おさかな図鑑(マダコ)

掲載日:2020年3月30日

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まだこ

分布、生態

 北海道を除く日本沿岸全域の岩礁や砂泥に棲息しています。神奈川県では沿岸域の岩礁地帯や砂泥域に多く分布しています。
 貝類、甲殻類を主な餌とし、特に、イセエビやアワビ類などの高級品を好みます。
 マダコの寿命は1~3年で、主な産卵期は春(4、5月)と夏(9、10月)とされています。
 岩の穴、隙間で、房状の卵を産み付けて、ふ化するまでの1か月間は雌の親ダコが卵を守ります。ふ化後に親ダコは死んでしまいます。仔ダコは約1か月浮遊生活を送り、その後に着底します。

神奈川県の漁獲方法

  • たこつぼ(岩場の穴や隙間等の狭い場所に隠れる性質を利用し、海底につぼを設置して、タコが入るのを待って獲る漁法)

神奈川県の漁獲状況

 マダコは資源の変動が大きく、年によって大発生して豊漁になることがあります。浮遊期の生残
数が資源変動に影響を与えると考えられています。神奈川県では近年、150トン前後の漁獲量となっています。

水産技術センターの取組

 漁業者が進めるブランド化を支援しました。今では「佐島の地ダコ」としてかながわブランドや神奈川の名産100選で選ばれただけでなく、全国的にも有名です。

豆知識など

 水族館などの飼育環境下では道具を扱うなどの学習能力を持ち、地球上に存在する無脊椎動物の中では最も高い知能を持つといわれています。
 「たこつぼ」の中にも産卵するので、漁業者は「たこつぼ」を産卵礁として増殖する取組も試みています。