更新日:2026年3月30日

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第29回県民会議(審議結果)

第29回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議の結果をお知らせします。

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第29回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議

開催日時

令和8年3月2日(月曜日)10時00分から11時45分

開催場所

波止場会館5階多目的ホール

出席者

大原一興、大部さつき、小堤健司<書面>、加藤紳一、河原雅浩<書面>、久保田貢(三上弘良 代理)、国分宏樹、猿渡達明、三瓶和泉、鈴木孝幸<書面>、関根千佳、畠宏好、福地賢一<書面>、吉富多美、和久井真糸

(敬称略、50音順)

次回開催予定日

未定

所属名

福祉子どもみらい局福祉部地域福祉課調整グループ

電話番号 045-210-4748(直通)

ファックス番号 045-210-8874

掲載形式

議事録

審議(会議)経過

(事務局)
それでは、定刻となりましたので、ただいまから第29回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を開催いたします。進行を務めさせていただきます、神奈川県地域福祉課の竹内と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
はじめに、県を代表いたしまして、地域福祉課長の笠井よりご挨拶申し上げます。

(地域福祉課長)
皆様、おはようございます。地域福祉課長の笠井でございます。本日は年度末のお忙しい中、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。
この県民会議は現在、第7期の3年目ということで、皆様の任期はこの3月で満了ということになります。3年に渡り、会議の場では活発、熱心にご議論をいただくとともに、バリアフリーフェスタなどでは、一緒になって普及活動を進めまして、まさに「みんなのバリアフリー」というものを体現できたのではないかと思っています。
本日は、主な議題として、来年度以降の第8期県民会議としての活動の方向性や普及啓発活動の検討事項についてご説明します。これまでの会議でもご意見を賜ってまいりましたけれども、ぜひ、第8期への引き継ぎということを視野に入れて、本日もご議論いただければと思います。
さて、2027年3月から9月にかけて、横浜市の旧上瀬谷通信施設において、国際園芸博覧会「GREEN×EXPO2027」が開催されます。この博覧会は、1都3県で初めて開催される万博であり、国内外から多くの来場者が見込まれる国際的なイベントになります。開催に当たっては、来場された全ての人々が安全・快適に過ごすことができるよう、バリアフリーにも配慮し、施設整備・運営の準備が進められています。ぜひ多くの皆様にご来場いただき、記憶に残る素晴らしい体験をしていただきたいと考えています。県としても、開幕に向けて、横浜市や、県内すべての市町村と一緒になって準備を進めてまいりますので、ぜひ、「オール神奈川」で一緒に盛り上げていきたいと思っております。
本日は限られた時間ではございますが、皆様に忌憚のないご意見、ご議論いただいて有意義な会議となればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(事務局)
本日は、神奈川県タクシー協会の三上委員に代わりまして、久保田様にご出席いただいております。
また、ご欠席の委員についてはお手元にお配りしている出席者名簿に記載しておりますが、ご出席の予定であった神奈川県身体障害者連合会の相原委員、神奈川県聴覚障害者協会の河原委員、神奈川県視覚障害者福祉協会の鈴木委員につきましては、ご都合により急遽ご欠席の連絡がございました。ご了承ください。そのため、本日の出席者数は11名となっています。本日ご欠席の委員には、会議後に書面にて意見照会をさせていただきます。
県民会議の事務局は、地域福祉課及び建築指導課の両課で担当させていただいております。当会議の記録については、「神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議の会議及び会議記録の公開に関する取扱要領」第5条の規定に基づき委員等の氏名を記載し、会議の内容を要約した形で、会議終了後県のホームページに掲載することとされております。あらかじめご了承ください。
また、会議の傍聴に関する規定は、「神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議議事傍聴要領」のとおり運営いたします。本日は、傍聴の希望はありませんでした。それでは、ここからの進行は大原座長にお願いいたします。

(大原座長)
先ほど事務局から説明のあったとおり、本日は代理出席の方が1名いらっしゃいます。委員ご本人の代理ということですので、発言権を付与したいと思いますけれども、ご異議はございませんでしょうか。ご異議がないようですので、代理出席の方にも発言権を付与するということでお願いしたいと思います。
それでは、本日は議題が二つということになっています。一つめは、議題1「第8期県民会議の取組みの方向性について」です。この県民会議は、今、第7期の最後でありまして、3月末をもって任期が満了ということになります。次期の第8期県民会議をどのように進めていくかということについて、第7期からの申し送り事項ということで、計画を立てて、お渡ししていきたいと思います。
二つめは、議題2「県民会議における普及啓発活動の検討について」ということで、前回の県民会議では、今後の普及啓発活動の方向性や活動内容の案を議論いただきました。いろいろな周辺状況や予算の関係もあり、バリアフリーフェスタは開かないことになりましたが、みんなが集まることが大事だということで、フォーラムのようなかたちで開催してみようという案ですとか、取り上げるテーマの案をいくつか出していただきました。今回、事務局には、令和8年度に実施するフォーラムのイメージや、テーマについてまとめていただきましたので、皆さまにご意見いただき、次年度はどうするかということを議論していきたいと思います。

<事務局より資料の説明>

(大原座長)
ありがとうございました。
前回の県民会議の中で、フォーラムというかたちで、一般の人も含めて様々な人に集ってもらって、そこで情報交換をするとか、これからどうしようかというのをみんなで議論する。この県民会議の拡大版というか、オープン版みたいなかたちですかね。そのようなことをやってみようというようなことになったかと思います。そういう場を作ることは合意できていたと思いますが、今日は、そのテーマを絞るというところになっています。資料の中で重点的に取り組むべきテーマの案が3つ出ていますが、これを絞り込んで、具体的に次年度4月からの活動として、そのテーマを取り上げていきたいということになります。
内容についての質問があれば先にお聞きして、その後にテーマを絞る作業に入りたいと思いますが、何かありますでしょうか。

