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更新日:2025年11月7日
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みなさんの周りに、困っている人、悩んでいる人がいたら…



DVやストーカーで困っている、悩んでいる方が周りにいたら
「あなたは悪くないよ」と声をかけて、話をありのままに受け止めてください。
「相手の言い分も聞いてみなくては…」とか、
「殴るからにはそれなりの理由が…」という言葉や態度は、
被害を受けた方を傷つけるだけではなく、
勇気を出して始めた相談を止めてしまう原因にもなります。
心からの励ましやDV・ストーカーについての
支援・相談機関の情報を教えてあげるなどの支援活動は、
悩んでいる方にとって大きな力となります。
しかし、緊急の場合は個人で解決しようとせず、
相談機関や警察署に、相談するよう伝えてあげてください。
DV・ストーカーの被害は、秘密が加害者に漏れると危険です。
聞いた内容は他の人には話さないように気をつけましょう。
これまで日本では、家庭内やパートナーとの争い事は、
「迷惑をかけたくない」、「身内の恥」という意識が働き、
外に向かって助けを求めることはあまりありませんでした。
また、周囲の人も身体に暴力の痕跡を目にしても、
「自転車で転んだ」などと本人が説明していれば、
それ以上立ち入るのを避けてきました。
こうしたことから、DV防止法では、
暴力を受けている人を発見した人は
配偶者暴力相談支援センターや警察に通報するよう呼び掛けています。
これは社会の協力により、被害者を早期に保護するためです。
この法律では、
医師や医療関係者も、配偶者暴力相談支援センターや
警察に通報することができることになっていますが、
被害者の意思を尊重するよう努めることとなっています。
けがをした場合は、安心して医師の診断を受けるよう勧めてください。
また、つきまといや待ち伏せ、執拗な電話やメッセージ、
SNSへの嫌がらせの書き込み、
承諾を得ないで所持する物にGPS機器等を取り付ける行為や、
GPS機器等の位置情報を無断で取得する行為は
ストーカー規制法の対象になっています。
ストーカー規制法では、
ストーカー行為等が行われている場合、
その地域に住んでいる人には、ストーカー行為等の
被害者に対する援助を呼び掛けています。
DVやストーカーは社会全体で解決すべき問題です。
「みんなで”あなた”を守る!」という気持ちが重要です。
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。