度2月の補正予算(案)、それから20年度の当初予算(案)について、事務局からまず御説明お願いいたします。

(星崎水源環境保全担当課長)
資料8でございます。
県では、12の事業を推進するに当たりまして、特別会計を設けさせていただいています。その中に基金を設けさせていただいて、その中での事業のやりくりをさせていただいております。かなり複雑な会計処理になってございますが、この超過課税を用いて、水源環境保全・再生施策に関するすべての事業をやっていくという仕組みでございますので、御理解いただきたいと思います。
資料の一番下にあります来年度のこの税の収入相当額を39億9,000余万円と見込んでございます。それから寄附金等と書いてございますけれども、こちらを19万円見込んでございまして、これらを合わせまして、1度、その特別会計というお財布の中に入れます。それを積立金ということで、基金に39億9,000余万円積み立てます。さらに今年度、これは後でお話をさせていただきますけれども、19年度の基金残高を2億6,000万円ほど見込んでございまして、これらを合わせました42億5,900万ほどを来年度の事業費に充てる予定でございます。
1枚めくっていただきまして、この42億5,900万をどうやって使うかということでございます。それを企画部事業と環境農政部事業に振り分けてございます。後ほど、こちらは御説明をさせていただきます。
A3版の長い資料をお開きください。
概要ということで、平成19年度2月補正予算において、歳出面で市町村交付金事業の入札残による減額補正1億5,000万、及び歳入面で個人県民税超過課税相当額の増等に伴う増額補正1億1,000万を計上と書いてございますが、まず真ん中の部分でございます。19年度2月補正予算という欄があるかと思いますが、もともと市町村の交付金事業を組ませていただいている中で、中程に相模原市の公共下水道の促進というところがございますが、3億組ませていただいてございましたけれども、補正予算で1億7,000万ほど減となっております。事業自身は28.6ヘクタールということで計画させていただいていますが、入札をかけたところ、安い金額で入札されたという状況でございます。従いまして、ここの部分については、使わないということで、来年度の基金に上乗せされ、そのようなものが積もって1億5,360万となります。
それから、もともと収入として見込んでいた超過課税の今年度分ですが、さらに1億1,000万ほど多く収入が上がるであろうという予想が立てられてきました。つまり、入札残の金額と増収見込み分の2つを合わせます2億6,000万は、今年度の使わなかった分ということで、来年度に上乗せされます。
では、20年度はどんな予算を組んでいるのかということでございますが、まず水源の森林づくり事業の推進として、19年度が21億ほど組んでいますけれども、来年度は17億4,470万ということでございます。これは金額的には落ちておりますけれども、もともと5年計画で83億という資金が必要ですと組ませていただいた時に、年度計画としては、この程度の予算になるという状況でございますので、事業ができなくて減ってしまっているということではございません。
それから、丹沢大山保全・再生対策につきましては、1億5,000万、渓畔林については2,700万ほど計上をさせていただいています。間伐材の搬出促進については8,500万、地域水源林については7億840万ということでございます。
この地域水源林につきましては、右側に、5か年計画総計で9億と想定していましたけれども、単年度で7億ということでかなり金額がかさんでございます。これは協定林として、皆さんにやっていただく部分について補助金を上乗せしましょうということで想定していたものでございます。
市町村が民間にやってもらうということで交渉をしている際には、協力協約で上乗せをしようと金額を算出しましたが、やはりかなりの地権者は、市町村がすべて公的管理にすることを選ぶようなので、金額がかさんでいる状況でございます。
河川・水路については4億ほど、地下水については2億1,000万。公共下水については、4億8,000万、合併処理浄化槽については1億8,000万でございます。
また、共同調査の関係でございますが、引き続き山梨県と共同して私有林の調査をやらせていただきます。プラスして水質汚濁負荷量調査を始めさせていただきますので、これが3,300万ほどでございます。それから、水環境モニタリング調査として、森林のモニタリング。これは対照流域法等でやっていくものです。それから河川のモニタリング調査に1億8,000万ほど。これは相模川を始めさせていただきます。
それから、県民参加の仕組みづくりということで、先程お話しさせていただきました市民支援事業の支援に900万。また、広報についてもいろいろ御提案いただいて取り組んでいくつもりでございまして、4,000万ほど積んでございます。総計で42億5,900万という予算立てにさせていただいてございます。
最後のページに市町村の交付金の市町村別の予算を出させていただております。これは参考に見ていただければと思います。
以上でございます。