(国分委員)
JR東日本横浜支社の国分と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
令和8年度の取組みということで、普及啓発活動のスタイルが変わって、継続した取組みというところで、今、ご説明がありましたとおり、テーマ決めや運営方法といったところは、皆様の知恵を出し合ってかたちにしていく、企画していくと、そういったところと理解しています。
そうした中で、根本的なお話になってしまって、この場でお話することかどうか悩ましいところですけれども、県民会議の名簿をご覧いただいても分かりますとおり、私どもJR東日本におきましては、神奈川県下の鉄道事業者として、この横浜支社が参加させていただいております。そうした時に、今後、様々なフォーラムで意見交換をする中では、少々危惧するところがございます。神奈川県様主催の別の協議会でのやりとりの中でのことなのですけれども、どうしても、「鉄道事業者」という位置づけで皆様からご意見を頂戴するのですが、これがJR東日本だけのお話でなく、鉄道全体に向けたお話を頂戴しているというところでございます。もちろんのこと、各鉄道事業者におきましては、各社の取組みの方針であったり、取組みの内容、状況であったり、そういったところが一民間企業として様々です。大もとはやはり法令や条例等を踏まえて進めているという基本軸は変わらないと思いますが、それでも、そういった様々な取組みの違いがございます。
この県民会議には、JR東日本、また本日欠席であります日本民営鉄道協会の二社が参加していますが、今後の運営の中で、鉄道事業という枠組みでご意見を多く頂戴する中では、どうしても、このJR東日本だけで参画してやり取りをさせていただくのは、対応がすべてまかないきれるかどうか不安なところでございます。
こういった点について、ご意見を頂戴できればというところと、また、本日この場で、ではどうするというふうに決めることはできないと思いますので、事務局の方でそういった視点でご検討いただくのもよろしいかなと思っております。

(大原座長)
ありがとうございました。
今のご指摘は、まず、この県民会議のメンバーという話と、それからフォーラム等をやっていくに当たって、参加していただくいろいろな事業者の方という話と、二つあったかと思います。
おそらく、各民鉄の事業者さんだと大勢になりすぎてしまうので、民営鉄道の方は協会の方に頼んでおひとりが出ていただいているということかと思いますが、県としては、県民会議の構成というところで何かお考えはありましたでしょうか。

(事務局)
今、座長におっしゃっていただいたとおりになります。
鉄道事業者様からは、日本民営鉄道協会様と東日本旅客鉄道様からそれぞれおひとりずつ出ていいただいている状況になります。ですので、現在の構成としてはJR東日本様に鉄道事業をすべて担っていただくということではなく、複数名で出ていただいているという状況になっております。

(大原座長)
こういった会議の場や、今度企画しているフォーラムの場などで、鉄道に関するご意見や、要望に近いものでしょうか、そういったものが出た場合に、一事業者ではなかなか引き受けられないということかと思います。とはいえ、むしろ意見が出ることが、フォーラムとしては大事なことであって、受け手の話はまたこの県民会議の場で、どういう事業者にどうやって説明していこうかということを考えていくということかなと、私は思っておりますけれども。
そうしますと、JR東日本さんとして、ご提案というものは何かありますでしょうか。

(国分委員)
ありがとうございます。
提案というには至らないのですけれども、今お話いただきました中で、JR東日本と日本民営鉄道協会が代表ということになりまして、弊社も同じなのですけれども、おそらく日本民営鉄道協会様もおひとりでは回答に至らないのかなと想像されます。このフォーラムという中では意見交換といった場面も推測されるかと思いますが、頂戴したお話がすべて持ち帰りとさせていただきますという回答になっては、なかなかフォーラムとして確立するのが難しいのではないかなと思いました。そうであれば、複数の鉄道事業者様が参加する中で議論する方がフォーラムの意義があるのではないかと思います。
正直、私自身も、JRの各系統、各役割分担がある中で代表として出ておりますので、この会議の場でご質問いただいても、すぐに回答できないこともたくさんございます。フォーラムというかたちで推進するというお話でありますので、せっかくご質問いただいてもその場で回答できず、持ち帰りとさせていただきますという回答ばかりでは逆にご迷惑かとも思いましたので、この質問とさせていただきました。以上でございます。

(大原座長)
ありがとうございました。
この県民会議は、やはりそういう意味では限られたメンバーですので、ここで出てきた課題をどうやってそれぞれの担い手が引き受けていくかということは、相談をしつつやっていくということだと思います。このメンバーが、いろいろ出てきた課題についてすべて応えなければいけないということではなくて、その応え方の仕組みを皆さんでいろいろと発案してもらうということでご理解いただければと思います。
各地で具体的な駅や地域を限定したバリアフリー基本構想というのがいろいろなところでたてられていますけれども、そういった場には関係する事業者さんが具体的に入ってやっていますので、その場その場での対応に関しては、ある程度仕組みはできているかなと思いますが、県全体でというところはかなり大変なところだと思います。
今回、皆さんからご意見いただいて、重点テーマが決まったら、それが例えば鉄道とか交通の連携みたいな話がテーマになるかもしれないし、その場合には、様々な事業者さんに出てきてもらうということになると思います。やはりテーマによって、具体的に進めていくに当たってはその辺りも留意してメンバー構成なども考えていけたらいいかと思います。

(関根委員)
今の件で、県の方に質問なのですが、他の自治体にあるような交通バリアフリーを進めるための事業者の委員会のようなものは、神奈川県にはないのでしょうか。確か東京都や京都府では持っていたと思うのですが。私は成田空港のユニバーサルデザインの委員を十年以上やっていますが、そこの親委員会には関わっている交通事業者さんがたくさん入っています。バスも地下鉄も、京急も、もちろんJRもです。そのように交通政策局主導で進めている委員会を持っているところもあると思うのですが。今の段階では、交通バリアフリーに関する全面的な政策を話し合うために事業者が入っているような委員会は、神奈川県ではないのでしょうか。管轄が違うかもしれませんね、すみません。

