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更新日:2024年12月24日
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WHOの専門家のネットワークである健康な高齢化に関するクリニカルコンソーシアム及び国内外の専門家との会合について
県は、WHOの専門家のネットワークである「健康な高齢化に関するクリニカルコンソーシアム」に参加するとともに、国内外の専門家による会合を開催し、未病に関する情報発信や議論を行っています。
11月18日(水曜)、19日(木曜)の2日間に渡り、オンラインにてWHOの専門家会合「健康な高齢化に関するクリニカルコンソーシアム」が開催されました。
WHO本部・地域事務所をはじめ、各国の大学・研究機関等の専門家約80名が参加し、WHOが推進する「高齢者のための統合ケア」(通称ICOPE。高齢者の心身の機能低下を早期に発見し、介護予防につなげる仕組み)に関する報告や個人の心身の能力を全て合わせた「内在的能力」の測定方法等について議論が行われました。
また、会合冒頭では黒岩知事が未病の概念やヘルスケア・ニューフロンティア政策について、スライドを用いて発表しました。
11月21日(木曜)、22日(金曜)の2日間に渡り、スイス・ジュネーブのWHO本部にて、WHOの専門家会合「健康な高齢化に関するクリニカルコンソーシアム」が開催されました。
WHOが推進する「高齢者のための統合ケア(ICOPE)」を中心に議論が行われ、県からは、現在作成を進めている「未病指標」について報告を行いました。
11月13日(水曜)、「ME-BYOサミット神奈川2019」において、WHOクリニカルコンソーシアム連携シンポジウムを開催し、「未病の指標化」について、WHOをはじめ国内外の専門家により議論を行いました。
ME-BYOサミット神奈川2019では、個人の現在の未病の状態や将来の疾病リスクを数値で見える化する「未病指標」のモデルを発表しました。今後、来年3月を目途に、県民の皆さんがこの指標を利用できるようにし、自身の健康状態を見える化することによって、健康増進、未病改善に活かしてもらうことを目的としています。
12月12日(火曜)、13日(水曜)の2日間にわたり、スイス・ジュネーブ市内において、WHOが策定を進めている「高齢者のための統合ケア(ICOPE)」に関する説明・議論が行われました。WHO及び国内外の専門家が参加した本会合では、10月に県が横浜市内で開催したWHO専門家会合の結果も共有されました。また、WHOが目指す「ヘルシーエイジング(健康な高齢化)」の実現に重要な「内在的能力(身体的能力及び精神的能力)」を検査した上で評価・管理を行う手順である「ケア・パスウェイ」の詳細について専門的な議論も行われました。ケア・パスウェイの中には、10月の専門家会合での議論を踏まえ、未病の改善に重要な要素の一つである社会参加が盛り込まれました。
10月11日(木曜)横浜市内で、本県が構築を進める未病指標やWHOが目指す「ヘルシーエイジング(健康な高齢化)」の実現に重要な「内在的能力※」の評価等について、WHO及び国内外の専門家とともに議論しました。
※「内在的能力」とは、個人のあらゆる身体的、精神的能力をあわせたもので、運動能力、認知能力、感覚能力、心理的能力、活力の5つの領域に分類される。
10月19日(木曜)横浜市内で、WHO及び国内外の専門家と共に、本県の未病(ME-BYO)コンセプトとWHOの「ヘルシーエイジング」※との共通する基本的な方向性及び内容等について議論しました。これを踏まえ、WHOが目指す、内在的能力(心身の能力)の評価基準を構築する取組みと、未病の状態や将来のリスクを示す未病指標の連携を目指します。
※ヘルシーエイジング:高齢者が「単に病気ではない」だけではなく、各々が満足できる生活を送れるようにすること。
10月に開催された「ME-BYOサミット神奈川2016」における専門家会合「ME-BYOワークショップ」に、WHOの高齢化部局(エイジング・アンド・ライフコース部)技術専門官のダイアン・ウー氏を招聘し、高齢化対策の取り組みについて議論しました。
WHOと県の高齢化に対する取組みを紹介するほか、専門家によるパネルディスカッションを行い、それぞれの知見を共有しました。
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