(金澤座長)
ありがとうございます。何か、御質問。今まで御発言のない委員の方、いかがですか。何か。よろしいですか。それでは先に進ませていただきます。
この予算はいつ通るのですか。

(事務局)
3月24日です。

(金澤座長)
それまでは案ということですね。

(事務局)
そうでございます。

(金澤座長)
取り扱いに関して注意点がありますか。

(事務局)
特に注意していただくことはありません。

(金澤座長)
はい。わかりました。
引き続きまして、議題4平成20年度県民会議等のスケジュールについて、こちらも事務局から御説明願います。

(星崎水源環境保全担当課長)
はい。資料9を御覧ください。仕組みですが、前回御議論いただいて、お認めいただいたものから若干変えさせていただいています。県民への情報提供についてイメージをつくらせていただいています。
1枚開いていただきまして、県民会議のスケジュール等でございますけれども、19年度のスケジュールは、今までどういうことをやってきたかについて書かせていただいてございます。県民会議は、本日の第4回県民会議を受けまして、市民事業支援制度の最終報告書を提出していただく予定でございます。それから県民フォーラムは、23日に県央・湘南で開催でございます。来年度のスケジュールは右側にございます。県民会議は、県民フォーラムの報告を4月にやっていただく。それから、回数は今年並みの形で4回ほど開催できればと考えてございます。
7月に書いてございますが、委員の任期が2年となってございますので、委員の改選準備を始めないといけないということで、どういうやり方をとっていくのかというのを、少し私どもで検討させていただき、また御報告させていただいて議論を深めていきたいと考えてございます。フォーラムが7月31日でとりあえず終わりますので、5月開催分とあわせて意見をまとめたものを8月にもう1回御報告いただくと考えてございます。
それから市民事業ですが、事業説明会をやらせていただき、募集を開始しまして、委員会の1回から3回は選考会といった位置付けになるかと思います。4回から7回は、来年度以降の事業の進め方等の御議論をしていただくと思います。予定として8回ほどとらせていただいております。
施策調査専門委員会も今年並みあるいは4回程度、予算をとらせていただいております。
県民フォーラムは先程御説明いただいたとおりでございますが、5回開催した意見のまとめをどのようにするか、これから御議論いただくわけでございますが、フォーラム自体をもう1回ぐらいどこかでやることがあるのかということで、3回ほどとらせていただいています。コミュニケーションチームは、4回ほど。それから事業モニターチーム、水チームと森チーム各4回で、大体8回ぐらいと予定しております。当然、事前打ち合わせですとか、それに関連した調査ということの予算立てもさせていただいてございます。
今年度は、皆様方に非常に御活躍いただきながらも、なかなか手当ができなかった部分があるかと思いますけれども、来年度は今年度の状況も踏まえまして、予算を立てさせていただいてございます。
以上でございます。

(金澤座長)
ありがとうございました。
この内容につきましては、私と、専門委員会の委員長と、副座長が調整をした上で、決まっているものは入れ込み、これだけは最低限確保しておかなければいけないということも含めてスケジュールを示し、見積もってあります。
資料に書かれてある中で、決まっているところは、フォーラムの2回ですが、それ以外の回については仮置きとして予算を確保したと理解をしております。
そういう理解でよろしゅうございますね。

(事務局)
結構でございます。

(金澤座長)
そういうことですので、ニュースレターは6月中に絶対に出さなくてはいけないということではございませんので、御了解をいただければということです。
それから、県民フォーラムについては、先程高橋委員から問題提起をしていただきましたけれども、この後どうするかということについても考えていきたいと思っています。
一巡終わって、その後どういうふうにしていくのか、改めて考えたいと私自身は思っておりますので、事務局とも調整させていただきたいと思います。
資料を見ますと、市民事業等審査専門委員会が大変だなと感じますが、何かありますか。

(沼尾委員長)
次年度は、資料を見ていただくとおわかりのとおり、6月に審査を行い、7月事業決定ということで、5月の連休の活動に使えないのではないかというところが、非常に問題になりました。21年度以降は、できるだけ前倒しにして、年度の早い時期に事業決定ができるようなスケジュールを考えていかなければいけないけれども、スケジュールの関係で、初年度はどうしても7月事業決定にさぜるを得ないだろうという話になりましたので、補足をさせていただきたいと思います。