(事務局)
申し訳ありません。事務局の地域福祉課及び建築指導課では、こちらの件については把握しておりませんので、お答えが難しい状況です。

(関根委員)
そうですか、ありがとうございます。
JR東日本さんは東京の本社の中にユニバーサルデザインの専門担当者がいらっしゃいますし、東急電鉄なども社員全員がサービス介助士の資格を持っていたりと、このエリアではすごく先に進んでいますよね。そういう意味で、神奈川にはいい事例がいっぱいあると思います。車に関しては、トヨタさんなど、頑張っているところも多いです。
そういった意味では、今回のテーマを「交通バリアフリー」にして、いろいろな業者さんに出てきてもらって、神奈川の交通バリアフリーを今後どう進めるかというフォーラムにするのも面白いと思って聞いていました。以上です。

(和久井委員)
和久井です。よろしくお願いいたします。
このフォーラムは、年に1回ですよね。報告資料3にある県民ニーズ調査の結果で、「鉄道や道路、建物がバリアフリー化され、誰もが安心して移動・利用できる、人にやさしいまちになっている」という意識調査で、「そうは思わない」という回答が65.5%で半数以上いるということにちょっとびっくりしました。
神奈川県に住んでいる人がバリアを感じているという回答だとは思いますが、事業者さんがどのくらい頑張っているのか、どんなことをしているのかが伝わっていないというのもあったりするのかなと思います。実際、ハードをバリアフリー化していかないといけないという意見も含まれつつも、半数以上に「やさしいまちになっていない」と回答されるというのは、大きな問題かなと思います。今年のバリアフリーフェスタの実行委員会の中で、子ども自身がトークするコーナーを作ろうという話があったと思います。学生が主導になって対談やフォーラムをするというような意見で、私はそれがすごくいいなと思っていて、概要版リーフレットを活用していくというのもいいですが、子ども主体でフォーラムを開催するというのはバリアフリー教育という面でいいかなと思ったのですが、年1回しか開催できないとなると、個人的には、県民ニーズ調査の結果にびっくりしたというのが大きいです。どちらがいいとは言えないのですが。以上です。

(大原座長)
ありがとうございます。報告資料3の県民ニーズ調査の結果については、あとで事務局から説明があると思いますが、いいところを見つけていただきました。
そのときの説明で出てくると思いますが、過去と比べると、微妙ですが「そう思う」が増えて「そう思わない」が減っているということも見てもらいたかったのではないかと思います。去年、一昨年はもう少し悪くて、それが少しずつ良くなっているという。それにしても、「そう思わない」が65.5%というのは、考えていかなければならないですよね。

(和久井委員)
悲しいなと思ってしまいました。

(大原座長)
そういう意味で、多くの人たちに、取組みをこれだけやっているのだということを県民会議から発信しなくてはならないということだと思います。
その上で、重点テーマに関しては、資料に候補が3つ出ていますが、その他に先ほどの話でいうと、交通関係。これはテーマ候補(1)の事業者の接遇といったところにも関係するのかなと思います。また、各市町村でバリアフリー基本構想というのが、基本的には駅を中心にたてられていますので、県内のものを一度総括するみたいなことをしてもいいのかなと思いました。
それから、子どもに対してバリアフリーをどう伝えていくかということ。また、子どもの関わるバリアフリーといいますか、前から県民会議で話題にはあがっていましたが、インクルーシブ遊具や公園などの子どもの遊びや、多世代交流というようなことをテーマにするというのもあるのかなと。これは、テーマ候補(3)のバリアフリー・インクルーシブ教育というところにも関係してくるかなと思いますので、この候補(3)を少し拡大して、「子ども」をテーマにするというのもあると思います。
私から県の方にお聞きします。県としては、他の部署の動きなどで、こういうテーマだとやりやすいというようなことはありますか。例えば、災害や防災というテーマが、今、県で特に取り上げられているといった動きはないですか。

(事務局)
災害というテーマであれば、今年度から地域福祉課に、災害時の福祉の面での対応についてなどを扱う「災害福祉グループ」が新設されました。最新の動きとしては、そのような状況がございます。

(大原座長)
ありがとうございます。
私の意見ですが、今までのバリアフリーフェスタは、介護フェアと一緒にいろんなことができたと。やはり県の中の他の動きと共同でやることによって、少しはやりやすくなるし、幅広く周辺の方々が参加してくれるというきっかけになるのかなと思ったものですから、県が進めていることがあれば、ぜひそれとタイアップしていくということも大事かなと思いました。
子どもやインクルーシブ教育の関連では、何か動きはないですか。

(事務局)
それぞれ所管の部署が進めているものと思いますが、現在、地域福祉課と連携して何かしているという意味ですと、特に動きはありません。

(大原座長)
今日はテーマを何か一つに絞らないといけないと思いますので、最終的に何になろうと、こういうものを来年はやったらいいのではないかということがあれば、皆様ご自由に発言をお願いします。

(大部委員)
まず第1回目だから、たくさんの人に聴いてもらうためには、交通関係のテーマであれば、老若男女、受け取れる人数が多いのかなと。高齢になったらやはりバリアフリーは必要になってくるし、小さなお子さんを連れて歩くのにも、電車に乗るときにどんな整備がされているのかを知ることも大事なので、まず「知る」という観点から、バリアフリーの本当に基本のところから知るためには、交通機関というものを使っていったらいいのかなと思いました。
少し話が逸れてしまいますが、私が中学校のPTAをやっているときに、住んでいる市に駅がなかったんですよ。そうすると、子どもたちが高校に入ったときに初めて電車に乗るということで、マナーができていないというような状況があったので、相鉄の本社に行ってお話を聞いたら、ちょうど「電車の中でお化粧をしても大丈夫?」といった、そういう紙がずらっと貼られている時期でした。それと相まって、そもそも知らないのだから、まずは知ることから、中学生に教えようというところから始めたので、「知る」ということを重点にしたらいいのかなと考えました。以上です。

