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初期公開日:2022年10月24日更新日:2023年11月16日

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みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~

 

令和4年10月21日に、神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~を公布しました。

条例については、障がい当事者から「文章が難しくて分からない」「要約されたものではなく、条文をしっかりと読みたい」といったご意見が寄せられたことから、県では障がい当事者を中心としたワーキンググループを設置し、「みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~」を作成しました。

題名の「みんなで読める」には、障がいのある当事者同士で集まって読んだり、一人で読むのが難しくても支援者などと一緒に読んだり、分からないことを聞いたりしてほしいという思いも込めました。是非ご活用ください。

冊子版

みんなで読める神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~の表紙

みんなで読める神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~(PDF:7,101KB)

(注釈)音声コードはスマートフォンのUni-Voice(ユニボイス)アプリで読み取ることで、内容を音声で確認することができます。

 

みんなで読める神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~ テキスト版(テキスト:26KB)

 

 

 

 

手話版

点字版をご希望の方へ

「みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~」の点字版をご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

一緒に考えたメンバー

 小西勉氏、猿渡達明氏、下条章子氏、冨田祐氏、内藤則義氏、奈良﨑真弓氏

 又村あおい氏、髙野元氏

 

ワーキンググループの様子1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年8月から10月までの間、7回のワーキンググループを開催しました。

必要に応じて、プロジェクターやホワイトボードなどを使って、どのような言葉を使うと「みんなで読める」かを話し合いました。

ワーキンググループの様子2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この」といった指示語や、「多くの」といった修飾語は障がいのある当事者にとって分かりにくいので、そういった言葉をできるだけ使わないで言い換えを考えました。

一方で、「社会的障壁」や「合理的な配慮」など、障がいのある当事者にも知っておいてほしい言葉は言い換えはしないで、言葉の意味を説明しました。

一緒に考えたメンバーの感想

本当に、みんなの力があって、こういうものができました。(小西勉さん)

障がいのない人にも、当事者(本人)目線を分かってもらおうと、言葉が独り歩きしないように意味を持たせ、言い換えを考え、議論したことが、まさしく当事者活動だと思いました。(猿渡達明さん)

別の障がい種別の方と関わることが少ないので、新しい気付きがあって楽しかったです。(下条章子さん)

条例は難しいので分かりやすいものを作ってほしいと、周りの仲間や職員の方からも言われていたので、皆さんに報告ができて、やりがいを感じました。(冨田祐さん)

何回も何回も、言葉を推敲して作りました。(内藤則義さん)

言葉の意味を分かりやすく伝えることは大変です。条例だけではなく、いろいろなわかりやすいものを、これから作りたいと思います。(奈良﨑真弓さん)

条例の「みんなで読める」版をつくる話し合いは、毎回が「分かりやすさ」に関する発見の連続でした!ぜひたくさんの人に読んでいただければと思います。(又村あおいさん)

参考:令和4年10月24日発行版

最新版は冊子版(PDF:7,101KB)をご利用ください

「みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~(ルビ・音声コード付き)」(PDF:7,167KB)

「みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~ (ルビ付き・音声コードなし)」(PDF:1,290KB)

「みんなで読める 神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例 ~ともに生きる社会を目指して~」(テキスト:22KB)

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