(金澤座長)
どうぞ。吉村委員。

(吉村委員)
民間の助成制度などですと、例えば決定は5月であったり、6月であったり、7月であったりしても、事業年度として4月からさかのぼって支援するということも非常に多く見られるので、そういうことを検討されてもよろしいのではないかという気もします。

(事務局)
それは、私どもの制度のお話になってきますので、私どもで少し検討をしたいと思っています。

(金澤座長)
時間もありませんが、今年度最後ということもございます、また、来年度に向けて、このスケジュールの議論の一環としてでも結構でございますが、県民会議の感想、それから来年度こういうことをさらにやっていったらいいのではないかということを、特に今まで御発言のなかった委員にお聞きしてみたいなと思いますが、いかがでしょうか。
真覚委員、どうぞ。

(真覚委員)
今までの中の話でよろしいわけですね。質問なり何なりと。

(金澤座長)
はい。簡潔にお願いします。

(真覚委員)
前回の県民会議で、質問いたしましたけど、来年度の予算化が進められて、それぞれに資金がつくような計画でございますけれども、過去のフォーラムや県民会議の中で、特に森林関係について人手不足ということが相当危惧されておりました。これについて、金はあるけど人が足りないというのが事業者の方にございましたが、実施主体が圧倒的に行政の県ないし市町村ですから、事業を遂行していくについて、その人手不足対策に懸念はないのかどうかを教えていただきたいと思います。

(金澤座長)
今の時点でお答えできることはありますか。

(内海水源の森林推進担当課長)
森林課の内海でございます。人手不足が心配されておりまして、委員のおっしゃるとおり、かなり厳しい現状でございます。県内には300人を少し上回る程度の林業従事者といいますか、担い手の人数でございまして、これでは十分ではないと考えております。400名を超えるぐらいですと、かなり業務がスムーズにできるのかなと考えておるところです。
ただ、県が労働する人を雇うわけにいきませんので、森林組合や林業会社の方に積極的に雇っていただかなければならないということがあります。
雇っていただいた後の研修や山で働けるように様々な技術などを身につけるための研修等は、十分体制を組ませていただいております。
大変厳しいという状況は変わりませんが、今年度、だいぶ山の仕事が出ました。出たおかげで、その林業事業体の方がかなり採用を増やしました。今年は、確定ではありませんが、35名ほど新しく雇用されているようです。さらに来年も雇用したいと言っていらっしゃる林業事業体が何社かおられます。仕事があることによって、人が増えてくるということも考えられますので、苦しい状況は変わりませんが、新しい人が入ってきているという事実はございます。
来年は、新しい研修制度、具体的には、最初の雇用1年目のような人に対して手厚い研修制度などを増やしていただいて、新しい方が入りやすい環境をつくっていきたいと考えております。
繰り返しになりますが、県が働く人を雇うわけにはいきませんので、難しいところがありますが、仕事があることによって人が増えているという現状がございますので、御理解いただきたいと思います。

(金澤座長)
ありがとうございます。
この問題は県民フォーラムの1回目、2回目のメインテーマの一つになっております。従って、私としても、内容をまとめ県にお伝えする時に、その問題をメインに少し研究もして出していきたいと考えております。県は直接雇用できないが、人件費を高くするという方法で、間接的に人を集めやすくするということはできるわけですよね。だから、単価の設定が適切であるかどうかということは調査したいと思っています。
それから、短期的に技術を持っている人が集まってくるかもしれないけれども、長期的にその仕事を確保できる見込みがあるのかどうか。それがないと、自分の一生の仕事として想定して、ライフサイクルで考えていくということができないわけですから、仕事の継続性があるのかどうか。さらに、そういう中で、若手が入ってこられるような、研修のシステム等がきっちりしているかどうか。そういうことを神奈川県だけの問題ではなく、日本全体の問題として捉えた上で、神奈川県として何ができるのかということについて、私なりに研究をして、お答えを求めたいと思いますので、準備しておいてください。よろしくお願いします。
そんなことを県民会議としてもやっていきたいと思っています。

(真覚委員)
やはり、どういう場所で、どういう種類の実作業が不足して、それにかかる人が欲しいのか。そういう具体的な情報がなかなかありません。例えば市民事業に参画を募った時に、こういう場で、こういう仕事に人手が足りません。こういうことを協力してくれる団体や人はございませんかというような投げかけがあると、何かやりたいが、具体的にわからない人もそこに向けて動きが押される可能性が高い。ですから、足りないと言ってもどこにどういう種類の人手が足りないのか。人手が欲しいのか。そういう情報を具体的に並べると、参画につながると思います。