(猿渡委員)
3月22日に「ともいき遊園地」というものがあります。僕はともいきボランティアもやっていまして、この間もアリオ橋本に行ったり、ボランティアの養成もやっています。最近、東京都で「私たちのできること」という、いろいろな障害者団体や関連団体などで作ったユニバーサルデザインに関する冊子があり、今、神保町の駅などに置いてあります。京都でもそういったものを出しています。県民会議で作ったカンナちゃんの概要版リーフレットを、もっと冊子のようにするというのもあると思います。
バリアフリーについては、バリアフリー法の関係もあるのである程度進んでいくと思いますが、この近辺で言うと、横浜線がワンマン化される。来年あたりになると京浜東北線などもこれからワンマン化されていきます。ホームなども、ピンク色のところは隙間が少なく、車椅子でも乗れるとなっていますが、乗りたい車両とホームとの間があって乗れずに遅れてしまったこともあります。バリアフリーではなくユニバーサルデザインという考え方で、誰でも、例えば横浜駅にあるような誰でも使えるユニバーサルデザインの自販機が多くなるとか、そういうものがともいき遊園地をやる日だけあるのではなくて、常に使えるものをもっと増やしてほしいなと思っています。
災害のことも、学校と一緒に県がどういうふうに取り組むかということ。やはりどうなるかわからないじゃないですか。そうすると、弱者、特に障害を持っている人たちが取り残される。高齢者の人もそうです。地域福祉課がもっと福祉子どもみらい局の中でちゃんと連携をして、担当者に来てもらって災害の話をしていただくとか、そういう県の取組みや、政令市も含めた各市町村での取組みも一緒に考えていけたらいいのではないかと、大きい柱としてはそういうところですよね。インクルーシブと言っても、神奈川は分けているので、インクルーシブ教育システムなんですよ。国連でも言われていますが、小さい頃からいかに障害を持っている子と一緒にするかというところも含めて、例えば教育委員会にも入っていただいて、地域福祉がどんなものなのかということをみんなで考えていくことも一つの柱かなと思います。神奈川の教育プラス副読本などで出しているところもありますので、「障害」とかという測り方でなくて、みんながともに生きるという。この間もアリオ橋本でやったのですが、なかなか神奈川県の憲章を知っている人は少ない。津久井やまゆり園事件から今年で10年なので、そういうことも踏まえて県が考えていることは多いと思いますので、バリアフリー、ユニバーサルデザインでみんながともにできることを考えていけたらいいと思います。以上です。

(和久井委員)
バリアフリーフェスタに比べて、フォーラムになると影響する人数が少なくなってしまうのかというのがあります。会場の収容人数が200人くらいで、仮にオンラインがあったとしてもフェスタよりもかなり少なくなってしまって、言い方が難しいですが、影響度が小さくなってしまうこともあるのかなと。フェスタは事業者だけでなく一般の人も参加することが多かったと思いますが、今のテーマ案ですと、事業者向けであったりとか、バリアフリー教育だと先生や教育委員会であったりとか、どういうところをターゲットにするかは分からないですが、せっかくフォーラムを開催するのであれば、より多くの人に影響を与えるものになってほしいなと思います。以上です。

(大原座長)
ありがとうございます。
呼びかけや実施の方法も考えて、また、例えばフォーラムを動画に撮っておいて、ネットに掲載できるようにすれば、その日に、その場に来られなくても後で見てもらえるという良さも残りますし、できるだけ多くの人の目に触れるようにということは、基本に考えた方がいいですね。

(和久井委員)
そうすると、割と一般向けのテーマの方がいいのかなと思ったりもしますし、事業者に対しても、行政、私たちがこういうふうに思っているんだ、こういうことを発信してほしいというのがあるので、その辺りの方針、方向性をしっかり決めた方がいいかなと思います。

(吉富委員)
バリアフリーフェスタでシンポジウムをした時に、聞きに来てくれる方が少なくて。本当にとてもいい話をしているのだけど、なかなか伝わらない。皆さんやはり忙しいのか、自分の興味を惹かれるものにしか足を止めてくれないというのを非常に感じられて。特にこういうバリアフリーなんかはそうかと思うんですけれども。
先週ちょうど、私たち神奈川子ども未来ファンドがずっと事務局を務めて主催している、ピンクシャツデーいじめストップキャンペーンをそごう前でやったのですが、やはり主体を子どもに変えて、司会進行も子どもたち、メッセージを伝えるのも子どもたちというふうにしたら、2000人近くの人たちがチラシを持っていったり、足を止めたりして聞くわけですよね。だから、伝えたいテーマというのは本当にバリアフリーにはたくさんあると思いますけれども、やはり相手を考えるとか、200人の客席がいっぱいになるようなことをプロデュースしていかなければいけないなと、これまでプロデュースに関わってきて思います。そう考えた場合に、一つのテーマ、交通バリアフリーとかに限ったものだと、なかなか200席を埋めるのは難しいかなと思うし、訴えたいことはたくさんあるので、その中でやはり一つ、相手に届くようなものをやったほうがいいかなと。子どもも駆けつけてくれるような、そういうことを考えたほうがいいかなというふうに思います。

