更新日:2026年10月13日

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かにゃさんぽ(NPO法人ドリームプレイウッズ)

綾瀬市の「NPO法人ドリームプレイウッズ」を取材した「かにゃさんぽ」の記事です。

「ケガと弁当は自分持ち」~子どもたちがたくましく生き抜く力を育む森~

2026年8月26日 水曜日

かにゃお

今日は、綾瀬市で、ほかとはちょっと違う、そんな遊び場を管理している「NPO法人ドリームプレイウッズ」理事長の澁谷さんと副理事長の藤嶋さんにお話を伺ったにゃ!

ドリームプレイウッズ入口

『「ドリームプレイウッズ」にお邪魔しました!』

「ドリームプレイウッズ」を始めたきっかけを教えてにゃ!

都心のベッドタウンとして人口が増加し始めたころ、公園や道路での子どもの外遊びが、騒音や安全などの問題から規制されはじめ、また、テレビゲームの出現で、ますます子どもが外で遊ぶ機会がなくなりました。 そんなころ、私(澁谷理事長)が平成3年に社会教育委員として子どもたちの育成に深くかかわることとなり、子どもが思い切り遊べる場所探しを開始しました。紹介いただいた場所はいくつかありましたが、危険すぎず、ちょうどいい場所となるとなかなか難しかったです。

平成10年に当時の文部省の中央教育審議会の答申が出され「子どもたちが自由に冒険できる遊び場作り」の必要性が提言されたことも後押しとなり、やっと平成13年に今の場所に出会えました。ちょうど10年かかりました。

ただ、土地の整備は大変でした。譲り受けた時は残置物が多く、4トントラック5台分ものゴミを処分しました。さらに、子どもたちが裸足で遊んでケガをしないように、ボランティアの大人たちが一列になって膝をつき、前進しながら膝元のガラスを取り除く、そんな作業も徹底的に行いました。

ドリームプレイウッズの入口の看板

『森の入り口にはこんな看板が・・・』

「ケガと弁当は自分持ち」ってどういうこと?

ここでは子どもたちに自分の好きなように自由に遊んでもらいます。ただし、自由には責任が伴う。子ども自身が好きなように行動した結果、転んだりして痛い思いをした時、転ばないようにするにはどうしたらいいか、自分で考え、工夫して学んで、再チャレンジしていく。

将来、社会に出て生き抜くための力を、ここで自由に遊びながら、子どもたちにつかんでもらいたいと思っています。だから、「ケガと弁当は自分持ち」だよって言っています。

活動の中で大変だったことは?

この森では自由にしていいよ、と言っていますが、時として子どもの行動は私たちの想像を越え、大きく育てて遊具にしようと柵で保護したタケノコをわざわざ足で蹴って折ってみたり、花梨の木をいきなりのこぎりで切ろうとしたり…。

それでも、ここでは自由と言っている手前、それはダメだよとも言えず、こちらも随分と工夫して対策しました。

良かったこと、嬉しかったことはどんなこと?

25年運営している中で、子どもたちの成長を見れることですね。小さい頃遊びに来ていた子どもたちが、大人になって、また子どもたちを連れてきてくれるというのは、すごく嬉しいです。

昔ここでかなりやんちゃに遊んでいた子どもたちが、一昨年のリニューアル工事の際に各々別会社から工事担当者として訪れて、立派な仕事ぶり見せてくれたり、ここを卒業してから偶然街で会った際に、「ウッズのおやぶん」と当時の呼び名で呼ばれたりする時も、本当に嬉しいですね。

ドリームプレイウッズの様子

『バンジーネットで遊ぶ子どもたち。張られたネットに向かって、自分の好きな高さから飛びおります。』

たくさんある遊具は、全部手作り?

ここの遊具は手作りで、すべて子どもたちの発想から作っています。

例えば、支柱となる竹に網目状のロープを張った「バンジーネット」という遊具があり、ロープを調節することにより、体重100キロ以上の大人が飛びおりても地面についたりしません。

また、高い位置にぶら下がって、遊ぶ「塔」という遊具があります。

「塔」ができる前は、園内の木に、ロープを吊るし、子どもたちがぶら下がって遊んでいたところ、子どもたちからは、「さらに高い場所からぶらさがりたい」と言うので、さらに高い位置でぶら下がることができる「塔」を作成しました。この塔には階段があり、ぶら下がった時に怪我しないような工夫を講じています。

さらに、木と木をロープで結び、その間を滑り降りる、いわゆる「ターザンロープ」のような遊具もあります。

この遊具も、子どもたちの発想を元に、怪我防止策を講じています。ゴール付近に、傾斜をつけ、身長が低い子どもはそのままゴールし、身長が高い子どもはゴールの手前で着地できるようになっています。身長の大きい・小さいにかかわらず、誰もが楽しく遊べて、かつ、怪我を防止できるように工夫しました。

述べたのは一例にすぎませんが、すべての遊具で、大きなケガや事故が起きないように、かつ子どもにとって少しスリルを感じられるように、計算しています。

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『ロープで遊ぶ子どもたち。左奥に木の枝につかまって滑り降りるロープがあります。』

一年間の中で、どんなイベントがあるの?

春は「タケノコ祭り」。竹筒で炊いたタケノコご飯のおにぎり、みそ汁、煮物などを参加者にふるまいます。

夏は「ハマラカ祭」。ここの竹で作った流しそうめんと森の上にある畑で収穫したジャガイモを使った料理を楽しみます。

それから「ウッズキャンプ」。子どもたちがここにテントを張って宿泊します。夕食にカレーを作ったり、キャンプファイヤーをしたり、普段とは違う体験をします。

そのほか「収穫祭」「門松作り」「餅つき大会」など、一年を通して季節ごとにイベントがあります。

以上は、市の指定管理事業ですが、自主事業として、バスで富士山こどもの国へ子どもたちを連れていく「バス研修」があります。これは、以前、県のNPO組織基盤づくり補助金を活用させてもらいました。

「綾瀬市子どもドリームプレイウッズ」になって何か変わったことは?

指定管理者になったことで、園内の安全設備や事務所が整備されました。雨が降った時や泥だらけになった時、以前は寒い冬でもホースの水で、子どもたちは震えながら泥を落としていました。それが今は事務所入ってすぐのところに、広くてきれいなにシャワー室ができました。

また、2階はホールになっていて、雨の日は子どもたちがここで遊べるようになりました。非常にありがたいと感じています。

事務所の2階のホール

『事務所2階のホール。子どもたちが走り回れるくらい広くてきれいです。』

最後に、今後どのように活動するのか教えてにゃ!

市の指定管理者となり、設備面で非常に充実した半面、今までよりも少し制約が多くなってきているようには思います。

ただ、もともとのコンセプト「自由に遊べるけれど、ケガと弁当は自分持ち」という、その基本理念は大切にして、今後も継続していきたいと思っています。

 

澁谷さんと藤嶋さんとかにゃお

『澁谷さん、藤嶋さんとかにゃお』

かにゃお

澁谷さん、藤嶋さん、ありがとうございました!

Instagramでは取材や「ドリームプレイウッズ」の様子をまとめた動画もあるので、ぜひチェックしてみてにゃ! 

リール動画(Instagram)

https://www.instagram.com/reel/DebNgYiJQ1E/?utm_source=ig_web_copy_link&xtok=MzRlODBiNWFlZA==&srtk=MzRlODBiNWFlZA==

活動や寄附についてのお問合せ先

NPO法人ドリームプレイウッズ

ホームページ https://www.play-woods.com/

電話  0467-73-7360 (対応可能時間:10時~17時)

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は政策局 政策部NPO協働推進課です。