(金澤座長)
それも検討していただきますが、専門的な仕事と市民事業ができる仕事の振り分けをきっちりしていかないと、その情報がすぐにそういう動きになるのかどうか。私としては、疑問ですが、言われていることはわかりますので、検討していただきたいと思います。
どうぞ、石村さん。

(石村委員)
先程、担い手が300人ほどいるとおっしゃいましたけれども、その担い手300人というのはどういう方々でしょうか。30数人の新雇用があったという話を聞きましたが、先だっての県北地域フォーラムの時に、サトウ草木さんが、17名採用して、14名もやめてもらい3名しか残らなかったと話していました。なぜそうかというと、やはり森林に対する心構えみたいなものですね、非常に危険な作業ですから、危険管理のできない人はやめてもらうようにしているということで、定着が非常に悪いです。だから、担い手を育成するということをもう少し掘り下げて、真剣に現場に根づいたものをやっていかないと空回りするのではないかなという印象を受けております。
私は、実際の森林を140ヘクタールほど持っておりますが、学生が随分ふえております。その中でもやはり定着する素質と、できない者が非常にはっきりしております。担い手育成についての根本のところといいますか、腰を据えて考えてほしい。これはたびたび出ておりますから、ぜひそれはお願いしたいと思います。

(金澤座長)
ありがとうございます。蓮場委員、どうですか。その辺のところは何か。

(蓮場委員)
今の労働力の問題について申し上げますと、一番人が足りないのは伐木、間伐をする人。つまりは、木を切る労働者が足りないです。この人たちは、早急には育成できません。単純に研修だけを考えても、普通ですと3年ぐらいやらないとまずはできないと思います。しかも、そういう木を切るということになりますと、資格もないと、単純に山へ入ってチェーンソーで切るというわけにはいきませんので。資格、教育などを考えると最低でも3年はかかります。
それで、今年は先程県からもお話がありましたように、非常に事業量がふえています。それで労働力が足りなくて、他の県から労働力をお願いしています。そういうことで、本当にプロの木を切れる人が足りないのは、現実問題としてあります。
今、県からお話がありましたように、要は森林組合ですとか、林業事業体が人を雇わないといけないのですが、人を常雇いするにはある程度先が見える、10年とか15年とかを見越した経営が必要になりますので、単純に今年仕事が増えたから、すぐ人を雇うというわけにはなかなかいきません。そういう面、企業もいろいろ問題がありますし、それから実際に働く人にはいろいろな経験を積んでもらわなくてはいけない。
今年は、先程言いましたように、事業が増えたおかげで、怪我も非常に増えています。つい先程も新聞に出ておりましたけれども、本当に死ぬ一歩手前の事故を起こしていますので、これから県民が山へ入って協力していただくということは非常にありがたいのですが、事故に対する危機管理がきちんとしていないと、我々もお手伝いしてくださいというのは言いにくいという部分があるかと思います。
以上です。

(真覚委員)
林業作業従事者300人というのはどういうレベルですか。

(蓮場委員)
県の数字ですので、はっきり申せませんが、恐らく森林組合の労務班など職業として、年間200日以上働いている人をカウントしていると思います。

(金澤座長)
ありがとうございました。
それでは、とりあえず先程のスケジュールに関しまして、お認めいただけますでしょうか。

<委員了承>

(金澤座長)
ありがとうございます。
ほかに、瀬戸委員、どうぞ。

(瀬戸委員)
山北町の瀬戸でございます。
先程の関連ですけれども、つい最近、ある森林関係の事業の入札をやりました。これは指名競争入札で5社指名したところ、3社が辞退し残り2社となってしまいましたが何とか入札が成立しました。実際の業者さんが手一杯でなかなか仕事が回り切らないという状況を肌で感じました。
この前も山北町でやっている森林作業に事故がありました。さっきのお話が多分そうかなと思います。事故にあわれた方は、福井から来ていました。県外から応援を受けているという話は、私も聞いていましたけれども、やっぱり県外から集めないと仕事が回らないという状況で、入札も2社の中でようやく何とか落ちつきました。
新年度は、当然もう予定を組んでいますから、ちゃんとやっていかないといけないという立場ですけど、実際に現場としてその辺はちょっと心配でございます。