(和久井委員)
この間、家の近くのイオンの前で、小学生たちがピンクシャツデーのイベントのチラシをいっぱい配っていて。チラシを配っているだけなのに人がたくさんいて、皆でピンク色のものを着ようとかやっていて、やはり子どもの力というのはすごいなと思って。子どもが影響されるものって親も絶対影響されるし、子どもと一緒に行ったり、見たり、動いたりするじゃないですか。そういうところで影響が出しやすいのかなと思います。おじさんやおばさんの話なんて、あんまり聞きたくないじゃないですか。今のは自分の自虐ですよ。そこで子どもの力を借りるというか、やはり子どもが発信する力というのは、大人にもすごく影響を与えるのかなと思います。
ピンクシャツデー、当日は雨でしたが、それでもすごくよかったです。子どもの力はすごいなと感じました。

(関根委員)
少し別の事例として、京都市の例を紹介します。これは子どもが考えるユニバーサルデザインのアイデアコンテストで、小学校、中学校、高校から全部で6000件ぐらいの応募があります。それを今年は3月末に、京都市立芸術大学の中で優秀賞の発表会を行い、子どもたちがプレゼンする予定です。すごい盛り上がりになると思います。これまでは表彰状を出して、京都市の地下鉄の中に貼り出すぐらいだったのですが、学生に発表させるというのはすごくいいんですよ。前に福岡市でも同じようなことをやったのですが、やはり子どもたちからアイデアがどんどん出てきました。世の中にこういう問題点があるけれど、このユニバーサルデザインのアイデアを使うと、例えば電車に乗りやすくなるとか、もっと暮らしやすくなるとか、そういう提案をいっぱい出してくれるのです。聞いている事業者側も、「それいいじゃん」とうなずくものがたくさんありました。急にはできないとは思いますが、県内の子どもたちを巻き込みたいのなら、しばらく時間をかけて、子どもたちからアイデアを募るというのもありだと思います。こうすればもっと神奈川県は暮らしやすくなるかもというアイデアを、子どもたちに発表をしてもらうフォーラムというのも、子どもが主役で楽しいかなと思います。あくまで提案の一つです。よろしくお願いします。

(猿渡委員)
僕もちょこちょこ京都へ行かせていただいて、すごく進んでいるなと。バリアフリーハンドブックとか、自分で持てるコミュニケーションボードとかも。バリアフリーに関しても、違うんですよね。大阪では同和問題があったり、障害者解放運動などもあったので、普通に障害を持っている僕らがいたら先に通してくれたり、駅や町の人も優しいです。
今は相模原に住んでいて、総合学習でもあるじゃないですか。そうすると、感謝状とかがお店でもいっぱい色々貼ってあったりします。だから子どもたちが、こういう神奈川県になったらいいなというのを、たとえば総合学習でなくても、そういうものに取り組んでいる市町村でもいいと思いますが、こういうふうな市町村がいいなみたいな。例えば、総計審に出ても、山間部、相模原だったら津久井方面と旧市町村では違うとか、山北町の町長さんなども同じ県でもやはり全然差があるということを言っています。そういうところで、どういう県になったらいいかとか、小さくても子どもたちが輝いて生きているような町。財政がいっぱいあってもできていないところもありますが、県内の色々な動きの中で、どういうふうに活動しているかみたいなところを子どもたちに見てもらって、「うちはこういう工夫をしているよね」、「県はどういうふうに考えているんだろう?」みたいな。やはり将来の神奈川を担っていく子どもたちがこういうふうになったらいいなと思えるものを一つテーマとして県に出してもらう。それに対して表彰やバトルではないですけど、僕らが行っているモニタリングのように、頑張っているところに実際に出てもらって、学校でどういうふうな取組みをしているかとか、インクルーシブ推進校でも分けたりしているところも多いので、子どもたちがどんな教育の中で育ってきているか、一方でどういう課題を抱えて生きているか、そういう二つくらいのテーマがあって、それに対して県や僕らから答えるみたいなことをやっても楽しいのではないかなと。
橋本、相模原だと、「ぼくらのまちOh!」というのが総合学習からできて、CDを発売しているんです。僕もしょっちゅう聞いています。相模原ではそういったことを子どもたちがやるので、親も先生もいろんな人が来て入れないぐらいいたりするんですよね。やっぱりすごく力があるので。子どもたちが興味を持って、市区町村とかが違っても繋がっていこうみたいな施策ができたらいいのかなと思います。以上です。

(大原座長)
ありがとうございます。
時間的にそろそろ決めないといけないところではありますが、今のところ、皆さんからいただいた意見で集中していたのは、具体的にどういった対象物でやるかは別として、子ども目線でユニバーサルデザインやバリアフリーを考える、というあたりが、切り口として出ているのかなと思います。次に対象として何をテーマにするかということについては、今まで出てきたものでいうと、一つは交通機関ですね。例えば子ども目線で交通や駅を考えるとか。もともとのテーマの案でいうと、子どもども目線で買い物や商店街を考えるとか、そういうようなことがあるのかなと思います。
それから学校の問題を正面から扱えるかどうかちょっと分からないですが、対象物の一つとして、自分たちの通っている学校で、もっといろんな子たちと一緒に学ぶにはどうしたらいいかというインクルーシブ教育の話も少し入れるとかはできそうかなと思います。子ども目線でバリアフリーを考えるということだと、こういう題材は入れておかなくてはいけないというようなことは何かありますか。

(和久井委員)
事前準備とか色々な問題もあるので、子どもにどこからスタートさせるかというのは難しいとは思いますが、やはり私は、さっきから気になっている県民ニーズ調査の結果、確かに何%ずつかはよくなっていますけど、あの結果は県民として悲しい。それをまず子どもたちに直面していただいて、自分たちの住む神奈川県をどうよりよくしていけるかというようなことから考えてもらったらすごくいいかなと思います。

