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更新日:2023年10月10日
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県営の産業廃棄物処分場に関する一般県民向けの紹介ページです。施設案内、受入実績、モニタリング結果などが掲載されています。
困難性を増している処分場の確保を推進するため、県内に公共関与による産業廃棄物最終処分場を建設し、安全性のモデルとして民間施設の設置を促進するとともに、産業廃棄物の適正処理を図ります。
施設建設は最新の技術を採用し、施設の安全性はもとより、防災対策等にも万全を期して地域の方々が安心できるものとしたほか、搬入から埋立までの適正な管理運営の基準づくりを通じて、処分場の普及啓発や業界指導など今後の民間施設の水準の向上に活かします。
管理型最終処分場(地下水の汚染防止のためのしゃ水構造や浸出水処理施設を備えた処分場)
項目 | 内容 |
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全体面積 | 約15ha |
全長 | 約840m |
全幅 | 最大110mから最小40m (平均 60m) |
全体埋立容量 | 約75万m3 |
埋立地面積 | 約5ha |
廃棄物埋立容量 | 約54万m3 |
覆土容量 | 約21万m3 |
項目 | 内容 |
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付替水路 | 開水路 開水路(多自然型水路) ボックスカルバート |
外周水路 | ボックスカルバート |
地下水集排水施設 | 有孔管(幹線集排水管、集排水管) |
未埋立区画排水施設 | 有孔管(雨水排水管) |
防災調整池 | 多自然型調整池 約24,700m3 |
下流部河川 | 多自然型河川(防災調整池下流) |
項目 | 内容 |
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しゃ水施設 | 底面部しゃ水施設(熱可塑性ポリウレタンシート(2重)、ベントナイト砕石、底面部コンクリート) 法面部しゃ水施設(熱可塑性ポリウレタンシート(2重)) コンクリート壁部しゃ水施設(コンクリート壁、ゴムアスファルトシート) |
浸出水集排水施設 | 幹線集排水管 枝線集排水管 竪型集排水管 |
発生ガス処理施設 | 竪型集排水管と兼用 |
項目 | 内容 |
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暫定道路 | 幅員8.5m(片側歩道1.5mを含む) |
管理用道路 | 幅員4m |
産業廃棄物搬入施設 | 展開検査場、セメント固化設備、キレート処理設備、ストックヤード |
管理施設 | 管理棟(鉄骨造2階建) トラックスケール(30t) 2基 |
モニタリング施設 | 地下水モニタリング施設 地下水集排水施設モニタリング 区画地下水モニタリング 観測井モニタリング(4か所) 漏水検知システム |
土砂止ダム | 石積み(ふとん籠)形式 |
内容 |
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凝集沈殿、生物処理、ろ過、ダイオキシン分解、活性炭吸着、キレート吸着 処理能力 約390m3/日(調整槽容量3,700m3) 放流先 公共下水道 |
内容 |
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フェンス、防火施設、門扉等 |
県内の事業所から排出される産業廃棄物のうち、燃え殻、汚泥(非水溶性無機性)、ばいじん、鉱さい、がれき類、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず、石綿含有産業廃棄物、廃石こうボード
22年10か月間(平成18年度から令和10年度)
都市計画道路(市道坂本芦名線)の建設、緑化復元等
事業の実施にあたっては、計画地および周辺環境への影響をできるだけ小さくするために、地形の改変を最小限にとどめるよう配慮しました。また、防災調整池、松越川下流部の右支川、沢部、付替水路上流部の多自然型水路等において、生物の生息・生育環境に配慮した整備を実施しました。
埋立中は、事業の性質上、改変区域内に十分な緑地を確保することは困難ですが、防災調整池、管理棟などの施設周辺をできる限り緑化しました。埋立完了後は、都市計画道路、浸出水処理施設、管理用道路を除いて可能な限り緑化復元する計画です。
平成6年2月18日 | 横須賀市芦名地区を候補地として記者発表 |
平成6年6月 | 地質調査などの基礎調査の実施(7年3月まで) |
平成7年8月 | 地質・地下水調査、環境現況調査及び施設基本設計の実施(8年12月まで) |
平成10年2月18日 | 環境影響予測評価書案の提出 |
平成12年6月8日 | 環境影響予測評価書を提出 |
平成14年5月27日 | 産業廃棄物処理施設設置許可の取得(許可証の受領) |
平成14年12月10日 | 現地での工事着手 |
平成18年4月28日 | 竣工 |
平成18年5月23日 | 廃棄物処理施設使用前検査済証の受領 |
平成18年6月 | 廃棄物の受入開始 |
横須賀駐在事務所(かながわ環境整備センター:横須賀市芦名3丁目1990番地)
このページの所管所属は環境農政局 環境部資源循環推進課です。