(金澤座長)
どうぞ。

(天野委員)
19年度から20年度に移ってきますけども、これから水のモニター、森のモニターとありますが、私、実は今日2つのすばらしい、一番の急所である意見が出ているなと思いました。1つは、やはりこれから本当にこの事業をやっていくのに、いかにプロの森林作業員を確保するか。それは実は、私が以前津久井町長であった時に、旧津久井の財産区の委員が山へ入って怪我をしました。作業に行く前の道路で落石に遭ってしまった。やはり森林事業のプロとしての作業員をどうやって確保するかということも、この水源事業を進める上では本格的な問題としてお互いが理解を必ずしていかなくてはならない。
先日、サトウ草木の佐藤さんも言っていましたが、山の仕事に従事したら生活が豊かになったというものをつくってもらわないと、人が集められないと。これは、ポイントだと思います。
それともう一つ、先般、相模原市の土木部長と下水道課長と懇談をしました。その時やっぱり私が危惧したことと同じことを言いました。水源環境税ができて、合併浄化槽高度処理型を入れるということはわかった。一生懸命やるけども、一番困っているのは、合併処理浄化槽は、埋めることはできても排水する場所がないというんですね。津久井というところはそういうところです。では、どうやって排水するかということですが、実は私も現職の時に、合併浄化槽でやった場合に、コンサルタント会社を使って、全部パイプラインで排水処理をやっています。そうすると結果的には、公共下水道が安いという話になります。
この間、市の部長ともそういう話をしています。これから市として技術開発をしていかなくてはならないのは、いかに排水をしていくか。これは、やっぱりパイプラインでやる以外はないだろう。その財源は、今カウントされているものとは全く別の問題として考えなくてはならない。これが水源地というものを受け取ってみて初めてわかったことだと。
従って、19年度、20年度と次々に進んでいきますけれども、だんだん問題が現実化してきて、我々も一つの大きな理想に向かいながらも、足元に見えている現実を一つ一つこの県民会議でも御理解いただきながら進めていくことが非常に大事かなということを、この1年間で感じました。ありがとうございました。

(金澤座長)
ほかにどうでしょう。

(増田委員)
県民会議の感想です。森が非常に大事なことは重々承知しておりますけれども、水関係が割と議論されるのが少なかったかなというのを、全体を通して19年度の中で感じました。やはり水というか、川とかは、子供たちを連れていきますと、この問題に入っていきやすいと思うのですね。もちろん山もそうですが、どちらがいいとか悪いとかではなくて、トータル的に見て、この県民フォーラムでも森関係を取り上げることが今のところ多いので、20年度はもう少し水源関係というのか集水域関係も盛り込んだらいかがかなと思います。
もう1点、先程坂本委員がおっしゃっていましたけれども、市民事業を幅広く支援するということで重要なことが議論され、委員長からも話していますが、やはりチェックするということも含めて、仮に少ない人数のグループでも、プレゼンテーションという場は設けたほうがいいのかなと再認識をいたしました。
以上です。

(金澤座長)
長谷川さん、どうですか。

(長谷川委員)
今までのお話と少し違うのですが、県民会議が設置されてから10カ月になりますが、これまでの間、非常に試行錯誤し、迷いながら、どう言ったら県民に対して市民がかかわることをお伝えできるかということをやってきたと思うのですが、そのことを県民の皆さんにまだお伝えしていないのではないかと思っています。
それで、ニュースレターがその役割を担っていくというように検討されていますが、この予定表を見ますと来年6月まで、もう少し前倒しにするにしても4月までは、ニュースレターが発行されないということなので、なるべく、今年度試行錯誤しながらも、来年こういう形で多くの県民がかかわりながら、水源環境を守るという仕組みができ上がりつつあるということを、是非お知らせをしていただきたいと思います。
もちろん、報告書は出されているわけですけれども、もっと簡易版でよろしいですので、多くの県民に今までの試行錯誤のところを是非お伝えできる場を設けていただけたらと思います。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございます。現コミュニケーションチームの最後の仕事にしましょうか。検討しましょう。ほかに。高橋委員、どうぞ。