(大原座長)
今の話は、子どもからいろいろな提案をもらうとか、関根委員のおっしゃったアイデアコンテストというようなことにも繋がっていくかなというふうに思います。また、子どもたちが一体どう思っているのか、どう感じているのかということを、そこで生の意見を言ってもらうというのはあるかなと思います。
フォーラムということで言うと、この県民会議のメンバーの中で子ども中心の様々な活動をされている方もいらっしゃいますし、それから事業者さんの立場で言うと、子どもの利用ということについてどんな取組みをしているのかを報告してもらうというのはあると思うし、ですから県民会議のメンバーが子ども目線でバリアフリー考えるという大きなテーマの中で、色々と発信できることはあるかなと思います。難しいのは、今提案いただいているように、子どもがどういうふうにそこに関わるか、参加するというプログラムを考えないといけないな、というところですね。

(吉富委員)
この場でそういう大きなテーマは決めて、あとの手段や中身については検討委員会を立ち上げてそこで決めた方が話は早いのかなと思うのですが、今考えたこととしては、「子ども」というふうに決めてしまうのではなく、「未来へのバリアフリー」というテーマにすれば、今バリアを感じている子どもが、ちょっと言いたいことがあるというふうに相談にきてくれるだろうし、障害でもいろんな障害があるじゃないですか。心の障害を抱えている子、今本当に不登校の子も多いので、NPOの代表で、365日24時間いつでも、夜中でも来ていい、子どものSOSをいつも受け止めたいという方もいるので、そういう役割の方、いろんなところで活躍していてバリアを感じている方たちにお話していただいて、未来へ飛び立つ子どもたちにどういうバリアがあるかを話し合うというのもあるかなと思います。

(大原座長)
ありがとうございます。未来を担う子どもたちと、未来の神奈川のバリアフリーを考えるというようなことでしょうか。

(和久井委員)
吉富委員の意見に賛成で、分科会みたいなもので内容は詰めていったらいいと思うのですが、今ここでどんどん決定していっているけど、子どもや学校とどう進めていくかという問題がすごくハードルが高いと思うのですが、大丈夫でしょうか。

(大原座長)
まずはワーキングのような分科会をつくる必要があるかということと、それから子どもをたくさん引き連れてくるために、県内でそういう体制をつくれるか。例えば教育委員会などは協力いただけるかということですね。

(和久井委員)
ここで勝手に決めてしまって、学校側に無理ですと言われたら意味がないかなと思います。

(事務局)
子ども目線というのをテーマというか、基本の軸に据えるのは問題ありません。ただ、学校単位で参加してもらうとかいう話になると、たしかにそれは時間のかかることなので、どういうかたちがいいかというのはこれから議論していただければいいかと思います。
次期県民会議としての任期は3年ありますので、来年度のフォーラムの時にすべてをやるということでなくても、例えば3年目に、ご提案にあったような子どもから何か募集するとか発表してもらうとかいうことをやるというふうにして、それに向けてまずは何をやるかというような考え方もあるかなと思います。実現が難しいこともあるかもしれませんが、時間をかけなければならないことは、こちらも調整をしながらやらせてもらえればと思います。

(大原座長)
はい。できる範囲でやってみましょうというところで進めたらいいかと思います。
1年目でフォーラムのかたちで、今から準備ができる範囲で色々な人の事例や話や、来てくれた子どもたちから、色々なことを浮かび上がらせるというようなことをやって、ひょっとすると次の年に、その具体的なアクションとして、先ほどのアイデアコンテストみたいなものでもいいですが、そういう展開もあると思います。
大きなテーマとしては、子ども目線で見た「未来の神奈川のバリアフリー」を考えましょうということになってくるのかなと思います。テーマとしてちょっとまだ絞りきれていない感じもありますが、すみませんが作業ワーキングチームを作るということで、何人かで検討をしていくということとになるかと思います。

(和久井委員)
3年計画みたいなことになるんですかね。そうすると1年目はそれぞれが発表するブースみたいなものをつくって、子どもは自分が考えたテーマ、企業はこういう取組みをしていますというのを紹介するようなブースにして、お互いを知り合う機会があれば、例えば次の年にどうしようか、というのができていくのではないのかと思います。お互いを知らないのに、いきなりフォーラムで話し合うというのは結構難しいかと思います。

(国分委員)
今ありました、和久井委員のお話はごもっともだなと思っております。
鉄道事業者として、また、JR東日本としましては、皆様すでにご存知のことと思いますけれども、事業者におきましては、各社のホームページの中で、特にバリアリーや福祉の観点からの取組みを公表してございます。そういった中で、具体にこういった取組みがあるというところも含めて、お子様にそういった協力を得る前段としてお話されることもよろしいかなと思っております。
先ほど少しお話しいたしましたが、とある協議会で「こういったものはどうなっていますか。」、「ああしてください、こうしてください」というお話も頂戴するのですが、その度に弊社の取組みとしてホームページの内容をご説明させていただいております。なので、前捌きとして、各事業者がどういった取組みをしているかというのはすでに公表されているところでもありますが、そこをお子様たちに分かりやすく説明するというのも、入口として必要ではないかなというふうに感じました。以上でございます。

(大原座長)
ありがとうございます。
事務局としては、どうでしょうか。進め方として、分科会というかたちで数名有志で中身を検討させてもらうというようなことはいかがでしょうか。

(事務局)
今回、ちょうど期が変わるということもあり、メンバーをどうするかというのは今この場で決めづらいところはあるかと思っています。ですので、6月の県民会議で、今のご意見を事務局の方で噛み砕いた案をご提示していくというかたちでよろしければと思いますがいかがでしょうか。

(和久井委員)
次期県民会議のメンバーはまだ決まっていないのですか。

(事務局)
まだ決まっておりません。公募委員につきましてはまだ選考中でございますし、各団体様からも、現在、推薦を待っている状況になります。

(和久井委員)
6月に分科会のメンバーを決めて11月にフォーラムをやるというのでは、かなりタイトではないでしょうか。

(事務局)
分科会をやる・やらないも含めてになるかと思いますが、場合によっては、例えば個別にご相談をさせていただくですとか、そういった場面は出てくるかと思います。
例年、フェスタをやっていた時は、第1回目の実行委員会を6月頃に開き、それで11月にイベント開催ということでやっておりました。フェスタは割と定例的だったというところはありますが、そういったスケジュール感でやっておりましたので、場合によっては6月からスタートでも間に合わなくはないかなと考えております。
先ほど課長から申し上げましたとおり、一旦は事務局の方で、今いただいたご意見をまとめさせていただいて、6月の県民会議で詳細や具体的な案を出させていただければと思っております。以上です。

(和久井委員)
分かりました。ありがとうございます。

(猿渡委員)
次期メンバーがどうなるかは分からないですが、ある程度早く子どもとの接点を持たせていただいて、話を詰められるようなかたちにしていただければありがたいと思います。以上です。

(大原座長)
ありがとうございます。
次回の会議は6月開催の予定ですが、もう少し早めることはできそうですか。

(事務局)
なるべく早くというご要望だとは思いますが、今回の会議から間隔が短くなってしまうというのと、県の人事異動の関係もあり5月開催はなかなか難しいということで、現時点では6月開催予定ということにさせていただいています。

(大原座長)
分かりました。
任期が4月からということであれば、メンバーが決まった段階で、第1回目の会議開催に先行してしまいますが、分科会メンバーとしてお手伝いしていただける方がいないか呼びかけていただいたらどうでしょうか。人選は、私や吉富委員が事務局と相談して決めるというようなかたちでいいと思いますので。6月スタートでは少し心配ですよね。

(事務局)
ありがとうございます。そうしましたら、座長とも相談させていただきながら進められればと思います。
一点、ワーキングや分科会というようなものを設置することになった場合、大変申し訳ないのですが、県の方で来年度そのための予算を用意しておりませんので、メンバーの方への謝金のお支払いは難しいというところは、あらかじめご承知おきいただければと思います。以上です。

(大原座長)
ありがとうございます。そういう条件での呼びかけということですね。
それでは、繰り返しになってしまいますが、テーマとしては、「子ども目線で考える」ということと、「未来の神奈川のバリアフリー」という大きなテーマの中でやっていくということとしたいと思います。
ここで休憩の予定でしたが、皆様がよろしければこのまま続けさせていただきたいと思います。それでは報告事項について、事務局から説明をお願いします。

<事務局より資料の説明>

(大原座長)
それでは、順番に更新事例の簡単なご説明をお願いします。始めに、かながわ住まいまちづくり協会様、お願いいたします。

(三瓶委員)
かながわ住まいまちづくり協会の三瓶でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私どもの協会の取組み事例につきましては、区分としては昨年も同様だったかと思いますけれども、「バリアフリー教育の充実」、それから「条例適合率・遵守率向上に向けた取組み」ということで、事例の内容をお伝えいたします。
一つめは、高齢者向け住宅改造施工業者登録更新講習会の開催です。こちらは、当協会主催の研修会を受講していただきまして、一定の要件満たした施工業者の担当者を登録し、その登録情報を各市町村の住宅改造の相談窓口またはインターネットなどで公開しております。登録後も、継続的にスキルアップ講習会や更新講習会などをしております。今年度はちょっと遅れてしまいまして、実は令和7年度分をまだ行っておりません。日にちは決まったのですが、ぎりぎりで、令和8年3月26日となっております。こちらは私どもの協会も入っております、神奈川県建設会館の2階で行われます。
次に、公共・公益施設のバリアフリーの推進ですけれども、こちらは不特定多数の利用者がある既存公益施設について、神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例に準拠したバリアフリー化を促進するため、県の地域福祉課様から委託を受けて、施設管理者に対して改修方法に関する助言をする、バリアブリーアドバイザーの派遣等を実施しております。アドバイザーにつきましては、一級建築士と、実際に車椅子を利用されている当事者の方にお願いしております。今年度は、藤沢市総合市民図書館のほか2施設を対象に実施しております。以上となっております。

(大原座長)
ありがとうございました。続いて、タクシー協会様、お願いいたします。

(久保田様)
神奈川県タクシー協会の久保田と申します。貴重なお時間をいただきありがとうございます。
タクシー協会では、交通バリアフリー教室の開催をしておりまして、関東運輸局神奈川運輸支局の主催であったり、横浜市様と一緒にやることもございます。小学校から神奈川運輸支局の方に依頼がありまして、ジャパンタクシーなどの福祉車両を各小学校の校庭などにお持ちしまして、児童の皆様に、車両のスロープで車椅子を押していただいたり、乗っていただいたりという体験をさせていただいております。令和7年度には11の小学校から依頼がございまして、大体、午前中の3時間で開催させていただいております。
それから、UDタクシーの導入ということで、令和7年3月末現在、2570台を導入しています。また、現在、横浜駅東口にUDタクシー専用待機レーン、新川崎駅にUDタクシー専用乗り場を設置しております。以上でございます。