(高橋(二)委員)
この水源環境税の問題が始まった平成14、15年のころ、神奈川県下でいろいろお話し合いがありました時に、たまたま参加したメンバーに林業1年生の男の子がいたのですが、水源環境保全・再生の取組がスタートしたもので、お電話したところ、三宅島にいるとのことでした。「あの時にこのお話がもっと具体的になっていたら、僕は神奈川県に残っていたんだろうな」ということを話していました。今、三宅島の噴火の後の植栽の仕事で、一応食べられるよというお話をしていたので、やはり林業にかかわるには、通年通しての生活力というものが、きちんと示されるようなお話をもっとPRできるようになりたいなと思いました。
それと箱根町のガードレールは神奈川県の間伐材、県産材を使用したというお話を写真で見ました。そういうところにも間伐材が使われるということをお知らせして、今度フォーラムを開催する菩提の野外活動センターもたしか県産材でできているということを伺いましたので、具体的なものを皆さんにお示しすると、もっとこの水源税の使われ方というのを身近に感じていただけるかなというのを感じました。
以上でございます。

(金澤座長)
福江委員。御発言いかがですか。

(福江委員)
私は、市民事業等審査専門委員会の委員として、感想をお話ししたいと思います。
坂本委員のお話を伺っていまして、制度について報告書、仕組みづくりの枠組みを示しましたけれども、やっぱり敷居が高い、あるいは使いづらいというお話がありました。実は専門委員会でお話をしてきて、秘かに私もそう思ってきました。プレゼンテーションとか、何か大変な、迂遠なことをやらなければいけないのかなと、私も自問自答しながらやってきました。でも、その枠組みがざっとしたものでいいかなというと、やっぱりそうはいかないだろうと。初めてなので、しっかりしたものにしようとしてきました。時間的なものもあって、どんどん先へ行く、コンクリート化していくという途上でといいますか、ここへ至ってようやく核心に迫る御意見を伺ったような気が実はしています。
でもまずは公平、公正な仕組みづくりをしておくということが一番大切と思っていまして、破綻しないようなシステムづくりを最初につくっておく必要があるのではないかなと。一見、しかつめらしい顔をしている仕組みですが、後は使いやすくする運用次第だろうと思っていまして、次回からはこういう点を直そうということがあれば、どんどん柔軟に直していくということがあってもいいのではないかと思っています。そういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

(金澤座長)
ありがとうございます。久保田委員。

(久保田(英)委員)
私もさっき、長谷川委員のお話を聞いていて、まさにというところです。やっぱり、多くの県民の皆さんにこの水源環境税の問題の認識をまずしてもらうということが何より大事なことかなと思うのですけれども、県民会議では議論はたくさんされても、多くの県民の皆さんにまだまだ伝わっていないのが現状であるという中では、事業モニターチームに所属をしていないコミュニケーションチームの私として、来年度はしっかりとその辺を担っていきたいと思っております。
以上です。

(金澤座長)
ありがとうございます。片山委員、いかがですか。お願いします。

(片山委員)
私も西湘地区から初めてこういう会議に参加させていただきました。百姓でございますので、何もわかりませんでしたが、ここ1年間いろいろ勉強させていただいた中で、農林水産業と県民生活、市民生活を密接に結びつけていかなければ、これからの生活はできていかないのではないかということをつくづく感じましたので、来年度もそういう制度も含めて、いろいろな意見を出していただければと、このように考えました。
以上でございます。

(金澤座長)
ありがとうございます。一通り、全員御発言いただきましたね。
それでは、時間も来ましたので、これで今年度の県民会議を締めさせていただきます。
私も何分初めてのことで、試行錯誤で来ました。おかげさまで、皆さんの御協力で何とか学識経験者の方、それから関係団体の方、公募委員の方それぞれの特徴、特質を生かした活動づくりの基礎が何とか築かれつつあるのではないかと自負しております。事務局の方々にも制度の形をつくっていただくところで、大変御苦労いただいたこと、改めて感謝申し上げたいと思います。
来年度もこのメンバーで、引き続きやっていきたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。1年間、どうもありがとうございました。

【会議終了】

会議資料

資料1 市民事業等支援制度の検討結果報告
資料2 第2回水源環境保全・再生かながわ県民フォーラム(県北地域) 活動結果報告
資料3 第3回水源環境保全・再生かながわ県民フォーラム(県央・湘南地域) 準備等進捗状況
資料4 第4回水源環境保全・再生かながわ県民フォーラム(横須賀・三浦地域) 準備等進捗状況
資料5 第5回水源環境保全・再生かながわ県民フォーラム(横浜・川崎地域) 準備等進捗状況
資料6 事業モニターチームについて
資料7 水源環境保全・再生かながわ県民会議「コミュニケーションチーム」 活動結果報告
資料8 水源環境保全・再生事業会計(特別会計)計上事業に係る平成19年度及び平成20年度予算の状況
資料9 県民会議スケジュール

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