(大原座長)
ありがとうございます。続いてJR東日本様、お願いいたします。

(国分委員)
JR東日本横浜支社でございます。
資料17ページの事例13番となります。弊社で実践している取組み事例につきまして、区分の1から3について取り組んでございます。
まず、「バリアフリー教育の充実」でございますが、社員に対する教育ということで、様々な取り組みを実施してございます。その中の一つで、サービス介助士の資格取得というところについて、こちらは全社員取得を目指して進めております。ホスピタリティ向上のためというところをまず基本に、全社員の意識向上を含め対応しているところでございます。
また、「多様な人が住まう『街』への気づきと理解」、「安心して暮らし、出かけられる『街』の実現を目指して」というところでございますが、駅各所でエレベーターの整備を始め、段差解消に努めてございます。事例を記載させていただいておりますが、近年では南武線の稲田堤駅の橋上駅舎化、こちらについては自治体様と協力しての取組みでございます。その他、相模線の社家駅のエレベーター、また南武支線、尻手支線とも言いますが、こちらの浜川崎駅のスロープを整備し、供用開始となってございます。その他、多機能トイレでは、相模線の宮山駅での整備でございます。
2つ目の項目ですが、ホームのところでは、列車非常停止警報装置、柱などに取り付けている黄色いボタンですね。万が一、何かあった時にお客様にもご利用いただくものですが、そういったものの整備。また、転落検知マット、内包線付き点状ブロック、ホームドアなどの安全設備の整備を進めてございます。ホームドアにつきましては、2026年2月で根岸線、横浜線の全ての駅に整備しておりまして、使用開始されているところでございます。
次に、社員による誘導案内の強化、接遇の向上といったソフト面につきましても、声かけサポート運動、こちらは鉄道事業者の社員がお声掛けを行うだけでなく、お客様同士色々な目線でお声掛けをしてサポートしていきましょうという、すべての方の意識の向上の運動です。また、プラットフォームの事故ゼロ運動等も各社局と共同で実施しているところでございます。
最後に合意的配慮の部分でございますが、こういったところにつきましては、身体の不自由な方の皆様と意見交換をする場を用いて、相互理解の向上に努めていくといった取り組み、こちらは少し限定された地域的な部分もございますが、対応を図っているところでございます。JR東日本横浜支社からは以上となります。

(大原座長)
ありがとうございます。それでは、神奈川県からお願いします。

(事務局)
神奈川県からは、福祉のまちづくり研修会の開催についてです。資料の26ページ、事例22になります。
こちらの研修会は、建築関係者の方や施設管理者等を対象に、福祉のまちづくりやバリアフリー、ユニバーサルデザイン等に対する理解を深めることを目的として、平成19年度から県、横浜市、川崎市で持ち回りで企画運営を行っている研修会でございます。今年度は、令和7年12月10日に横浜市役所で開催いたしまして、21名の方にご参加をいただきました。テーマとしましては、「共生社会の実現に向けたまちづくり」といたしまして、東洋大学の川内先生より合理的配慮の提供と環境の整備について、横浜市みどり環境局公園緑地事業課より小柴自然公園における当事者参画について、神奈川県地域福祉課よりカラーバリアフリーについて、スライド等を用いた講義、質疑応答を行いました。来年度につきましては、川崎市さんが主催で開催をする予定となっています。以上になります。

(大原座長)
ありがとうございました。ご質問などはよろしいでしょうか。
続いて報告事項についてです。今年度で最後になってしまったのかな、今後復活する可能性もあるかもしれませんが、バリアフリーフェスタかながわ2025の開催結果についてということです。今年度の開催で一度区切りをつけることになりましたが、無事イベントとしては達成できたということですので、資料について事務局から説明をお願いします。

<事務局より資料の説明>

(大原座長)
ありがとうございました。特にご意見などはよろしいでしょうか。
事務局より報告のありました県民ニーズ調査の結果については、引き続きこの数値を上げていくようなことも考えていきたいと思います。それでは今日の議論はこれで終わりになりますが、第七期が3月末で任期満了となりますので、会議としては今日が最後ということです。現在、委員の改選を行っているそうで、大きな入れ替わりはない予定ですが委員交代もあるということで、特に公募委員については新たに募集を行って選考するということになっているということです。退任される委員の方でご挨拶いただける方がいらっしゃったら、ぜひお願いします。

(和久井委員)
和久井です。これからの企画、楽しそうなので、今後は委員ではないですが、もちろん今もこの委員をお金目当てでは来ていなくて、報酬なんていらないので分科会に小耳で参加できるようになったらうれしいなと思っています。ありがとうございました。

(大原座長)
ありがとうございました。今日は少し人数が少ないので寂しいですが、他の方は大体、また次期もということになるとは思います。引き続きお手伝いいただければありがたいなと思います。それでは、本日の第29回目神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議、第7期最後の会議でしたが、これにて閉会したいと思います。皆様、これまでご協力いただきまして、どうもありがとうございました。事務局にお返しします。

(事務局)
皆様、本日はありがとうございました。改めまして、第七期委員の皆様におかれましては、本県のバリアフリーの街づくりの推進にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。これをもちまして、第29回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を閉会させていただきます。本日はご多忙の中、ご出席いただきありがとうございました。

 

<書面参加委員の意見>
・第8期県民会議の取組の方向性について

(河原委員)
県民の意見の収集についても取り組んだ方がいいと思う。

・令和8年度の普及啓発活動の検討について

(河原委員)
テーマは「災害時におけるバリアフリー」がいいと思う。当日参加できなかった人のために、録画したものを配信することも考えたらどうかと思う。

・その他報告事項について

(河原委員)
県民ニーズ調査の結果、バリアフリーが進んでいると思わないという回答が65.5%だったが、具体的にどういうところが進んでいないと思うのかさらに詳しく聞くことができれば、今後の活動の参考にすることができるのではないかと思った。

会議資料

資料1_第8期県民会議の取組みの方向性について(ワード:46KB)

資料2_県民会議における普及啓発活動の検討について(ワード:360KB)

報告資料1_提案内容の実践及び先進事例について(ワード:298KB)

報告資料2_バリアフリーフェスタかながわ2025の実施結果について(ワード:26KB)

参考資料1_バリアフリーフェスタかながわ2025来場者アンケート(ワード:46KB)

参考資料2_バリアフリーフェスタかながわ2025実行委員アンケート(ワード:36KB)

報告資料3_県民ニーズ調査の結果について(ワード:333KB)

 

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